LIFESTYLE
:実践中の“ゆるミニマルな暮らし” キッチン編。子育てママにちょうどいい、モノの持ち方や収納法。
LIFESTYLE
:
長野県在住、リンネル暮らし部エディターで北欧式整理収納プランナーのみぽりんです。
2人の子育て真っ最中で、日々楽しく充実していますが、とにかく忙しい!
仕事に家事に子育てに……毎日やること盛りだくさんで、一息つくのも忘れてしまいますよね。
そんな忙しいママにこそおすすめな、私が実践している“ゆるミニマル暮らし”についてお伝えします。
モノがあふれる暮らしから、
すっきり“ゆるミニマル暮らし”へ

改めまして、北欧式整理収納プランナーで、5歳と3歳の子育て真っ最中のみぽりんです。
実は、元々片付けがとても苦手で、モノで溢れた暮らしをしていました。
片付けに目覚めたきっかけは、おうち作り。
間取りやインテリアを考える際に北欧のインテリアに惹かれたのと、「このままだと新しいおうちも散らかってしまう…」という思いから、片付けの資格を取得。今思えばこれが私にとっての転機でした。
モノは多ければ多いほどいいと思っていた20代。
とにかくショッピングが好きで、東京に出かけては両手いっぱいに紙袋を下げて帰ってきたり……。
元々保育士をしていたこともあり、100円ショップへ出かけては「これ使えそう!」と工作アイテムを買い漁っていました。
そしていつしか、部屋やクローゼットがモノで溢れかえり、当時住んでいたアパート1室丸ごと「使わないモノ置き場」になっていたのです(泣)。
整理収納と
ミニマリストとの出会い
いざ片付けを学んでみると、目からウロコなことばかり。
そして実践してみると「整うってこんなに気持ちいいんだ!」と体感するとともに、心も軽くなっていくのがわかりました。同じタイミングで、必要なものだけで暮らすミニマリストさんの発信を多く目にするようになり、「かっこいい!」と思う反面、「私には無理だな…」と。
そこで、私なりに編み出したのが“好きなモノと必要なモノだけ持つゆるミニマル暮らし”。
好きなモノは『愛着を持って使ったりお手入れしたりして、管理できる量なら持っていてOK』という、ズボラな私でも続けやすい、ゆるいルールを設けました。
そこに北欧好きというエッセンスが加わって、自分軸が定まり、私らしい暮らしができるように。
1年8ヶ月差の2人を自宅保育している期間が2年ほどあって、子育てに悩んだり怒ったりすることもありましたが、心にゆとりを持ちながら子育てを楽しむことができたなと思います。
今回はそんな私が『子育てママにちょうどいい、ゆるミニマル暮らしーキッチン編ー』をお届けします!
持ちすぎないキッチンは
とにかくお掃除がしやすい!

フルフラットキッチンですが、ワークトップに基本モノを置きません。
お気に入りの飾り棚は、『気軽に掃除ができる量だけ飾る』をマイルールに◎。
忙しいなかでもささっと、すき間時間に埃とりや拭き掃除ができるようになりました。
キッチンの余白がお掃除のハードルを下げてくれます。
このルールのおかげで、ほどよくキレイを保てるようになりました。
そして『身の回りを整えられた』そんな自分をちょっと褒めてあげられるように。お母さんって、子どものことはいっぱい褒めるけど、褒めてもらう機会って少ないですよね。おうちをちょこっと整えた自分を褒めてあげることで、心もちょっと喜びます。
すっきり見えて実用的。
忙しい朝もこれで乗り切れる

ダイニングテーブルから届く位置にティッシュとウェットティッシュだけを置いています。
KEYUCAのおうち型のティッシュケースとsarasa designのウェットティッシュケースはかわいくて使いやすく、お気に入りのアイテム。愛用歴3年目です♡
カレンダーの横には体温計とペン1本、食事中に娘の髪を束ねるヘアゴム1本のみを浮かせて収納。ここにペンが何本もぎゅうぎゅうに入っていたら、取り出しにくいし、どれを使おうか一瞬考えてしまいますよね。
1分1秒を争う朝だからこそ、「使うモノだけ置く」を心掛けると、迷いなくさっと取り出せます。
お弁当作りは“ワンアクション”で

週に1度のお弁当の日。おかずカップやピックをさっと取り出せる仕組みに。
ここでも、使うモノだけ入れることを意識し、「便利だから」「かわいいから」という理由だけでモノを増やさないよう心がけています。
引き出し収納のポイントは四角く区切ること。
KEYUCAの四角い収納BOXシリーズで仕切って、モノの住所を決めています。
引き出しを開けたら『誰が見てもわかる』収納になっているので、わが家ではパパもお弁当作りをしてくれます。
調味料は引き出しにすっきり収まるだけ。
買い忘れ防止にも◎

わが家の粉類の調味料はIH横の引き出しに入れています。
定番のモノだけ持つようにすると管理もお買い物もラクに。
買い物に行く前のチェックもしやすくなって、買い忘れも防げます。
調味料スプーンも一緒に、立てて収納してさらに使いやすく。
使うモノだけ入った引き出しは、料理の時短にも繋がります。
最近は煮込み料理の間に、息子とヒーローごっこをするのが定番です。
(いつも悪役を全力でがんばっています)
お菓子の管理方法を変えて
産後でも10kg痩せ!
産後って思うように体重が落ちない経験、ありますよね。
そんなときにお菓子を無印のファイルボックスに『ここに入るだけ』と量を決めて隠す収納にしたら、“ついつい食べ”や“ながら食べ”が減って、体重が落ちました!
子どものお菓子はtoscaのブレッドケースに入れて、分けて収納しています。

食べるときは量より見た目。お気に入りの器にちょこんとのせて、雰囲気を味わうと◎
食事は『お腹と心を満たすこと』。子どもにも伝えていきたいマインドです。

必要なモノと好きなモノを、心地よく管理できる分だけ持つ。
そんな“ゆるミニマル暮らし”は、毎日忙しくがんばるママにこそ、ぴったりです。
モノが減ることで、おうちや収納に余白が生まれ、その余白は、“時間”や“心”の余白にもつながっていきます。
お気に入りの空間で、あたたかい飲み物を片手にほっと一息。
そんな小さいけど穏やかな幸せが、毎日の中に少しずつ増えていく。
完璧じゃなくていい。
「これくらいが、今の私にちょうどいい」
そう思える暮らしを、今日から少しずつ始めてみませんか?♡
リンネル暮らし部エディター・
みぽりんさん

2児の母で新築を機に北欧式整理収納プランナーを取得。“好きなモノと必要なモノ”だけを選んで、心地いいゆるミニマルな暮らしを心がける。リンネル暮らし部エディターとしてブログを発信中。
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
おすすめ記事 RELATED ARTICLES
Recommend
SNAPRanking
DAILY
/
WEEKLY



































