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【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】 第10回 “バランス”とアソブ 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】 第10回 “バランス”とアソブ

【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】 第10回 “バランス”とアソブ
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連載 #吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ

アンティーク着物を愛する吉田羊さんが、四季折々に着物のおしゃれを楽しむ様子を撮り尽くしたフォトエッセイ『ヒツジヒツジ』(宝島社)を発売。その至極の着こなしの数々から、「着物で遊ぶ」をテーマに切り取ったアソビゴコロあふれる着物語りを12か月にわたって綴っていきます。第10回で遊ぶのは「バランス」。

目次
【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】 第10回 “バランス”とアソブ
  1. キメすぎていないバランスが好き
  2. 和装の美しいバランスの鍵は「丈」
  3. 半衿は重要なバランサー
  4. 主役を絞った引き算コーディネート
  5. 吉田羊さんのフォトエッセイ『ヒツジヒツジ』好評発売中です!

こんにちは、吉田羊です。
着物スタイルだからこその「アソビゴコロ」をお伝えする連載です。
今回のテーマはバランス。
主役の着物に対して、合わせる小物の色柄で足し算引き算。
自分の中で「ここ!」と思えるバランスを、調整するのが楽しいのです。


キメすぎていないバランスが好き

着物でも洋服でも、鏡の前に自分を映しながら、「あーでもない、こーでもない」と、自分がしっくりくる調和を考えることこそ、おしゃれの醍醐味。同じ色味で合わせたり、色調を統一したり、全体に均一なバランスも素敵ですが、私はどこかに「外し」が感じられるコーディネートが好きです。特にアンティーク着物は派手な色柄が多いので、引き算でバランスを取るのが肝。ヤジロベエを思い浮かべながら、「柄が過多になっていないか」「色が偏っていないか」と着物に小物を合わせていく。これも手数の多い着物ならではの楽しみです。

和装の美しいバランスの鍵は「丈」

和装の美しいバランスの鍵は「丈」 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】
基調色は3色以下に絞ることも、バランス調整のマイルール 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】

着物は直線的なシルエットで着るのが美しさの基本。裄丈足らずで腕が見えてしまったり、身丈足らずで足が見えてしまうとバランスを欠いたような印象になってしまいます。

この着物はまさに裄丈が足りなかったのですが、つけ袖をつけることでバランスを取りました。しかも洋装の雰囲気がアクセントに。秋冬は中にタートルネックを着て、袖丈のバランスを調整することもあります。着丈が足りない場合は、下にスカートを合わせたり、いっそ短めに着付けてブーツをはいて、直線的なラインを強調するのも手。

基調色は3色以下に絞ることも、バランス調整のマイルール。このコーディネートはアイスミント、青、白を基調に考えて、帯、バッグ、帯留めを選びました。

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