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家事動線を向上すれば、家事の負担が減る! 圷みほさんが実践している工夫 家事動線を向上すれば、家事の負担が減る! 圷みほさんが実践している工夫

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家の中には家事にはカウントされない、でも確実に負担になる仕事がたくさん。家事動線を考えた配置やもの選びによって、格段に家事が楽になり、ストレスも軽減されます。暮らし上手な圷みほさんに、家事動線のアイデアを教えてもらいました。

目次
家事動線を向上すれば、家事の負担が減る! 圷みほさんが実践している工夫
  1. 家事動線のアイデア 【キッチン編】
  2. 家事動線のアイデア 【ダイニング編】
  3. 家事動線のアイデア 【リビング編】
  4. 家事動線のアイデア 【ランドリー編】
  5. 家事動線のアイデア 【おでかけ編】
  6. 圷みほさん profile

家事動線のアイデア 【キッチン編】

面倒くさがりだという圷さんは、横長キッチンの横移動を減らすような動線を考えたキッチン。「キッチンが横長で動きにくいので、まとめて取れるような動線を考えて配置しています」。例えば、よく使うスパチュラや鍋敷き、コーヒードリッパーなどは、IKEAのツールバーに吊り下げて、すぐ取れます。

また、キッチンは家の中で一番好きな場所だから、好みでないものは置かないようにしているそう。好きな作家ものは見える場所に。見せる収納はどこに何があるかすぐわかり、使いやすいという効果も。

<IDEA 1>
朝晩で使う器を分ける

ウォールシェルフには夜ごはん、レンジ上の木箱の中には朝ごはんでよく使う器やカップをまとめて。家事動線が決まり、楽になったそう。

<IDEA 2>
保存容器は
かごに入れたまま乾燥→収納

乾かす時間がかかる保存容器は、洗ったら大きなかごに入れて、そのまま換気扇上のデッドスペースに置くだけ。さっと取り出せて便利。

<IDEA 3>
日々のお茶セットは
すぐ出せる場所に

お茶やコーヒー類は、レンジ横の市場かごに。見せたくないパッケージも隠せて、旦那さんにも分かりやすくなって◎。

<IDEA 4>
モノのサイズに合わせたかご収納

左からリネン類、キャンプ用品、おやつのかご。キャンプにそのまま持っていけたり、おやつかごにお皿も入れ、子どもが自分で出せるのも楽。

<IDEA 5>
排水ネットを目の前に

汚れやすい排水口まわりは、すぐ手の届く場所に水切りネットを常備。蓋付きの陶器に入れると目隠しに。

<IDEA 6>
作業台下によく使うモノを

りんご箱の上によく使うざるや鍋を置き、デットスペースを活用。かごの中には、スポンジやキッチンペーパー、油を入れ、布で隠して。

<IDEA 7>
掃除道具はひとまとめに

キッチン周りで使う掃除道具は、子どもの手の届かない場所に吊るして。見える場所だから、お気に入りのバッグに入れています。


家事動線のアイデア 【ダイニング編】

おうちには来客が多いという圷さん。とくに来客後の洗いものの片付けが大変! ダイニングには、その負担を減らす工夫がいっぱいです。

<IDEA 1>
ざるにのせて片付けや
取り出しを楽に

大勢の器の片付けには、ざるがトレーや水切りかご代わりにと大活躍。「ざるは、洗った器を乾かしながら棚にしまえて、取り出しも一度でできて楽です」

<IDEA 2>
いつも使うものも
飾るように収納

おやつのフルーツはかごに入れ、娘さんが自分で取れるよう食器棚の上に設置。「ざっくり編まれたモロッコのかごは、最近買ったもの。深さがあり、中のものが見えにくいのも気に入っています」

<IDEA 3>
ダイニングの奥に
寝転がれるスペースを

ダイニングに置いた足付きマットレスは、遊びに来た子たちが上で遊んだり、お昼寝したり、赤ちゃんのおむつ替えもできる万能スペース。クッションを置けばソファ代わりにも。


家事動線のアイデア 【リビング編】

靴下やおもちゃ、上着…リビングに散乱するあらゆるモノを片付けるのはストレスのひとつ。すっきりまとめるアイデアをご紹介。

<IDEA 1>
「かごにポイッ!」で
靴下やパジャマの迷子とサヨナラ

脱ぎっぱなしの靴下やパジャマに悩んでいた圷さん。出し入れしやすいかごを、靴下用、パジャマ用に分けたら、旦那さんも片付けてくれるように。テレビ台下にも、自分用、夫用のかごでモノの置き場を作ってちらかり防止を実現!

