10年後、20年後、今と変わらず笑って暮らしていたい。それには、環境や社会に負荷の少ないものを選んでいくこと。たとえ小さな選択であっても、きっと未来につながるはずだから。taraさんの新しい暮らしをつくるサステナブルなもの選びには地球にやさしいという共通点がありました。
「自分にやさしいものを突き詰めていくと、
それは、地球にやさしいものでした」
taraさんがオーガニック食材に目覚めたのは約5年前。
「病気やケガも多く体のポテンシャルが低かったんです。でも、食事を変えてからすごく元気になって。そこから食べる物に対し興味がわいて。自分にやさしいもの、自分がもっとよくなれるものを突き詰めて、もの選びや生活の仕方を変えていきました。そうしたら結果として環境に負荷のないものが多いことに気づいたんです。もの選びの基準は作り手の想いがシンプルで、ちゃんと作られているか。そういったものって、一度使うとやめられないほど、自分が喜ぶんですよね」
洋服も環境にやさしいものを
「役目を終えたときも環境に負荷を与えないよう天然素材のものを」。今回着ている「OSHIMAREI」のワンピースはカディコットン、「ミディアム」のパンツはシルクのもの。
エネルギーもできるところからセーブ
「自宅では何度も沸かさないよう保温ポットに白湯などを入れています」。100%植物由来の「LO」のキャンドルと、ミツロウキャンドルは夜に灯して。リラックスできるとともに電気代の節約にも。
環境に配慮した食材に替えて、体調がよくなった
食材にこだわってから病気やアレルギーなどの不調が改善したというtaraさんが日頃から親しんでいる食事。「どれも、まずおいしいんです」。
(右から)オーナーの今井絵里さん自らホンジュラスの生産者たちとダイレクトトレードを行い、焙煎している有機豆の「カトラッチャ焙煎所のコーヒー」。1年で枯れてしまう小麦ではなく、何年も成長できる多年生穀物・カーンザを用いた「パタゴニア プロビジョンズ 」のクラフトビール。「畜産にかかるエネルギーを少しでも減らしたい」と、時々お肉代わりに食べる大豆ミートは、「アリサン」有機ジャックの豆ミート。手前は「ハーキス フィンランド」の野菜そぼろ。
繰り返し使え、肌触り&通気性もいいマスク
新型コロナウイルスの流行以前から、感染症予防として移動中に布マスクを愛用して5年ほど。写真のマスクは愛媛県にある、天然素材の洋服ブランド「Sa-Rah」とtaraさんがコラボレーションしたもの。グリーンの面がシャンブレーリネン、ホワイトの面がオーガニックコットンの、リバーシブル。
リバーシブルで使えるのがうれしい。
自宅でも使うサステナストロー
「ストローを使って飲むのが好きなので、自宅でスムージーや、プロテインをとるときは、繰り返し使えるものを使用しています」。taraさんが愛用しているのはステンレス製と、銅製のストロー。専用の洗浄ブラシと巾着付きで「外出先でも使用したい」
自分が使ったものは、自分に還る
(右から)「歯磨き粉に使用されているフッ素が海を汚染し、ひいては私たちの飲み水も影響を受けると聞き、フッ素不使用の歯磨き粉を使っています」。「余」のトリートメント、シャンプー、新発売の濃厚トリートメントは自然由来の成分で環境にやさしい。「使用感が最高です」。奥は、無染色のオーガニックコットン素材、「プリスティン」のバスタオル。厚手で移動中のブランケットにも。
お話を伺ったのは……taraさん
PROFILE
チェコ、クロアチアを拠点に活動していた元バレエダンサー。2016年に帰国しモデル活動を開始。料理が得意でヴィ―ガンなどのレシピ開発も行い、「キッチンタラフク」の名称でケータリングをすることも。
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photograqh:Keiko Ichihara hair&make-up:Yoko Yoshikawa text:Nao Yoshida web edit:Liniere.jp
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