今回、麻生さんがチャレンジしたのは、ヨーロッパ のクリスマスに欠かせない「ジンジャークッキー」。味わっても飾っても楽しい、とっておきのレシピです。
教えてくれたのは…星谷菜々さん
ヨーロッパ のクリスマスに欠かせないジンジャークッキーとは?
「ヨーロッパでは、ジンジャーパウダーやシナモンを入れて焼いたジンジャークッキーを、ツリーのオーナメントにするんです。 ツリーがなくても、ラックや窓辺につるしておくだけで、部屋じゅうにスパイスのいい香りが漂って幸せな気持ちになれますよ。1か月くらい飾ったままでも崩れないよう、硬めの仕上がりになるようなレシピにしています」(星谷さん)
さっそく、ジンジャークッキー作りをスタート
星谷さんのお話を聞いて、気分も盛り上がってきた麻生さん。さっそくクッキングをスタート。
STEP 1 型を抜く
しっかり冷やした生地をクッキー型で抜いていきます。「型に打ち粉をすると、生地がくっつかずキレイに抜けますよ」(星谷さん)
STEP 2 ひもを通す穴を開ける
型に生地がはまった状態で穴を開けます。型から抜いた後だと形が崩れてしまうので注意。
STEP 3 焼いて冷ます
オーブンでこんがり焦げ茶色になるまでしっかり焼き、天板にのせた状態で冷まします。
STEP 4 ひもを通す
クッキーが冷めたら、好きな色の麻ひもを通します。穴がふさがってしまっていたら、竹串を刺して穴を開け直せばOK。
ジンジャークッキーの楽しみ方いろいろ
クリスマスツリーに飾って
クリスマスツリーのデコレーションに。アンティークやストローのオーナメントとも好相性です。
お部屋に飾って
友人へプレゼント
1枚ずつ透明のOPP袋に入れて友人へ。オーナメントや松ぼっくりをつければ、シンプルなラッピングでもクリスマスらしくなります。
「ジンジャークッキー」のレシピ
通常のさくさくクッキーより、バリッとしたしっかり硬めの生地で、保存がききます。食べてももちろんおいしいけれど、部屋やツリーに飾れば、1か月ほどスパイスの香りを楽しめます。穴に好きなひもを通して、ドイツのストローオーナメント(通販でも購入可能)と一緒に飾りましょう。
●材 料 (作りやすい分量・天板約2枚分)
A
有塩バター(室温にもどす)…50g
きび砂糖…50g
黒蜜…50g
塩…ひとつまみ
卵白…1/2個分
B
薄力粉…200g
ココアパウダー…大さじ1
シナモンパウダー…小さじ1
ジンジャーパウダー…小さじ1
カルダモンパウダー…小さじ1/4
クローブパウダー…小さじ1/8
打ち粉…適量
[照り出し用] 卵黄…1個、水…小さじ1
●作り方
1.ボウルにAを入れて泡立て器でよく混ぜる。卵白を加え、さらによく混ぜてふわっとしたクリーム状にする。
2.Bを合わせて1.にふるい入れ、ゴムベラで切るように混ぜる。まとまってきたら手で少しこねて生地の色を均一にする。
3.2.をラップに挟み、麺棒で4mm厚にのばす。冷蔵庫に2時間以上(できれば1晩)置いてしっかり冷やす。
4.ラップをはがし、打ち粉をしたクッキー型で抜き、型がついたまま菜箸でひもを通すための穴を開ける。オーブンシートを敷いた天板に置いて、型をそっと外す。
5.オーブンを170度に予熱する。その間に卵黄に水を足してよく溶き、生地の表面に刷毛で薄く塗る。
6.オーブンで20分ほどこんがりと焼く( 焦がさないように注意!)。天板をオーブンから取り出して冷ます。
クッキングを終えて、麻生さんもご自宅でチャレンジ!
教わったレシピをもとに、さっそく子どもと一緒にチャレンジしてみました。生地を型抜きしたり、手でお花や動物の形を作ったりするのがすごく楽しかったようで、娘も大喜び! スパイスが効いたさくさくの生地も、とってもおいしかったです。友達を誘って、クッキーを焼くところから飾りつけまで、みんなで作業しても楽しいかも。ただしあまりにもいい香りすぎて、飾り終える前に食べてしまいそうな気もします(笑)
photograph:Nao Shimizu styling:Ritsuko Hirai hair & make-up:Yumi Narai text:Tomoko Yanagisawa web edit:Masako Serizawa
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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