<IDEA 2>
小上がり下は大型収納庫

小上がりの下部分は、奥行き180cmある引き出し式の収納スペースに。日用品のストックや仕事道具、キャンプ道具などをたっぷり入れられます。

<IDEA 3>
ゾーニングで
おもちゃの散乱予防

遊ぶスペースは小上がりの上が中心。区切りがうまくできるため、おもちゃが他の場所に散乱することがなくなり、片付けも楽に。手作りのティピー(テント)は、おもちゃを隠すことができて便利。

<IDEA 4>
子どものおもちゃも
かご収納

おままごと、お絵描きセットなど、ざっくり分類してかごや箱に収納。なかにポイポイ入れられ、子どもが片付けがしやすい仕組みに。


家事動線のアイデア 【ランドリー編】

干す、たたむ、しまう…。洗濯は回すだけで終わりじゃない! 圷さんも苦手な洗濯は、スムーズな動線で面倒くささを回避。

<IDEA 1>
洗い物は洗濯かごに入れて

娘さんの洗濯物や手洗いのものはかごに、その他は洗濯機に直接入れて作業負担を軽減。毎朝、洗濯機を回し終わったらかごに移してハンガー置き場へ移動。

<IDEA 2>
ハンガー類は集合場所を
作って出しっぱなしに

洗濯機から物干しまでの動線上にあるクローゼットの入り口につっぱり棒を設置し、ハンガー置き場に。「着替えたらここにかけるように夫にもお願いしています」

<IDEA 3>
簡易物干しで
干すのもラクラク

ベッドルームやリビングの天井につけた丸カンに木の棒を通して、部屋干しスペースに。乾いたらハンガーにかけたまま、ベッドルームにあるラックに移動。

<IDEA 4>
洗濯後はそのまま片づける
システムを

洗濯物をたたむのがとにかく苦手だという圷さんは、ハンガーのままかけたり、かごにポイポイ入れるだけの収納にすることで、ストレスから解放。


家事動線のアイデア 【お出かけ編】

おでかけ準備も帰宅時の荷物の片付けも、段取りが大切です。忘れ物、探し物はなし! おでかけのときにも無駄に動かなくてすむ動線づくり。

<IDEA 1>
スムーズな外出準備

アクセサリーは厳選して置いているので、お出かけ時にさっとつけられます。香りものも同様に。メイク道具を入れたかごとアクセサリーは、廊下に近いリビングのテレビ台の上に。

玄関の廊下に、いつも使うエコバッグをかけて。お気に入りのバッグは景観を壊しません。

ツールバーにはバッグをかけ、それぞれにハンカチやエコバッグを入れて。引き出しの役割をしてくれます。

片付けが苦手な家族のために、玄関にかけられるところをたくさん設置することで、ちらかりや忘れ物防止に。

<IDEA 2>
靴はオープン収納で
広々使いやすく

玄関にウォールシェルフを作り、3人分の靴を並べて。扉をつけないことで、圧迫感のないスペースになり、広くて使いやすい玄関を実現。「出し入れもしやすいので、モルタル仕上げのたたきが靴でいっぱいにならないよう、家族それぞれが靴の出しっぱなしには気をつけるようになりました」

<IDEA 3>
娘さんのお出かけグッズは
家の中央に

リビングの袖机の横に、おでかけ用のリュックを空っぽのままかけて。週末のおでかけ時には、自分でおもちゃを選んで入れて、準備ができます。


profile
圷みほさん

衣食住のお店「acutti」主宰。築40年の集合住宅に、夫と娘の3人で暮らす。著書に『かごと木箱と古道具と。』(ワニブックス)。
Instagram:@mih0n

photograph:Nozomi Nishi text:Mayumi Akagi web edit & text:Riho Abe
リンネル2020年6月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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