奈良の魅力を体感！ 「中川政七商店」初の複合商業施設オープン 奈良の魅力を体感！ 「中川政七商店」初の複合商業施設オープン

1716年創業の奈良の老舗「中川政七商店」が初の複合商業施設「鹿猿狐（しかさるきつね）ビルヂング」を奈良市にオープン。古きよき趣が残る「ならまち」の風景に溶け込んだ新たな空間で、奈良の魅力をたっぷりと体感できます。

路地を巡り出会う、触れ、学び、味わう奈良

江戸時代中期、麻織物「奈良晒（ならさらし）」の問屋として創業し、日本の工芸をベースに生活雑貨を作り続けてきた「中川政七商店」。
創業の地・奈良にオープンした3階建ての新施設には、旗艦店となる「中川政七商店 奈良本店」のほか、人気スペシャルティコーヒー店「猿田彦珈琲」、ミシュラン1つ星掲載店による初のすき焼き店「㐂つね（きつね）」、興福寺の五重塔が望める最上階にはコワーキングスペース「JIRIN」も展開。
施設名の「鹿猿狐ビルヂング」は、「中川政七商店」のロゴにも使用されている鹿、「猿田彦珈琲」の猿、「㐂つね」の狐、この3匹が集うことから名付けられています。

また、「鹿猿狐ビルヂング」とともに巡れるよう、中庭を挟んで行き来できる「遊 中川 本店」や「茶論 奈良町店」もリニューアル。築130年の町家を改装した「時蔵」や「布蔵」では「中川政七商店」の歴史を体験でき、ならまちエリアの散策がより一層楽しくなります。

奈良のものづくりに触れられる旗艦店

1・2階の「中川政七商店 奈良本店」では全国800以上の作り手とともに生み出してきた商品約3,000点を展開。今の暮らしに寄り添う暮らしの道具をはじめ、奈良の工芸・特産品、奈良を訪れた記念となるような本店でしか購入できない限定品なども取り揃えています。

ワークショップで奈良の工芸を体験

麻生地にステンシルを施す、オリジナルの麻はがきづくりや、手績み（てうみ）や機織りでの麻のものづくり、「中川政七商店」の歴史を辿りながら施設内を巡るツアーなども開催。奈良の工芸や歴史、文化に触れることができ、ものづくりの工程や奥深さも体験できます。

自分好みの麻小物をあつらえる

生地24m分を織り上げるのに1か月以上かかる希少な「手績み手織りの麻生地」20色から色を選び、タペストリーや座布団などの麻小物を1点から注文できるおあつらえカウンターを設置。手仕事ならではの工芸の美しさを身近に感じられそうです。

関西初出店となる飲食店でこだわりを味わう

「猿田彦珈琲」の究極の一杯でほっと一息

「たった一杯で、幸せになるコーヒー屋」がモットーのスペシャルティコーヒー専門店。関西初となる店舗は、開放的なガラス窓に面した空間が特徴。歴史的な街並みを眺めながら高品質なコーヒーが楽しめます。

新感覚のすき焼きが堪能できる「㐂つね」

ミシュラン一つ星を獲得した、東京・代々木上原にある人気フレンチレストラン「sio」による初のすき焼き店。すき焼きをメインにしたコースのほか、ランチではすき焼きちらし重、㐂つねうどんなども楽しめます。

「鹿猿狐ビルヂング」限定商品も登場

「中川政七商店」の鹿、「猿田彦珈琲」の猿、「㐂つね」の狐。3匹が集う「鹿猿狐ビルヂング」の限定商品として、かや織や注染などの工芸を活かした暮らしの道具もお目見え。

奈良の工芸・かや織を使用し、吸水性・速乾性に優れた機能的なふきん。愛らしい鹿猿狐のモチーフは、職人が手作業で色を刷っていく手捺染で、一枚ずつ染め上げられています。かや織ふきん 鹿猿狐　￥440

一色ごとに型を作って染めていく手捺染の技法で作られた手ぬぐい。職人が手作業で色を擦ることで、機械では表現できない温かみのある仕上がりに。手捺染てぬぐい 鹿猿狐　￥1,650

奈良市五條山一帯を産地とする赤膚焼。香柏窯の尾西楽斎氏に製作を依頼した赤膚焼の小皿は、奈良絵らしい絵付けで、鹿、猿、狐がそれぞれ描かれています。赤膚焼の小皿 鹿猿狐　￥4,400

中川政七商店がつくる、新しい奈良の拠点「鹿猿狐ビルヂング」。ここでしか味わえない体験とともに、古きを学び進化し続ける今の奈良をぜひ堪能しに、ぜひ足を運んでみてください。奈良で過ごすひと時がより楽しめます。

edit & text : Liniere.jp
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