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DIYと古いもので賃貸でも自分らしく「ten」店主・山本沙枝さんの部屋 DIYと古いもので賃貸でも自分らしく「ten」店主・山本沙枝さんの部屋

ten 山本沙枝さん 住まい 暮らし DIY
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「私らしさ」を探して、家や環境、インテリアを変えたら、もっと毎日が豊かに、心地よくなった――。暮らし方や考え方も変わったという方たちの住まいを訪ねました。今回は賃貸マンションを上手にDIYして暮らす「ten」店主・山本沙枝さんにお話を伺いました。

目次
DIYと古いもので賃貸でも自分らしく「ten」店主・山本沙枝さんの部屋
  1. 好きな香り、音楽
    見えないものにも癒される
  2. HOUSE DATA
  3. DIYで作り上げる理想の部屋
  4. 「ten」店主・山本沙枝さんPROFILE

好きな香り、音楽
見えないものにも癒される

山本沙枝さんがパートナーの河合広大さんと暮らすのは、下町の賃貸マンション。もともとは河合さんが暮らしていた家でしたが、2年前に山本さんも一緒に住むようになったとか。金属加工業を営み、DIYが得意な河合さん。壁や床を張り替え、照明や洗面台を新たに作るなど“普通の内装”だったマンションの一室を魅力的に変えていました。

「初めて来たとき、古いおせんべい屋さんや和菓子屋さんがあってのんびりしたいい街だなと思いました。家も落ち着く雰囲気で。家具も充分にそろっていたので、私が持ち込んだのは器くらいでした」

スペースに限りがあったので、多くの洋服や本はリサイクルに。都内に実家がある山本さんですが、「実家に自分のものは残さない」とものをできるだけ持たない暮らしを選んだそう。「店をやっているので、そこで自分の好きな世界観や物欲が満たされるんですよね」

そんな山本さんが、家で自分らしく過ごせるようにしているのは、花や絵画を飾ったり、好きな香りを焚くことだとか。 香道を学んでいて、仕事から帰ってきて一息入れるときには、 香木を焚いて瞑想するのが日課です。

「家では癒されたいので白檀を。店ではオープン前に掃除を終えてから元気が出るジャスミン、というように香りを変えています」
好きな香りがほのかに漂う空間。見えないものにも“自分らしさ”を整えてくれる力があるようです。


HOUSE DATA

東京都文京区/マンション
築年数38年
42㎡/2人暮らし
(※データや記事の内容は取材時のものです)


DIYで作り上げる理想の部屋

白檀の香りを深く吸って瞑想することも。ソファベンチは栃木県益子の仁平家具店で購入したもの。布を張り替えてもらっています。

洗面台を新たに作ったり、キッチンの戸に板を張ったり、DIYと思えないほどのレベルの高さ。見せたくない冷蔵庫や家電は、ガラス戸をつなげて作ったパーテーションで目隠し。

多忙でほとんど家にいない河合さん。以前は生活感がなかった、という家が、山本さんが暮らしはじめたことで植物が飾られ、あたたかな雰囲気に。

作業台、キッチンとダイニングの仕切りにもなっている古いガラス棚は益子のpejiteで購入。中には器を収納。

8畳ほどの寝室には、河合さんが制作したベッドと洋服のための棚が。ベッドの向こうにはミシンがあり、山本さんの作業場になっています。

部屋にぴったり収まるようにサイズを調整しているので空間にムダがありません。
ベッドのヘッド部分にはティッシュと読みかけの本を置くスペースも作っています。よく読むという本は長く持たず、読み終わったらリサイクルへ出すようにしているそう。
昔ながらの商店が残る下町は老舗ぞろいで「おばあちゃんたちが切り盛りしている自然食品店があって、調味料や惣菜がおいしいんです」。

「ten」店主・山本沙枝さんPROFILE

アパレルで長く働いたあと、2019年2月に清澄白河の隅田川沿いにセレクトショップ「ten」をオープン。www.10-tokyo.com


photograph:Aya Sunahara  text:Tomoko Yanagisawa web edit:Masako Serizawa
リンネル2020年4月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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