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色や柄、形で料理が見違える! tottoさんの器の活用術 色や柄、形で料理が見違える! tottoさんの器の活用術

同じ料理を盛っても、器や下に敷くクロスなどコーディネートによって、まったく違う見栄えに。料理家・フードスタイリストのtottoさんに“映える”器使いのコツを教えてもらいました。

tottoさん
料理家・フードスタイリスト
Profile
作りやすいレシピが好評。食育の分野でも活躍中。近刊の『ホットプレートひとつでごちそうができちゃった100』 (主婦の友社)も話題に。 instagram@tottokikawada

存在感のある柄の器に トーンをそろえて質感で変化

民芸の器など、個性的な模様の器を活かしたい場合、おすすめなのが、食卓全体の色のトーンを合わせること。ただし、すべてに陶器を使っては、単調な印象に。フルーツヨーグルトを入れたガラスのタンブラーやパンを並べた木のカッティングボードを取り入れて、異なる質感を組み合わせることで、さりげなく見た目の変化をつけることに成功。上級者見えのテクニックです。

オーバルの小皿を取り皿にして、食卓にリズムを

tottoさんの器の活用術
大皿の取り分け料理には、取り皿に小さいオーバル皿を取り入れて。並べるだけで、食卓に心地よい変化が生まれます。和食に洋の大皿を選んでも、ぴったり。また、シンプルな料理には、濃い色のクロスを。なかでも濃いピンクはtottoさんがよく使う色のひとつで、「難しい色に見えますが、白い器を使えば、簡単。中華やアジア系の料理にもよく合う色味です」。汁物は和の湯呑み。木のサーバースプーンで温かみを添えて。

黄色の食材の料理に合うのは断然、濃いめの青の器

卵など、黄色の食材を使ったおかずは、濃い青の器との相性が抜群。色のコントラストがついた、美しい見栄えに。同じトーンの柄付きの器が、食卓のアクセント。おにぎり入れにかごを取り入れるだけで、素材や高低差など、見た目の変化が。「通気性がいいので、おにぎりが湿気っぽくならず、実用面でもぴったり。和のざるもいいけれど、あえて北欧っぽいかごを合わせると、あかぬけますよ」

Foodstyling:totto photograph:Keiko Ichihara text:Kaori Akiyama web edit:Liniere.jp
※写真・文章の無断転載はご遠慮ください

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