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【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】 第6回 柄でアソブ 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】 第6回 柄でアソブ

連載 #吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ

タッチの違う絵柄なら柄オン柄もOK。

タッチの違う絵柄なら柄オン柄もOK 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】

「芸術の秋」をテーマに考えたコーディネート。線画と油彩画、タッチの違う絵を組み合わせました。一方はモノクロで平面的、一方はカラフルで立体的な絵柄なので合わせてもしっくり。線画の着物は葉っぱ、油彩画調の帯にはブドウや栗、リンゴなど秋のフルーツが描かれています。耳もとの黒のボールイヤリングもブドウっぽい?と思って合わせました。帯の絵柄が洋画なので、インナーのブラウスやバッグ、ブーツで洋風の要素をプラスして、粋にいつもの立ち飲みへ。

「芸術の秋」をテーマに考えたコーディネート 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】
洋服だと躊躇してしまいがちな柄on柄も、着物だと不思議と挑戦できるもの。着物ってそれだけで非日常のイメージがあるから、思いっきり冒険できるのかもしれません。形のある柄には自ずと意味が生まれます。着物と帯の柄に、その日の気持ちや遊び心をのせて組み合わせるのも面白いもの。例えば薔薇柄=愛+古典柄=普遍的。その心は「変わらぬ愛」、みたいに。

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普段からアンティーク着物を愛する吉田羊さんが、その装いを日本の四季とともに楽しむ様子を、約9か月にわたり各地で撮影。
スタイリングは、すべてご本人。
春夏秋冬それぞれの季節に合わせた着こなしはもちろん、洋服とのリンクコーデやあの人物へのなりきりコーデ、そして彼女が伝えたい想いなど、盛りだくさんな内容。
吉田羊を解剖するうえで欠かせない、着物のおしゃれのすべてが詰まった一冊!
『ヒツジヒツジ』吉田羊/¥2,530(宝島社)

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キモノ語り:Yoh Yoshida edit & text:Masaki Takeda(mineO-sha)
photograph:Emiko Tennichi、Kayoco Asai、Yuki Kosuge & Koji Fujii
※人物カットはフォトエッセイ『ヒツジヒツジ』(宝島社)から
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事の画像一覧

  • 第6回 柄でアソブ 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】
  • 柄の形を「見立てて」楽しむコーディネート 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】
  • 帯は野菊をぎっしり集めた「雪輪」という柄 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】
  • アートを身につける気持ちで着物 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】
  • ロートレックの絵の図柄を思わせる着物 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】
  • 街並みからインスピレーションを得る柄選びも楽しい 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】
  • 手元は皮で編まれたバッグでイメージを統一 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】
  • タッチの違う絵柄なら柄オン柄もOK 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】
  • 「芸術の秋」をテーマに考えたコーディネート 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】
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