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【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】 第2回 ワントーンでアソブ 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】 第2回 ワントーンでアソブ

【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】 第2回 ワントーンでアソブ
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連載 #吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ

アンティーク着物を愛する吉田羊さんが、四季折々に着物のおしゃれを楽しむ様子を撮り尽くしたフォトエッセイ『ヒツジヒツジ』(宝島社)を発売。その至極の着こなしの数々から、「着物で遊ぶ」をテーマに切り取ったアソビゴコロあふれる着物語りを12か月に渡って綴っていきます。第2回で遊ぶのは「ワントーン」。

目次
【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】 第2回 ワントーンでアソブ
  1. 同系色で合わせるときは単調にならないように注意して。
  2. グラデーションの色合わせは、異素材でハズしを。
  3. 同系色の中に変化球カラーを忍ばせて。
  4. 淡い色のコーディネートには、深く濃い色を挿し色に。
  5. 吉田羊さんのフォトエッセイ『ヒツジヒツジ』好評発売中です!

こんにちは、吉田羊です。
着物スタイルだからこその「アソビゴコロ」お伝えする連載。
今回はワントーンで楽しむ色合わせがテーマ。
ブルー系同士、オレンジ系同士など、好きな色の仲間であそんでみましょう。

同系色で合わせるときは単調にならないように注意して。

私が好きな色はブルー系。気づくと青や水色、ネイビーばかり手に取っているほど好きです。
同じ仲間同士の色はもちろん相性がよくまとまりやすいですが、単調になりがち。間違えば地味になるので、どこかにアクセントになるようなアソビを忍ばせることが大事なのです。

グラデーションの色合わせは、異素材でハズしを。

グラデーションの色合わせは、異素材でハズしを。 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】

こちらは夏の日に「潮風を感じに行こう!」とコーディネートしました。夏、海ということで好きなブルー系を存分に発揮できる!とばかりに、白→水色→青とグラデーションで色合わせ。テーマを「水」と決めて、帯の柄も帯留めも波がモチーフ。シルバーの波型の帯留めにはよく見るとパールがついています。変化球としては、ビニール素材のクラッチバッグ。異素材でアソビをプラスすることで、全体がピリッと引き締まるんです。何よりスケルトンで涼し気だし、ディテールがとても凝っていて、「マメクロゴウチ」で見つけたときは「これは使える!」と即決でした。

白→水色→青とグラデーションで色合わせ。 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】

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連載 #吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ

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