旬のフルーツやイベントを楽しみながら味わえるお菓子を料理家・星谷菜々さんにうかがいました。今回はアーモンドの香ばしい香りが魅力。フランスの伝統お菓子「ガレット・デ・ロア」を教えてもらいました。
「ガレット・デ・ロア」のレシピ
新年を祝うフランスのお菓子。フェーブ(陶器の人形)を引き当てた人は、幸せな1年を過ごすといわれています。
●材 料(直径18cmのホール1台分 )
〈アーモンド生地〉
バター(食塩不使用)… 50g
塩 …ひとつまみ
きび砂糖 …40g
卵 …1個
アーモンドパウダー …50g
アマレット(またはブランデー) …小さじ1
18×18cmの冷凍パイシート …2枚
卵黄(仕上げ用) …適量
フェーブ(陶器の人形) …1つ
※ フェーブ(陶器の人形)はもともと乾燥したソラマメを使っていたことが名前の由来。代わりにローストしたアーモンドを1粒入れても。
●作り方
1.〈アーモンド生地〉を作る。ボウルに室温に戻したバター、塩、きび砂糖を入れてゴムベラでなじませる。なめらかになったら泡立て器に替えて、白っぽくなるまですり混ぜる。
2.溶いた卵を少しずつ加え、ふわりとしたクリーム状になるまでよく混ぜる。
3.アーモンドパウダーとアマレットを加え、ゴムベラでなめらかになるまで混ぜる。
4.冷凍パイシート2枚を常温に10分ほど出し、それぞれを直径18cmに丸く切り取る。
5.クッキングシートにパイシート1枚をのせ、外側2cmに水少々で溶いた卵黄を刷毛で塗る。その内側にアーモンド生地を平らに敷き詰め、フェーブを端に埋める。
6.もう1枚のパイシートをかぶせ、端一周を人差し指で押さえてくぼみをつけながらくっつける。さらに包丁の背で側面に切り込みを入れる。
7.表面に5.の卵黄を刷毛で塗り、冷蔵庫で30分休ませる。
8.オーブンを200度に予熱する。生地の真ん中に空気穴をあけ、さらに渦を描くように包丁で模様を描く。
9.200度に予熱したオーブンで30分、さらに180度に下げて20分こんがりと焼く。
このレシピを教えてくれたのは
JSA認定のワインエキスパートの資格を持ち、お酒とスイーツのマリアージュにも定評がある。著書に『BAKE 焼き菓子の基本』(成美堂出版)、『フルーツスイーツダイアリー』(グラフィック社)など。
photograph: Nao Shimizu cooking & styling: Nana Hoshiya flower styling: Noriko Okamoto text: Hanae Kudo web edit & text : Liniere.jp
リンネル2019年1月号より
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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