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【今見たいアート案内:6月~】 イラスト好き必見! おすすめの美術展4選 【今見たいアート案内:6月~】 イラスト好き必見! おすすめの美術展4選

森本美由紀

さまざまなタイプのイラストやアートワークの展示が開催中。『リンネル』本誌のアート&イベント連載ページを担当している、ライター赤木真弓さんおすすめのアート&イベントを厳選してご紹介します。

目次
【今見たいアート案内:6月~】 イラスト好き必見! おすすめの美術展4選
  1. 伝説のファッション・イラストレーター 森本美由紀展
  2. tupera tupera + 遠藤幹子 しつもんパーク in 彫刻の森美術館
  3. 石黒亜矢子展 ばけものぞろぞろ ばけねこぞろぞろ
  4. 麻生三郎展 三軒茶屋の頃、そしてベン・シャーン

1. 伝説のファッション・イラストレーター 森本美由紀展

■いまなお色褪せない、ファッション・イラストレーション

森本美由紀
左から『VOGUE NIPPON』2006年4月号付録原画 紙・墨・マーカー・ホワイト、ファッション・ブランド「スプンティーノ」のための作品 2004年 紙・墨・マーカー ©Miyuki Morimoto/森本美由紀 作品保存会

ファッションセンスと高いデッサン力を備え、スタイリッシュなイラストを描いたイラストレーターの森本美由紀さん。80年代から近年まで、ファッション・イラストを手がけたほか、ピチカート・ファイヴをはじめとする渋谷系ミュージシャンのアートワーク、映画のパンフレットなどで幅広く活躍。2013年に54歳の若さで急逝した、森本さんの没後10年の節目にあたり、現在、回顧展が開催されています。

森本美由紀
それぞれ、墨によるアートワーク 1990年代 紙・墨 ©Miyuki Morimoto/森本美由紀 作品保存会

本展では193点の原画を、アトリエで発見された貴重な資料とともに展示。初期のカラフルな作品から筆と墨を使ったドローイングへ、進化を続けた30年の軌跡をたどります。

デジタルでイラストを描くことが主流となっている今、墨と筆を使ったアートワークは注目を集めているそう。描きたかったのは服ではなく女の子のなりたいイメージだったという森本さんの、時代を超えたアートワークの魅力を堪能できます。

森本美由紀
左から、ピチカート・ファイヴのCDのための習作 1997年 紙・墨・マーカー、『groovy book review』表紙 1999年 ©Miyuki Morimoto/森本美由紀 作品保存会

『伝説のファッション・イラストレーター 森本美由紀展』

 

開催中~6月25日(日)/弥生美術館/10:00~17:00 ※入館は閉館30分前まで/月曜休館/一般¥1,000/https://www.yayoi-yumeji.museum.jp

2. tupera tupera + 遠藤幹子 しつもんパーク in 彫刻の森美術館

■おしゃべりOKの参加型展覧会

しつもんパーク tuperatupera
展覧会メインビジュアル ⓒtupera tupera

絵本を中心に活動するtupera tupera(ツペラ ツペラ)による絵本『しつもんブック100』(青山出版)。この本をベースに、tupera tuperaと空間デザイナー、建築家の遠藤幹子さんが手がける、100の質問に答えながら美術館をめぐる参加型展覧会。絵本の原画展示のほか、体験型アート作品も楽しめます。

しつもんパーク
左から、展覧会ポスター「しつもん2」 ⓒtupera tupera、展覧会ポスター「しつもん1」 ⓒtupera tupera

『tupera tupera + 遠藤幹子 しつもんパーク in 彫刻の森美術館』

 

開催中~2024年3月31日(日)/彫刻の森美術館/9:00~17:00 ※入館は閉館30分前まで/無休/一般¥1,600/https://www.hakone-oam.or.jp

3. 石黒亜矢子展 ばけものぞろぞろ ばけねこぞろぞろ

■妖怪や化け猫のあやかしの世界

石黒亜矢子
左から、新作《化け猫天邪鬼成敗絵図》とんいち 2023年、新作《化け猫天邪鬼成敗絵図》てんまる 2023年

日本画を想起させる流麗な筆致で、妖怪と化け猫、想像上の生き物を描き出す絵描き、石黒亜矢子さんの初の大規模個展。画業の最初期の妖怪絵をはじめ絵本の原画、描きおろしの新作約20点を含む500点余りを展示。ぬいぐるみ作家・今井昌代さんとの特別展示、雅太郎玩具店による新作も。

石黒亜矢子
≪ねこまたごよみ 睦月≫ 2021年

『石黒亜矢子展 ばけものぞろぞろ ばけねこぞろぞろ』

 

開催中~9月3日(日)/世田谷文学館 /10:00~18:00 ※入場は閉館30分前まで/月曜休館(ただし月曜が祝日の場合は開館し、翌平日休館)/一般¥1,000/https://www.setabun.or.jp

4. 麻生三郎展 三軒茶屋の頃、そしてベン・シャーン

■時代と対峙した創作の軌跡

麻生三郎展
左から、麻生三郎《三軒茶屋》1959年 神奈川県立近代美術館蔵、麻生三郎 福永武彦著『夢みる少年の昼と夜』(新潮文庫、1972年)表紙原画 個人蔵

現代の人間像を鋭く見つめ、戦後美術に確かな足跡を印した画家、麻生三郎。世田谷区三軒茶屋に暮らした1948年から1972年の約25年間に焦点を定め、この時期の代表作を展示するほか、同時代の文学者との交流、自ら蒐集した20世紀アメリカを代表する画家、ベン・シャーンの作品群も紹介。

麻生三郎展
麻生三郎《三軒茶屋》1963年 世田谷美術館蔵

『麻生三郎展 三軒茶屋の頃、そしてベン・シャーン』

 

開催中~6月18日(日)/世田谷美術館/10:00~18:00 ※展示会入場は閉館30分前まで/月曜休館/一般¥1,200/https://www.setagayaartmuseum.or.jp

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text & edit:Mayumi Akagi
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