LIFESTYLE

特集2025年上半期の星占い大特集

石井ゆかりさんの【2025年上半期の星占い】 石井ゆかりさんの【2025年上半期の星占い】

特集2025年上半期の星占い大特集

意見は違っても、関わりは続く

土星と海王星が入ってゆく牡羊座も、火星が長居する蟹座と獅子座も、「集団」か「個人」かでいえば、「個人」の世界です。
組織や集団の力を使おうとするのではなく、あくまで自分自身の思いによって立ち上がろうとする力が、ここに見て取れます。

だれかのあとについていこうとか、みんなが動いたら自分も動こうとか、そうした「集団」のリクツが、この時期は濃くありません。
「みんな」がみんなバラバラの方向を向いているので、「みんな」の渦に融け込もうとしても、うまくゆかないだろうという気がします。

「みんながバラバラの方向を向いている」状況は、双子座の木星という配置からも読み取れます。
双子座は集団のルールや常識、多くの人が受け入れている論理に、疑問を呈する星座なのです。

たとえば双子座的な振るまいとして、「ルールのハック」があります。
「ライフハック」という言葉が少し前に流行りましたが、これも双子座的です。
みんなが当たり前に「守っている」ルールを、角度を変えて「利用」するのです。
「みんなと同じやり方をしていれば大丈夫」という発想は、双子座にはありません。
むしろ「みんなと同じ」ことを目指すことの危険性を、双子座は熟知しているのです。

この時期、「無難な意見」を探そうとしても、多分みつからないかもしれません。
どんな意見でも誰かとぶつかるので、「無難」が成立しないのです。

ゆえに、自分にとっての正しさを探し出すスタンスが必要です。
それは、「みんなと同じ」には、ならないはずです。
友達と意見が違ったとき、家族と意見が違ったとき、どうすればいいのか。
多くの人がそのことを考えるはずです。
愛ある関係を保ちながら意見の違いを尊重する方法を、なんとか模索することになるだろうと思います。

次のページ「知性」「正しさ」のイメージが変化しはじめる

Related Article
おすすめ記事

リンネル最新号&付録

  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号

2025年2月号

おしゃれな人の冬の装い&持ちもの大調査

付録
miffy[ミッフィー]
眠るミッフィーがかわいい
ふわもちぐっすり枕

特別価格:1,480円(税込) / 表紙:河合優実 /
2024年12月19日(木)発売 ※一部の地域では発売日が異なります

VIEW MORE