家事上手なマキさん、保手濱歌織さん、尾崎友吏子さんの3名が、家事や仕事の“すきま”にやっている家事の工夫やアイデアをご紹介。心地よく暮らすための家事のヒントが満載です。
1.マキさんのすきま家事
マキさん
<IDEA 1>
手を洗ったついでに
その泡で洗面ボウルを洗う
手を洗った泡で、1日1回、洗面ボウルをそのまま手でなで洗いします。ドクターブロナーの「マジックソープ」や生活クラブの液体石けんを使うので手が荒れなくて安心。毎日やることできれいをキープできます。
<IDEA 2>
脱衣所に洗濯ネットをセットし、
入浴時に各自仕分けるシステム
手すりに無印良品のクリップバサミで洗濯ネットをぶら下げて、脱衣所にセットしておきます。そうすると、お風呂に入る前に、夫も子どもも脱ぎながら仕分けができます。習慣になるまでに半年かかりましたが、洗濯時に仕分けする手間が省け、とってもラクです。
<IDEA 3>
日曜日の朝食後に
生活クラブの宅配を注文
パソコンを開くと仕事が気になってしまい、なかなか注文まで至らないので、生活クラブのカタログから注文しています。食品ロスを防ぐために、注文は平日5日分をまとめ買い。足りなくなったらスーパーで買い足します。
2.保手濱歌織さんのすきま家事
保手濱歌織(ほてはま かおり)さん
<IDEA 1>
朝ご飯中に「ホットクック」や
「石窯ドーム」を活用して夕飯準備
子どもが朝ご飯を食べている間に夕飯を準備。「ホットクック」を使えばカレーも2分でできます。調理家電は、待っている時間にほかのことをできるのが一番の利点。さらに、カット野菜を使えば、肉じゃがやビーフストロガノフも簡単!
<IDEA 2>
仕事や買い物に
スマホをフル活用
日用品や食料品の購入はすべてネットを利用しているので、手があいたときや気づいたときにスマホですぐに注文します。また、意外と家事をしているときに仕事のアイデアを思いつくので、そのたびにスマホの音声入力でメモしています。
<IDEA 3>
リモートワークの親の隣で
子どもはプログラミング
子どもと並んで座り、プログラミングを教えながらデスクワーク。いざ面と向かって教えようとするとつい口調がきつくなってしまったりするので、仕事をしながら合間に見るくらいがちょうどいいですね(笑)。
3.尾崎友吏子さんのすきま家事
尾崎友吏子さん
<IDEA 1>
五徳洗いも
食洗機にお任せ
コンロの五徳は洗うのが大変なので、汚れたら、こびりつく前に食器と一緒に食洗機で洗っています。酸素系漂白剤で油汚れもすっきり落ちます。酸素系漂白剤は、食器洗い用のアクリルたわしの除菌にも使えて便利!
<IDEA 2>
外包装を取り外してから収納
買ってきた納豆のパックなどは、冷蔵庫に入れるときに外の包装を外し、カレールゥなど箱に入っているものは外箱を捨てています。冷蔵庫の余計な電力を使わずに済むし、場所もとらず、使うときに外して捨てる手間も省けます。
<IDEA 3>
味噌汁を作るついでに
野菜を茹でて、もう1品
味噌を入れる前に、和え物やサラダ用の野菜をいりこだしで茹でます。うっすらとだしの味がつくので、ナムル、ポン酢オイル和え、お浸しなどにしていただきます。茹でるのは小松菜、ブロッコリー、キャベツ、キノコ、にんじんなど。
暮らし上手が伝授! 家事や仕事の合間にできる、すきま家事のアイデア。
illustration:Kayo Yamaguchi text:Maki Nagai web edit:Riho Abe
リンネル2020年8月号より
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください
マキシンプルライフ研究家・時産アドバイザー
夫と二人の娘と暮らすワーキングマザー。SNSやブログ、YouTube「エコナセイカツ」を通じて心地よく生きるための家事のコツを発信。より良い暮らしについて考える「心地いい暮らし研究会」メンバー。近著に『これからの人生を豊かにする 時産』(文藝春秋)。著書は14冊、累計発行部数29万部。
Latest News
LIFESTYLE
リンネル最新号&付録
2025年1月号
暮らしの道具大賞2024
- 付録
- marble SUD[マーブルシュッド]
ボアバッグ&
リング付きちょうちょ柄丸ポーチ
特別価格:1,520円(税込) / 表紙:上白石萌音 /
2024年11月20日(水)発売 ※一部の地域では発売日が異なります