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小関裕太さん「写真が自分探しのルーツに」私らしい毎日を育む、心と体の整え術とは? 小関裕太さん「写真が自分探しのルーツに」私らしい毎日を育む、心と体の整え術とは?

「お芝居も写真も“好き”を突き詰めることで、理想の自分になれる気がします」

「お芝居も写真も“好き”を突き詰めることで、理想の自分になれる気がします」と話す小関裕太さん。

今の自分に必要なものを理解するには、自らを客観視することも大切。それができるようになったのは、18歳で初主演舞台を経験したとき、演出を手がけた岸谷五郎さんからかけられた言葉の影響が大きいと話します。

「岸谷さんが常に言っていたのが『俯瞰しろ』ということ。当時はよくわかっていなかったけど、その言葉はずっと残っていて。今になってようやくそれがなじんできたのかなと思います。自分を俯瞰できれば、整っていないときも早めに気づいて、その対策ができますから」

8歳でデビューして以来、現在まで多方面で活躍。今年の6月には30歳の節目を迎える小関さんですが、「こんな30代になりたい」というイメージはあるのでしょうか。

「僕は節目の年齢について考えるのが好きなんです。19歳のとき、『20歳になったら友だちとお酒を飲んで、大人の話をしたいな』と待ち遠しかったんです。
でも、あと半年で20歳になったからといって何もせずに大人になれるわけじゃなく、『どんな大人になったのか』を評価されるんだと気づいて。すごく怖くなったんですよね。19歳と20歳では違う自分にならなきゃいけないと思って、車の免許を取ったり、アルバイトをしたり、ひとりで海外旅行をしたり・・・・・・。いろいろもがいて20歳になりました」

「ハンカチを持つ余裕のある人」が理想の30歳

「ハンカチを持つ余裕のある人」が理想の30歳だと話す小関裕太さん。

慌ただしく20歳になった反省もあり、20代は「10年間の役づくり」と捉え、理想の30代に向けて準備していったそう。


「20代のときにイメージしていた理想の男性像は、『ちゃんとハンカチを持っている人』。常にハンカチを持つためには、ちゃんと洗って、アイロンをかけて、畳んでしまっておかないといけない。これって、余裕がないとできませんよね。そういう、細かいところまで気を配れる男性になりたくて、まずはハンカチを持てる人になろうと思ったんです。
ただ、同時にイメージしていたのが、『バーボンを片手に靴磨きをしている人』。こっちはちょっと難しかったですね(笑)」

30歳を目前にして、理想に近づけたという小関さん。今は40代を見据えていると話します。

「40代は生き方を見られる年代だと思っています。何が好きで、何を大切にして、限られた時間をどこに使うのか……。自分の中にある『好き』の感覚を大切にしてお芝居もカメラも極められたら、理想の40歳になれるのかな、と思っています」

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