心身の浮き沈みや波長をゆるやかに保つ習慣＜マネージメント・PR 深澤 絵さん＞ 心身の浮き沈みや波長をゆるやかに保つ習慣＜マネージメント・PR 深澤 絵さん＞

マネージメント・PRを展開する「株式会社Soldum」代表の深澤 絵さん。土日も休みなく、忙しい日々が続いても、健やかで疲れにくい状態をキープするために見つけた工夫とは？

マネージメント・PR 深澤 絵さんprofile

マネージメントやPRを展開する「株式会社Soldum」代表。ライフスタイル系ブランドのセールスプロモーションをはじめアートやデザイン、工芸など多岐にわたるプロジェクトに携わる。

“自分を見直す”時間を意識的に取り入れる

起業を機に「調子のいい時間をできるだけ保つ」方法を探してきた深澤さん。朝、週1回スタッフとともに呼吸法を行うようになり、心身ともに前向きになったと話します。「精神面も含め、疲れない体作りをめざしています。そのためには見直す時間が大切。いいと思って続けてきたことを変えるのは過去の自分を否定するみたいで嫌だけど、見直しはとても大事ですよね」。

そうして、食生活の調整は“豆”にシフト。「以前は3 か月に1回ハードなファスティングも。でも体組成計の数値の差が私には大きく感じ、胃腸をゆるやかに動かしながら休める方法を試し中です」。シンギングボウルで「ゴーン」とお寺のような音を響かせる呼吸法は「近所から不思議がられているかも(笑)」。でもこの時間が今、バランスを整える鍵になりつつあります。

＜深澤 絵さんのルーティン 1＞
朝の呼吸法をリラックス&自分と向き合う時間に

朝は呼吸法でリラックス。「他に負荷をかけるものが自分には合っていると思い、加圧トレーニング（負荷をかけるもの)とピラティス（整えるもの）を週に1度ずつ行っています」

自分の心身の状態を見直す習慣として定着したという呼吸法。「気づかないうちに緊張状態になっている体に血を巡らせ、瞑想してリラックス状態を作ります」。お気に入りのDRESS HERSELFのシルクウェアはトレーニングにも、仕事にも着られるデザイン。「肌触りがよく、丈夫でへたらないところも完璧。着ていて気持ちがいいんです」

＜深澤 絵さんのルーティン 2＞
仕事と仕事の間を空けて歩いて思考を整理する

こまめに歩くようにしているという深澤さん。「打ち合わせ後、次の仕事まであえて時間の余裕を持たせて、歩きながら考えや気持ちを整理しています。カフェでゆっくりお茶をしながら考えるより、体を動かすと血が巡って思考力が高まると気づきました。顔が隠れる帽子を被ると集中しやすいです（笑）」。仕事前に帽子を脱ぐことで、パッとオン・オフの切り替えもできるそう。

大好きなサークチュールの帽子が大活躍！

＜深澤 絵さんのルーティン 3＞
体のバイオリズムを穏やかにするお守りフード

調子が悪いとき、体が重たいときは整え食材。休日前は心がゆるむ好きなもので、無理せず調節。

01_整えるとき

使ったのは緑のレンズ豆

「いろいろ試して体に合ったのがオーガニックの緑レンズ豆。500g入り600円ほどで、約5〜6食分作れます。30分浸水し20分煮ればOK。旨みがあってすごくおいしいですが、出汁パックと煮たり、だし醤油を足したりするとさらに食べやすい。冷蔵庫で3〜4日持ちます」

【レンズ豆おかず1】
レンコンで食感を足して食べ応えをアップ

煮ておいた緑レンズ豆を、刻んだレンコン、きのことさらに少し煮て、キクラゲと白胡麻をかけただけ。醤油ベースの味つけで飽きずに食べられ、レンコンの食感で食べ応えもアップ。「煮ておいたものがあれば10分以内でさっと作れます」。小腹が空いたとき用にもギルトフリーな一食。

【レンズ豆おかず2】
海苔とわかめで“真っ黒”な豆アレンジ

煮ておいた緑レンズ豆を、豆乳、わかめとあおさで少し煮て、黒海苔を散らして真っ黒にして食べるのが最近のお気に入り。「アレンジがきいてゆるやかに胃腸が整うので、ゆる断食におすすめ。お腹がすいたら食べるのを習慣にしてみたら、無理なくおいしく続けられています」

朝食やトレーニング後にはヘンププロテインも

「多様なアルカリ食材で酸性に傾きがちな体を整えてくれるWell&Bのグリーンカクテルは、そのままでもおいしいけれどヘンププロテインパウダーやザクロジュースと混ぜて。朝食をこれで済ませると午前中も集中しやすいんです。ヘンププロテインは、よい筋肉がつくよう運動の後にも摂取」

02_ゆるめるとき

“瓶”の手軽なおつまみを集めている深澤さん。基本的に土日も仕事なのだそうですが「世の中の流れは感じたいので金曜夜からは大好きなお酒でゆるめる時間に。クラッカーにのせて食べられる瓶のおつまみは、出張先の店でも買い集めます。都内ならcallがお気に入り。持ち寄りもしやすくて便利。ビオワインはリビングダイニングに置くためラベルのデザインも大事！」

photograph：Yuta Seki　text：Miho Arima　web edit：Riho Abe
リンネル2022年5月号より
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