【つっぱり棒の収納・インテリア】のせる・置く・仕切る編【つっぱり棒の収納・インテリア】のせる・置く・仕切る編

日々進化を続ける「つっぱり棒」は種類も多数。用途に合わせて選べば、使い方はもっと広がります。150本以上ものつっぱり棒を駆使している、つっぱり棒博士・竹内香予子さん宅のアイデアをテーマ別に詳しく解説！ここでは、つっぱり棒を活用して、ものをのせたり、仕切りにする活用術をご紹介します。

【つっぱり棒の収納・インテリア】のせる・置く・仕切る編

つっぱり棒で“のせる・置く” 6つのアイデア
つっぱり棒で“仕切る” 3つのアイデア
つっぱり式の耐震ポールの正しい使い方
教えてくれたつっぱり棒博士・竹内香予子さん profile

つっぱり棒で“のせる・置く”
6つのアイデア

＜アイデア１＞
光が届く窓際を
室内ガーデンに

日当たりのよいリビングの窓際に多数のつっぱり棒＆補助具を駆使して棚を作り、室内ガーデニングを楽しむ竹内さん。小ぶりの多肉植物は、「LABRICO」のつっぱり補助具で作った棚に並べて。グリーンショップのようなディスプレイが、部屋のポイントになります。

「LABRICO」のつっぱり補助具。

＜アイデア２＞
つっぱり補助具で
おしゃれな飾り棚が

ペイントした2本の木材を、アイデア１と同じつっぱり補助具を使ってつっぱり、はしご状に板を渡せばおしゃれなラダーラックの出来上がり。奥行き9cmほどの板を使用しているため場所を取らず、圧迫感を感じさせない仕上がりです。飾る雑貨は季節やそのときの気分でチェンジ。

＜アイデア 3＞
洗面所のシンク下に
収納スペースが出現！

収納棚のない洗面所のシンク下に、スリム型のつっぱり棒とかごで棚作り。設置のポイントは、つっぱり棒を前後2本、高さを変えて取り付けること。かごが手前に傾くので、中のものがひと目でわかり、取り出しやすくなります。湿気がこもらず、掃除しやすいのもメリット。

＜アイデア 4＞
壁の薄いくぼみを
つっぱりで収納場所に

ベッドルームの壁の薄いくぼみを収納スペースに活用。木材に補助具をつけて縦につっぱり、板を渡せば棚が完成。収納ボックスが収まるように木材は壁から離して設置し、奥行きを確保して。ボックスにはベッドリネンやパジャマ類を、最上段には布団乾燥機を収納。

アイデア１、２と同じつっぱり補助具のグリーン。きれいな色が部屋のアクセントに。

＜アイデア 5＞
枕元の収納問題も
つっぱり棒で楽々解決

目覚まし時計やスマホ、読みかけの本などの置き場として、あるとうれしい枕元のテーブル。つっぱり棒＋専用のテーブルを使えば、ベッド際のほんのわずかなすき間に簡単に取り付けることができます。高さを自由に調節できるので、自分好みの位置に取り付けられるのも◎。

別売りのテーブルや棚などを組み合わせてちょっとしたすき間に収納スポットを。

＜アイデア 6＞
引き出し上部のすき間に鍋ぶたを収納

キッチンにある引き出しの上部につっぱり棚を設置して、よく使う鍋ぶたを収納。コンロ下だから、料理中にさっと取り出せるのがポイントです。重いふたを収納したり、引き出しの開け閉めによる振動も多いため、つっぱり棚はしっかりと固定できるジャッキ式を使用。

伸ばした部分も棚になるので、狭いスペースでもたっぷり収納が可能！

つっぱり棒で“仕切る” 3つのアイデア

＜アイデア１＞
ペーパータオルのホルダー代わりに

縦に取り付けたほうがペーパーがカットしやすい。隣にはスパイス類を収納。

つっぱり棒にペーパータオルを通して、浅い引き出しに固定すれば、ペーパーホルダーの出来上がり。引き出しに収めることで見た目がすっきりし、ホコリや汚れがつきにくいのもうれしい。引き出しの空いたスペースには、よく使う調味料やスパイスを収納して。

＜アイデア 2＞
メッシュパネルをパーテーションに

縦に渡したつっぱり棒と専用のメッシュ状パネルを組み合わせて、ひと続きになったリビングとベッドルームを緩やかに仕切って。メッシュパネルにはお気に入りの絵を飾り、専用のトレーや棚をプラスすれば、グリーンや雑貨などをディスプレイすることもできます。

＜アイデア 3＞
極小つっぱり棒が
冷蔵庫の仕切りに活躍

棚のすき間など小さなデッドスペースを収納場所に変えてくれる、短いサイズの極小つっぱり棒は、冷蔵庫内の仕切りとしても大活躍。棚と棚の間に縦に設置すれば、自立しない袋ものの食材などがすっきりと収納できて、取り出しやすくなります。食材の量に応じて仕切りの幅を自由に動かせるのも、つっぱり棒ならではの魅力。

つっぱり式の耐震ポールの正しい使い方

震災時の家具の転倒予防にも、つっぱり棒が役立ちます。正しく取り付けて、防災効果を。

地震時のケガのもとになる家具の転倒を防止するつっぱり式の耐震ポールは、つっぱり棒の機能を活かして家具をしっかりと固定することができる優れもの。ポールは家具が倒れる方向に対して接地面が縦になるよう設置。家具に奥行きのある場合は、できるだけ壁と接する奥側に取り付けると、地震時に家具が持ち上がるのを防げます。