LIFESTYLE

【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】 第2回 ワントーンでアソブ 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】 第2回 ワントーンでアソブ

連載 #吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ

淡い色のコーディネートには、深く濃い色を挿し色に。

これでもか! と、さまざまなピンクの色合わせを楽しんだコーディネート。好きな花である「芍薬」の花びらの重なりを着物で表現してみました。青みがかったピンクと黄みがかったピンクがバランスよく見えるように重ねる順番も考えて。ポイントは半襟に使ったやや深い紫。実は三番目の着物の紫の模様とリンクしています。濃い色が入ることで淡いピンクが引き立ち、全体を軽やかに見せてくれるんです。大人っぽさが加わるのもいいですよね。裾の方には実は結構大胆な色のバラ柄が入っていて。私だけが知っている隠れたアソビです(笑)。

さまざまなピンクの色合わせを楽しんだコーディネート。 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】
好きな花である「芍薬」の花びらの重なりを着物で表現してみました。 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】

着物のように重ねていく色合わせは難しいと思うかもしれませんが、
自分自身の「この色好きセンサー」が発動して選んだものは自然と馴染むもの。
まずは好きな同系色を合わせてみて、どこかに一つ変化球を忘れずに。素材だったり色調だったり、アクセサリーだったり。好きな色に包まれていれば、それだけでウキウキです。


吉田羊さんのフォトエッセイ『ヒツジヒツジ』好評発売中です!

吉田羊さんのフォトエッセイ『ヒツジヒツジ』
普段からアンティーク着物を愛する吉田羊さんが、その装いを日本の四季とともに楽しむ様子を、約9か月にわたり各地で撮影。
スタイリングは、すべてご本人。
春夏秋冬それぞれの季節に合わせた着こなしはもちろん、洋服とのリンクコーデやあの人物へのなりきりコーデ、そして彼女が伝えたい想いなど、盛りだくさんな内容。
吉田羊を解剖する上で欠かせない、着物のおしゃれのすべてが詰まった一冊!
『ヒツジヒツジ』吉田羊/¥2,530(宝島社)

>> 連載 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】 をもっと読む↗

こちらもチェック!


キモノ語り:Yoh Yoshida edit & text:Masaki Takeda(mineO-sha)
photograph:Emiko Tennichi、Yuki Kosuge & Koji Fujii
※人物カットはフォトエッセイ『ヒツジヒツジ』(宝島社)から
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事の画像一覧

  • 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】 第2回 ワントーンでアソブ
  • グラデーションの色合わせは、異素材でハズしを。 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】
  • 白→水色→青とグラデーションで色合わせ。 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】
  • ある春の日にレトロな喫茶店へ。 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】
  • 青空をイメージして、全体を大好きなブルー系に 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】
  • さまざまなピンクの色合わせを楽しんだコーディネート。 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】
  • 好きな花である「芍薬」の花びらの重なりを着物で表現してみました。 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】
この記事の画像一覧を見る
連載 #吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ

Related Article
おすすめ記事

リンネル最新号&付録

  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号

2024年7月号

初夏から晩夏まで着られる
おしゃれ3段活用!

付録
MOOMIN[ムーミン]
リトルミイの刺しゅう入り
きれいに整う 眉毛グルーミングセット

特別価格:1,360円(税込) / 表紙:吉高由里子 /
2024年5月20日(月)発売 ※一部地域では発売日が異なります

VIEW MORE