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:本多さおりさんの“とにかく迷わない”モノ選びと収納のヒント集
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素敵な人の装いや暮らしには、日々を輝かせるためのアイデアがぎゅっと詰まっています。そこで、整理収納コンサルトの本多さおりさんに、毎日を心地よく過ごすための暮らしとおしゃれのアイデアを教えていただきました。自分もまわりにいる人たちも気持ちよく過ごせるヒントを得て、健やかな夏を満喫しませんか? ※リンネル2019年9月号当時のご自宅の情報です
本多さおりさんの“とにかく迷わない”モノ選びと収納のヒント集
色やデザインを厳選し迷わないワードローブに
整理収納コンサルタントとして活躍しながら、二人の男の子の育児にも大忙しの本多さおりさん。時間に追われている今は、家事もおしゃれも「とにかく“迷わない”ことが大切なんです」と話します。
「どれにしよう……と考えるための時間を、少しでも短くしたい。そのために、今はワードローブの中身を厳選しています」
たとえば夏のトップスなら、手持ちのどのボトムスにも合わせやすい白や黒が中心。普段使いのTシャツは子どもに汚されても惜しみなくワンシーズンで買い替えられる「Uniqlo U」と決め、色違いでそろえています。
「いったんこれ、と決めれば、朝の身支度もスムーズだし、買い物に行っても目移りしません。シンプルすぎて寂しいな、と思ったときは、カラフルな靴下やブローチなどの小物でアクセントをつけるようにしています」
時短のため、洗濯乾燥機や自動調理家電などの便利なアイテムも、積極的に活用。
「できるだけ手間をかけずに、心地よく暮らせるよう工夫しています」
Hint! 01
クローゼットの見通しのよさを最優先に
家族4人分の服を一か所にまとめている本多さん宅のクローゼット。ひと目で見渡せる配置にすれば、忙しい朝も迷わずにすみます。
人別にエリアを分けて効率のよい収納に

造りつけのクローゼットに家族4人分の服やインナーを収納。「分散させず一か所にまとめることで、身支度も洗濯ものの片付けも楽になります」

本多さんのものは右上のゾーンへ。シワになるものはハンガーにかけ、Tシャツやカットソーはボックスへ入れて、ひと目で見渡せるようにしています。帽子やストールは壁にかけてスペースを有効活用。
Hint! 02
ワードローブは形や色を絞って
どのアイテムを組み合わせてもしっくりくるよう、普段使いの服は形や色を絞って“迷わない”ワードローブに。
気に入ったボトムスは色違いでそろえて

オールシーズン活躍する「CALICO」のワイドパンツは、インディゴと白の2種類。「形が気に入ったので色違いで購入。どんなトップスにも合わせやすくて便利です」

ユニクロのTシャツが定番
ハリのある「Uniqlo U」のTシャツは、1枚で着てもインナーが透けない優れもの。「洗濯機でがんがん洗っても形崩れしないので、白でも汚れを気にせず着られます」

トップスは白や黒を中心に
お出かけ用のブラウスは、洗えてすぐに乾く綿や麻素材をセレクト。「シワになりにくいことも重要。どんなボトムスにも合わせやすい白や黒を中心にそろえています」

足もとに遊び心を
服がシンプルなぶん、靴下はカラフルなものを選んでアクセントに。「『ヒムカシ』の靴下は、色の組み合わせがお気に入り。はきやすくて丈夫なところも魅力です」

胸もとにはブローチを
人と会うときなど、いつもよりもおしゃれしたいときは、はおりものの胸もとにブローチをつけて。「ブローチの場合は洋服との合わせやすさよりも、作品として好きなものを選んでいます。器を選ぶときの感覚と近いですね」
a. 松本の「coto.coto」で購入。b. 名古屋の「mokodi」で購入。c. ご主人からの贈りもの。d. 「CHICU+CHICU5/31」のもの。
Hint! 03
火を使わない調理家電に頼る
暑い時期、キッチンで長時間作業しなくてもいいように、便利さとおいしさを兼ね備えた調理家電を導入。
食材と調味料を入れるだけでおいしいシチューが完成
夏はできるだけコンロの前にいる時間を短くしたいもの。本多さんが導入した「ホットクック」は、食材と調味料を入れてスイッチを押せば、あとは放っておくだけで料理が完成する、便利な調理家電。




Hint! 04
洗濯乾燥機で家事の負担を減らす
洗濯物の増える夏は、洗濯乾燥機をフル活用。家事の手間を軽減し、ほかのことに時間を充てています。
機能的な配置も効率アップの秘訣
二人目のお子さんが生まれてから、保育園用の着替えやタオル……と、洗濯物の量がぐんと増えたという本多さん。
「いちいち干すのは手間なので、思い切って洗濯乾燥機を買いました。シワになるものだけハンガーで干し、それ以外は乾燥機にかけます」


\COLUMN/
手軽な水出しタイプのお茶をストック

「お気に入りの無印良品のルイボスティーとアイスティーは常にストック。ティーバッグはガラスジャーに詰め替えて、何リットル用かわかるようにラベリングしています」
お話を伺ったのは……本多さおりさん
PROFILE
整理収納コンサルタントとして、無理なく片付けが続くための収納術を提案。著書に『悦な収納のすすめ』(主婦の友社)、『暮らしは今日も実験です』(大和書房)など。2016年に長男、2018年に次男を出産。
photograph:Miho Kakuta text:Hanae Kudo web edit:Mina Ota
リンネル2019年9月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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