LIFESTYLE

特集幸せな老後のための リンネルマネー講座

【マネー講座】 [10月に所得税制度改正]「扶養の壁」を超えて働いたときのメリットは? 「社労士が解説③」 【マネー講座】 [10月に所得税制度改正]「扶養の壁」を超えて働いたときのメリットは? 「社労士が解説③」

特集幸せな老後のための リンネルマネー講座

扶養から外れて働くメリット

今後、「扶養の壁」は縮小していくと予測されています。パートやアルバイトなどの非正社員も含めて多くの人が自分で社会保険に加入することが当たり前になる時代もそう遠くないかも。社会保険に加入した場合のメリットも知っておきましょう。

●メリット1:健康保険の保障が受けられる
被扶養者で年収130万円未満の場合は、健康保険と国民年金保険の保険料がかかりませんが、健康保険で受けられる給付が制限されてしまいます。でも、自身で社会保険に加入すれば、傷病手当金や出産手当金を受けることが可能
病気やケガで休んだときや産休など休業中の保障が手厚くなります。また、障害を被った時にも、障害厚生年金が上乗せされます。

●メリット2:将来受け取れる年金が増える
扶養に入っている人が将来受け取れるのは国民年金だけですが、扶養から外れる働き方で厚生年金に加入すれば、将来国民年金と合わせて厚生年金も受け取れます。老後資金の備えがなかなかできないという場合、働き方を変えることで厚生年金を上乗せするという考え方もあります。

●メリット3:多様な働き方ができる
今後も社会情勢の変化や法改正などにより、扶養の条件は変化する可能性があります。「扶養の壁」の範囲内だと、制度改正があるたび、勤務時間などを気にして働かなければいけませんが、「扶養の壁」を超えた働き方であれば、条件を気にせず、多様な仕事が選べるようになります。
また、世帯年収が増えることも重要なポイント。収入が増えれば、貯蓄やお楽しみ費に回せ、気持ちにも余裕が生まれます。

次のページ

Related Article
おすすめ記事

リンネル最新号&付録

  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号
  • リンネル 最新号

2025年1月号

暮らしの道具大賞2024

付録
marble SUD[マーブルシュッド]
ボアバッグ&
リング付きちょうちょ柄丸ポーチ

特別価格:1,520円(税込) / 表紙:上白石萌音 /
2024年11月20日(水)発売 ※一部の地域では発売日が異なります

VIEW MORE