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平澤まりこさん&轟木節子さん「今では旅や習い事も一緒に」 【リンネル創刊15周年リレーインタビュー vol.4】 平澤まりこさん&轟木節子さん「今では旅や習い事も一緒に」 【リンネル創刊15周年リレーインタビュー vol.4】

リンネル編集部
【リンネル創刊15周年リレーインタビュー vol.4】リンネルで長期連載を担当してくださった平澤まりこさん&轟木節子さんにインタビュー!

リンネルの15周年を記念し、ゆかりのあるみなさまへのインタビュー第四弾!
今回はリンネルで長期連載を担当してくださったおふたりに、この15年について語っていただきます。

目次
  1. 長期連載のなかで得たかけがいのない出会い
  2. \Playback!!/
    リンネルと平澤さん&轟木さんの15年を振り返ります
  3. おふたりからリンネルへのメッセージ

今回お話を伺ったのは…
平澤まりこさん、轟木節子さん PROFILE

  • ひらさわ・まりこ/イラストレーター、アーティスト。描版画という手法で作品を手がけ、2024年には初の海外個展も。7/9~15まで銀座三越にて個展の開催を予定。

    「星占いの連載があったから、占星術に詳しくなった!」と話すイラストレーターの平澤まりこさん。

    • とどろき・せつこ/スタイリスト。ファッションやカルチャー誌、広告などで幅広く活躍。天然素材を用いたアパレルメーカーと共にものづくりの監修、ディレクションを行い、商品開発にも取り組む。

        「新しい出会いの場は、リンネルが窓口でした」と話す轟木節子さん。

      長期連載のなかで得たかけがえのない出会い

      ―今回登場してくれたのは、リンネルで長年連載を担当してくれたスタイリストの轟木節子さんと、イラストレーターの平澤まりこさん。おふたりの素敵な世界観で、リンネルを毎号支えてもらいました。同じ年齢で共通の友達も多く、今や旅も習い事も一緒にするおふたりです。

      轟木さん 毎月ライターの安達さんとの「リンネルカフェ」という、連載で本当にお世話になりました!(毎回テーマを設けて洋服や小物を紹介する巻頭連載。通算100回に及ぶ長期連載に)。
      そもそも私は、宝島社のファッション誌『スプリング』で私物や気になるものを紹介する連載をしていて、誌面を見たリンネルの編集長に声をかけていただいたのが始まりでした。

      平澤さん 私はせっちゃんのスタイリング、知り合う前から誌面でよく見ていて、毎回素敵だなって思ってました。リンネルカフェも毎号楽しみで!

      轟木さん 毎月、ニューオープンなどのトピックスと、四季折々に合わせて、1月は「新調しよう」、夏は「トリコロールでバカンス」とかテーマを設けたページを作っていて。
      いつもアンテナを張って新しい情報やときめくものを見つけたら、リンネルでシェアしたいという気持ちでしたね。

      平澤さん 私はリンネルの創刊から星占いページの挿絵を担当させていただいて、それは今も続いているだけど、ありがたいことに私の仕事で最長記録になりました。
      連載を始めた頃は星占いにそこまで詳しくなかったけど、だんだん興味を持って、今ではすっかりハマってしまって! 星のことがわかってくると、星座ごとの特徴も絵に取り入れてみたくなってね。星好きの方に〝この絵はすごくやぎ座っぽいですね〞なんて言われたりすることも。だから毎月楽しみなの。

      轟木さん 本当に長く続いてすばらしいことだね。今見ると、創刊と今では絵の作風が変わったね!

      平澤さん 創刊時は横長のフォーマットで、すごく新鮮でした。そのスペースを活かしてリンネルらしい物語を描きたいと思って、季節に合わせた動物たちとの暮らしを描いてました。
      15年も連載しているとやっぱり画風も変わるもので、初めはペンで手描きだったのが、銅版画、紙版画、描版画になり、今ではまた手描きに戻ってる。こうして作品の移り変わりを見ると、自分の心情とリンクしているのがわかりますね。

      轟木さん 連載を開始したときはボタニカル占いで、植物がテーマだったんだね。

      平澤さん そうなの。庭仕事が好きな占いの先生だったからかな。星と植物をリンクさせていたんだと思うんだけど、珍しくて素敵でしたね。

      「星占いの連載があったから、占星術に詳しくなった!」(平澤さん)

      「長期連載のなかで得たかけがえのない出会い」だと話すイラストレーターの平澤まりこさん、スタイリストの轟木節子さん。

      轟木さん 星占いの絵を見ていると、まりこちゃんの遍歴がわかるね。そういう意味では、私もリンネルで転機がいくつもあって感謝しかないよ。
      リンネルカフェの撮影の日に インテリアショップをのぞいたら、ポップアップでビワコットンの商品と出合って。 滋賀県の琵琶湖の近くで生産されているコットンだったんだけど、表面に細かい凹凸 があって涼しくて気持ちがよかったの。

      その日はちょうど「涼」をテーマにした商品撮影だったから、ダメもとでメーカーさんへ撮影用にリース依頼のご連絡したら快諾していただけて。その後にビワコットンでレディースの 商品開発を一緒にしてもらえないかというオファーを頂戴したの。8年経った今もビワコットンとのものづくりは続いていて、まさにリンネルのお仕事が懸け橋になってくれた出会いでした。

      平澤さん せっちゃんはそうゆうことを自分から引き寄せていく力があるよね。

      次のページ「新しい出会いの場は、リンネルが窓口でした」(轟木さん)

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