パリ在住の写真家・ヤジマオサムの写真展“Phosphènes”が開催! 芸術の秋に見たい懐かしいパリの風景を展示 パリ在住の写真家・ヤジマオサムの写真展“Phosphènes”が開催! 芸術の秋に見たい懐かしいパリの風景を展示
10月31日(火)~11月5日(日)の期間中、HIROSHIGE GALLERYにてパリ在住の写真家・ヤジマオサムさんの写真展が開催されます。ヤジマさんが出会ってきたクルマと街と⼈々の記録を納めたパリの素敵な風景がラインナップ。また、HIROSHIGE GALLERYにての期間終了後の11月7日(火)〜19日(日)には、 ほぼ日ギャラリーTOBICHIにて継続開催も決定! ぜひ、この期間に足を運んでみてくださいね。
PROFILE
今回の写真展に込められた思い
テーマは、Phosphènes / フォスフェンヌ
―あなたの瞼の裏に輝きを放つ懐かしい風景は何ですか?―
医学⽤語で瞼の裏に⾒える、⼈⼯的な刺激を与えた際に発せられる光の残像現象をフォスフェンヌと⾔います。
私たちの住む3次元の世界では、時間という概念を物理的に体現できるものが写真です。現代⼈間社会においては映像が溢れ、度が過ぎる情報は公害のように我々を疲弊させることもしばしばであります。逆に時間を置いて⾵にあてた写真には過ぎ去った時を甦らせる⼒もこめられています。
地球温暖化のみならず宇宙空間での覇権争いに⾄るまで様々な問題を抱える今⽇、⾃動⾞の存在価値も⼤いに変わってきました。何がよくて何が悪かったのかは今後の地球⼈に判断を委ねるとして、ふと気がつくと⼿元に残った写真で⾃らが体現してきた、⾞が我々の友達だった時代の記録をアルバムにまとめてみました。
No Side Book 新しい写真集フォーマットの試み
写真集の出版にあたり今まで⾃分が出会ってきたクルマと街と⼈々の記録を納めた作品、特に何らかの思惑で⽇の⽬を⾒なかった好きな写真を中⼼に選出しました。
写真を⼀枚の洗練された作品として考察する際にまず、フィルムで撮影する場合は⼤きく分けてモノクロかカラーかという選択肢があり、デジタルが主流となった現代、たとえフィルムで撮影していてもデジタル化して印刷する⼿法となり、更にイメージに合った表現法を⽬指せることが増えました。
そこで、それぞれの作品についてカラーかモノクロのどちらが適するのかを再考察し仕上げ、お互いを切り離さず邪魔をせずに⾒せる⼿段を考えたところ、⽚側がモノクロ、もう⽚側はカラーから始まる写真集を考えつきました。本の開く⽅向が本来、⽇本と⻄洋とでは違い、それを活⽤してカラーを⽇本語バージョン、モノクロを仏英語とすることにより⼀冊にまとめてみました。
開催情報
Phosphènes フォスフェンヌ
後半の11月7日(火)~19日(日)の会場であるほぼ日ギャラリー TOBICHIでは、⽷井重⾥⽒が率いるほぼ日のスタッフが、また別の柔らかい視点で作品の展⽰を提案予定。
【Information】
オープニングパーティ
日時:10月31日(火) 18:30~20:30
HP : https://www.osamuyajima.com/
写真展
●前半
期間:10月31日(火)~11月5日(日)11:00~19:00(最終日のみ16:00まで)
場所:HIROSHIGE GALLERY(弘重ギャラリー&カフェ)
東京都渋谷区恵比寿南2丁目10-4 ART CUBE EBIS B1F
TEL:03-5722-0083(代)
HP:https://hiroshige-gallery.com/exhibition/20231031/
●後半
期間:11月7日(火)~19日(日)11:00~19:00
場所:ほぼ日ギャラリーTOBICHI
東京都千代田区神田錦町3丁目18 ほぼ日神田ビル 1F
TEL:03-5422-3805
こちらもチェック!
アート鑑賞にぴったりなこの季節。
芸術の秋のおでかけに、ぜひ足を運んでみてくださいね。
edit & text : Liniere.jp
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