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日々の暮らしのモヤモヤをリセットする9つの「マインドフルネス」アイデア 日々の暮らしのモヤモヤをリセットする9つの「マインドフルネス」アイデア

4.移動や待ち時間をマインドフルネスに

エレベーターや信号を待っている間、移動中などの小さなすきま時間でも、心を整えることは可能。ゆっくり意識を向けて数回呼吸したり、深くゆったりした呼吸を丁寧に行ってみましょう。電車の中なら、つり革の音など普段は気づかない音に集中してみるのも、マインドフルネスの練習になります。

5.1か所を徹底的に掃除してみる

家事はつい、「あれもこれもやらなきゃ!」とマルチタスクになりがち。気持ちが乗らないときや焦っているときは、あれこれ着手せずに、目の前の1か所を徹底的に集中して掃除してみてください。いつもの家事も「今の私のための修行」と捉えれば、違った気持ちで取り組めるようになるはず。

6.仕事や家事の「チェックアウト」をする

「今やるべきこと」に集中するには、意識の切り替えが重要。頭の中で引きずらないよう、仕事や家事が終わったら「今日は終わり」と自分に言い聞かせ、「チェックアウト」しましょう。スムーズに気持ちを切り替えるには、翌日のTO-DOリストを作り、やり残したことを出し切るのが効果的です。

7.自分だけの避難場所を作っておく

ひとりになれる公園のベンチ、お気に入りの景色が見える窓…など、「ここに来ると心が落ち着く」という、自分だけの避難場所を持ちましょう。場所に限らず、好きな音楽や家族との写真などのアイテムでもOK。「これさえあれば、いつでも心をいい状態に引き上げられる」という安心感が大切です。

8.不要なものは買い込まない

部屋が散らかっている状態は、心が乱れているサイン。時間と心に余裕がなくなると、ひとつひとつの買い物に意識が集中せず、必要のないものまで買い込んでしまうのが原因です。新しいものがほしいと思ったときは、自分の心の状態にしっかり向き合い、「本当に必要かどうか」を考えてみてください。

9.寝る前のマインドフルネス

ベッドに入っても、なかなか眠れない…という人は、“思考のざわざわ”が眠りの妨げになっているのかも。寝る前は照明を消
して姿勢を正して座り、リラックスして呼吸に意識を向けてみましょう。今日の反省や明日の心配が浮かんできたら、そのことに気づきを与え、また意識を呼吸に向けていくことが大切。

教えていただいたのは
荻野淳也さん

一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート代表理事。著書に『心のざわざわ・イライラを消すがんばりすぎない休み方 すきま時間で始めるマインドフルネス』(文響社)。

illustration : Miho Terashita text : Hanae Kudo web edit : Masako Serizawa
リンネル2019年9月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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