プリスティンから“藍×柿渋”の風合い豊かなチェック柄シリーズが新登場 プリスティンから“藍×柿渋”の風合い豊かなチェック柄シリーズが新登場

気持ちのいい毎日のために、暮らしに寄り添うメイドインジャパンのオーガニックコットンのアイテムを展開している、プリスティン(PRISTINE)。この春は、藍の染料を手捺染するプリント技術に加え、渋みのあるブラウンの柿渋手捺染プリントを組み合わせた「柿渋シリーズ」が登場しました。
目次
プリスティンから“藍×柿渋”の風合い豊かなチェック柄シリーズが新登場
古くから受け継がれてきた伝統色で表現するチェック柄

藍と柿渋を併用した手捺染プリント「柿渋シリーズ」は3年熟成させた柿渋液を使用。
茶綿や茶葉、ワインにも含まれる渋み成分のタンニンが、この柿渋液にも含まれています。
抗菌効果や防腐効果があるため、革のタンニンなめしや、建築木材の色つけなど、昔からさまざまな用途で使われています。
3年熟成させた柿渋液を使った手捺染は、色だけでなく質感にも渋みやハリ感があるのが特徴。
ベースはやわらかなオーガニックコットンの平織生地を使用し、袖や裾はホワイトカラーを残すことで、爽やかな印象に仕上がっています。
透け感が気にならないところもうれしいポイント。さらりと一枚で着こなせて、涼しげなコーディネートが楽しめます。

柿渋藍チェックブラウス¥44,000

柿渋藍チェックスカート¥33,000

柿渋藍チェックパンツ¥33,000
「柿渋シリーズ」ができるまで 〜藤田染苑のものづくり〜

美しい「柿渋シリーズ」は、創業90年以上、天然染料を用いた手捺染技術を得意とする、京都の「藤田染苑」のテクニックによるもの。
伝統的な京友禅の技法を残しながら、新たな染色技法を追求することで若い技術者を育成し、世界に誇る友禅染色の伝承を目指している工房です。
伝統的な京友禅の技法を残しながら、新たな染色技法を追求することで若い技術者を育成し、世界に誇る友禅染色の伝承を目指している工房です。
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地の目を正確に取ることが、最終的な表情を左右する、重要な「地張り」。その工程を終えたら、布に柄をプリントする工程「捺染」へ。捺染は、1台25mを10分かけて行います。捺染後、乾燥させて生地を巻き取ります。
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生地を巻き取ったら蒸し屋に生地を運び「蒸し」の工程に入ります。箱蒸しとよばれる大きな蒸し箱に入れて酸化させ、藍の色を定着させます。80℃の蒸気の中で「蒸し」の工程を終えた生地は、酸化と還元の働きで藍色の染料がグリーンに変わっています。時間をかけてゆっくりと藍色に戻っていきます。
使うほどに味が出るデニムのように、風合いや表面の変化が楽しめる“柿渋”。着用し、洗濯することで、柿渋のプリント部分がブラッシングされたようなダスティな色合いになり、より風合い豊かな柄に育っていくところも魅力です。さらりと心地よい着こなしはもちろん、風合いの変化も楽しんでみて。
edit & text : Mina Ota
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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