“結べるボブさん”必見！ 仕上がりもキープ力も変わる、ヘアアレンジ前のベースプロセス “結べるボブさん”必見！ 仕上がりもキープ力も変わる、ヘアアレンジ前のベースプロセス

あごラインより少し長めのひとつ結びができるボブは、ダウンスタイルも結んでもかわいくまとまる万能スタイル。そんな“結べるボブさん”のヘアアレンジの仕上げに欠かせないのが、コテで作るアレンジ前のベース作り。人気のヘア＆メイクアップアーティスト、Grorgeさんがベース作りの基本プロセスを細かく解説してくれました。

基本のベース作りでアレンジのしやすさ＆キープ力アップ！

ベース作りに必要なUSE ITEM LISTをチェック！

□ベースミスト
□ドライヤー
□ヘアアイロン

＼あると便利！／
□ヘアクリップ
ブロッキング用に100円ショップなどで1〜2本用意しておくと便利。

ヘアアレンジ前のベース作りスタート！

STEP 1

寝グセを取るため、一度髪全体を濡らし、ドライヤーで乾かす。さらにベースミストを全体がしっとりする程度にスプレー。

STEP 2

再びドライヤー。ベースミストを乾かすことで、次に使うヘアアイロンの熱から髪を守り、カールをつけやすくします。

STEP 3

ヘアアイロンのスイッチを入れて160℃前後に設定します。サイドから順に毛束を取って、全体の毛先を外ハネに。

STEP 4

ハチ上の髪をクリップでまとめておく。毛束をサイドから順に取り、中間をアイロンではさみ、そこだけ全体を内巻きに。

STEP 5

クリップをはずす。表面の髪も4と同じように、中間をアイロンではさみ、内巻きにする。後ろはできる範囲でOK。

STEP 6

表面の毛を細く取り、縦巻きに。サイドから順に毛束を取り、カールを作っていきます。巻いた束は崩さず、自然に冷まして。

STEP 7

利き手と逆側でやりにくいときは、アイロンを上に持っていって巻くと左右対称に。巻き足りない部分がないか鏡でチェック。

STEP 8

前髪がある場合は、表面の毛をクリップでとめて、内側から少しずつ毛束を取って、内巻きに。内側が終わったら表面の毛も同様に。

STEP 9

ハチ上の毛を再びクリップでとめる。ウェットタイプのスタイリング剤を手のひらにのばし、内側の髪によくもみ込む。

STEP 10

ハチ上のクリップをはずして、表面の髪にももみ込む。指に残った分は、前髪の毛先をつまむようにつけて束感を作る。

ベース作りが生きる！ 大人かわいいおだんごヘアアレンジ

HOW TO ARRANGE

STEP 1

上のSTEP 1〜10の手順でベースを作ったら、ハチの上の髪をジグザクに分け取り、ねじっていく。

STEP 2

3〜4回ねじり、自然に丸まってきたら、ゴムでくくり、おだんごに。毛を少し引き出してふくらませる。

STEP 3

おだんごを好きな形に整えたら、バレッタをオン。バレッタのデザインによって位置を調整して。

ベースを作るだけで仕上がりが段違い！

教えてくれたのは……Georgeさん

PROFILE

元美容師としてサロンワーク後、ヘア＆メイクアップアーティストとして独立。広告、雑誌、カタログなど幅広く活躍中。

Instagram：@george828

hair & make-up：George photograph：Mai Touse（TRIVAL）　styling：Yoko Kakihara model：Ayami Kakiuchi　edit & text：Aki Sato　web edit：Mina Ota
リンネル2020年7月号より
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