南欧風住宅のカーサカリーナとリンネルがつくった北欧スタイルの家「カーサリンネル」には、家族みんなが心地よく、楽しく暮らせる工夫が詰まっています。実際に住まう人にその暮らしぶりや、これからの家づくり計画についてお話をお聞きしました。
お気に入りに囲まれて、趣味と暮らしを楽しむ空間
凍てつくような寒さと、長い夜。北欧の人々が思い思いに好きな家具や雑貨を集めて部屋を飾る習慣は、厳しい冬においても家の中で快適に過ごすために生まれたといわれています。「北欧の暮らしのように、お気に入りに囲まれて過ごしたい」と北欧住宅を検討するうちに、カーサリンネルと出合ったという小澤さん一家(連載第1回にも登場)。
「無垢の床や温かみのある白い壁、扉の取っ手の素材など、北欧雑貨が映える内装に心がときめきました」と決め手を話してくれた弘幸さん。
さらに、玄関からLDKがひと続きになっている1階の間取りも、気に入ったポイントだったそう。依里さんは「家事をしながらリビングで遊ぶ子どもに目が届くんです。開放的で、晴れた日には部屋の中で木漏れ日を感じられるのも気持ちいい」と微笑みます。
時間を取れるときは弘幸さんがコーヒーを淹れて夫婦でおしゃべりが定番。カップはその日の気分で奥のオープンラックに並べた中から選ぶそう。
コツコツと集めたアラビアやイッタラのヴィンテージカップはキッチンのオープンラックに。「ダイニングテーブルに座ると、ちょうど棚に並んでいるカップが見えるんです。家事の合間に眺めるだけでうれしくなりますね」と依里さん。
親として過ごしつつも、自分自身の“好き“の感覚を大切にできるのは、カーサリンネルの間取りや、内装ならではだと教えてくれました。
何を飾ろうかと考える時間が幸せです
今の楽しみは、独身時代から2人で集めてきた北欧デザイナーのオブジェや、新築時に思い切って購入したヴィンテージ家具、新婚旅行で行ったフィンランドで一目ぼれして持ち帰った器などの一つひとつに、居場所をつくること。
窓辺のスペースには、ロヴィのムーミンシリーズの木製のオブジェが。「部屋のどこを切り取っても絵になります」と弘幸さん。
デンマークヴィンテージのダイニングチェアにミナ ペルホネンのタンバリンのテキスタイルを張ってアレンジ。
ダイニングテーブルの上にはルイスポールセンのペンダントライトを。光が真鍮に反射して広がり、家族の団らんを温かく照らします。
依里さんは「素敵な空間の中に、思い入れのあるモノたちが佇んでいる。そういう景色が日常にあることが、私たちにとって居心地がいいということなんだなぁと感じています」と目を細めます。
玄関を上がって脇にある洗面台は、コロナ禍の今、帰宅後すぐに手洗いできて便利。蛇口に娘のきはるちゃんの手が届くように、台の代わりにアルテックのスツールを置いています。
夫婦で大好きなミナ ペルホネンのアイテムは、家中のところどころにちりばめられています。きはるちゃんの木製つみきのおもちゃや、2階のトイレの壁面に貼ったタイルなど「見ているだけで気持ちがあがります」。
雑貨や家具を飾れる余白が多いから、いつか憧れの花瓶を手に入れたらここに、クリスマスの装飾はここに、と想像する時間も幸せなんだとか。
住み始めて約3か月、小澤家の家づくりはこれからもまだまだ発展していきそうです。
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カーサリンネル公式ホームページ
photograph : Hiroshi Hayashi text : Kozue Minoura
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