ここ数年、10月の初め頃まで残暑が厳しく、秋服にチェンジするタイミングが難しい！ とはいえ、そろそろ気分を切り替えたいところ。そこで、モデルのkazumiさん、スタイリストの佐藤かなさん、ヘア＆メイクアップアーティストの高松由佳さんに、着こなしに“秋”を取り入れるための、今すぐ真似できるテクニックを教えていただきました。

TECHNIQUE 01
今すぐ着られる秋の新作ピックアップ

長袖でも涼しくいられる薄手素材や人気のシアーニットを活用。ボリュームがあるとより涼しい！

さらりとした素材のブラウスは風をはらんで涼しい。
柄ブラウス￥19,800／アデュー トリステス（アデュー トリステス）

ニットは透け感も今年らしく涼やかで、大人もトライしやすい色。
シアーニット￥18,700／プルミエ アロンディスモン（プルミエ アロンディスモン）

ぽこぽこした生地感で肌に張り付かず快適。
チェックセットアップジャケット（9月発売予定）￥19,800、同パンツ￥19,800／ともにアデュー トリステス（アデュー トリステス）

TECHNIQUE 02
足もとや指先など 秋のおしゃれはさきっぽから

「夏服でも、指先にこっくり色を入れるだけで印象が変わります。トライしやすいオレンジ系のほか、ネイルもグリーン系が意外と服に合わせやすくておすすめです」（高松さん）

夏には素足ではいていたサンダル。
「マルコモンドのソックスを重ねて秋っぽく。秋は大好きなサンダルソックスができる季節」（kazumiさん）
スポーティな雰囲気から、一変。

TECHNIQUE 03
カーキの目元で秋のおしゃれを先取り

やわらかめのカーキのペンシルで、黒目から目尻側に向けて少しずつ足していくようにラインを引いて。
「カーキのライナーがいち押し。目尻側の半分くらいでも印象が変わり、さりげなくおしゃれに」（高松さん）

オペラのアイカラーペンシル「ヘーゼルグリーン」は細ラメが上品でぼかせばシャドウに。

TECHNIQUE 04
日焼け防止のアームカバーも重ねておしゃれに

「ツルツル＆ぴったりではなく、ニット風のものをくしゅっとさせるのがポイント。重ね着しているふうに見えます」（佐藤さん）
アームカバー￥1,430／タビオ（タビオ）

（左から）グレー￥1,430／タビオ、ベージュ￥1,980、パープル￥1,540／ともにタビオ レッグラボ（すべてタビオ）

教えてくれたおしゃれのプロ3名のPROFILE

モデル
kazumiさん

プライベートファッションやインテリアのファンも多く、YouTubeも好評。和菓子好きとしても有名で『リンネル』で「和菓子の時間」を連載中。

スタイリスト
佐藤かなさん

シンプルで洗練された大人カジュアルなスタイリングにファン多数。プロデュースするブランド「アヴェクモワ」で“今本当に着たい”服を手がける。

ヘア＆メイクアップアーティスト
高松由佳さん

ナチュラルな美しさを引き出しつつ、キュートな世界観のメイクやヘアアレンジで雑誌、広告等で活躍中。8月末に発売されたツクルアンドリンのヘアケアシリーズのアドバイザーに就任。

photograph：Shinnosuke Yoshimori（model）、Yumi Furuya［SPINDLE］（still）　styling：Kana Sato　hair & make-up：Yuka Takamatsu　text：Miho Arima　web edit：Mina Ota
リンネル2022年10月号より
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