ビームスのフェニカに沖縄のクラフトが集結！人気イベント「OKINAWAN MARKET」開催中ビームスのフェニカに沖縄のクラフトが集結！人気イベント「OKINAWAN MARKET」開催中

“デザインとクラフトの橋渡し”をテーマに、日本を中心とした伝統的な手仕事と、北欧をはじめ世界中から集められた新旧のデザインを融合したスタイルを提案しているレーベル「フェニカ（fennica）」が、毎年恒例の人気イベント「OKINAWAN MARKET」を東京・新宿「ビームスジャパン」5階の「フェニカスタジオ」にて開催しています。

伝統的な沖縄陶器“やちむん”から雑貨や食品も揃う！

イベント名の “OKINAWAN（オキナワン）”とは“沖縄の”を意味する造語。
伝統的な沖縄陶器である“やちむん”をはじめ、紅型作品や食品、幅広いアイテムが展開されています。

今回は、栃木県・益子町にて陶器の制作に励み、民芸運動にも大きな影響を与えた陶芸家、濱田庄司が収集した1950年代のやちむんやガラス類も特別に販売。
当時の土と釉薬による独特な色みと、素朴でありながら凜とした佇まいの貴重なヴィンテージアイテムも必見です。

色彩豊かな紅型作品やあたたかみのあるやちむんなど、沖縄ならではのクラフトを手がける注目の作家や陶芸家をご紹介します。

豊かな色彩に心もなごむ
〈紅型工房べにきち〉

「紅型工房べにきち」は兵庫県出身の紅型作家、吉田誠子さんが手がける工房。1997年に沖縄に移住し、紅型工房に勤めながら、オリジナル作品の制作を続け、「沖縄平和美術展」「沖縄の紙の世界展」などに出品。2010年、瀬底島に「紅型工房べにきち」を構え独立。現在は、不定期で県内外のギャラリー、百貨店に出品しています。
イベントでは、沖縄の多彩で豊かな自然からインスピレーションを得て制作されたパネルなどを展開。1点1点、丁寧に染め上げた紅型ならではのあたたかみのあるフォルムややさしい風合いが印象的です。

左：〈紅型工房べにきち × フェニカ〉コチドリパネル￥17,600
右：〈紅型工房べにきち × フェニカ〉イノシシ亥パネル￥16,500

やさしいあたたかみを感じる“やちむん”
<拓美窯>

「拓美窯」の窯主は、1967年沖縄市生まれの比嘉拓美さん。20歳で上江州茂生(茂生窯）に師事。 2000年31歳で独立し、読谷村瀬名波に拓美窯を築窯。
伝統的なやちむんの技法や釉薬を用い、軽やかな筆致で伝統文様を施した器を制作しています。
鮮やかな色合いと力強い絵付けが魅力の器は、伝統的なやちむんの技法を用いながらも、現代のインテリアになじみやすいところもうれしいポイントです。

左：〈拓美窯〉 4寸マカイ￥1,870
右：〈拓美窯〉マグカップ￥2,200

食卓を楽しく彩る美しい“やちむん”の器
<読谷山焼北窯松田米司工房>

松田米司さんは、1954年沖縄県読谷村生まれ。1973年より石嶺窯にて修行を開始。1992年に弟の松田共司、宮城正享、與那原正守らとともに読谷村字座喜味に「読谷山焼北窯」を開窯。
登り窯で焼かれた器は、ダイナミックながらもやさしい風合いと、明るい絵付けが魅力です。
手仕事ならではのあたたかみに溢れ、彩豊かな食卓を演出してくれます。