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:【韓国・ソウルで素敵な器に出合えるお店3選】 現代作家の作品に触れながら作陶体験もやってみた!
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モデル・kazumiさんが今一番気になる国、韓国の文化について深掘りする連載。今回は、歴史的にも日本と深いかかわりを持ってきた韓国の陶芸、器についてご紹介します。
器好きなkazumiさんとピックアップしたのは3つのスポット。
まずは、韓国人作家の作品だけを扱う「リウム ストア」。リウム美術館内に位置し、著名な方から、まだあまり知られていない実力派の韓国人アーテイストの作品をセレクトしています。
そして、日常の使い勝手にもこだわった器に出合える「WOL漢南」。オーナーの審美眼で集められた器やカトラリーの美しさにうっとり。
最後は、今、韓国国内外でも人気が高く、日本の有名セレクトショップからのオファーも続々と寄せられているセラミック作家、キム・ウンジさんが生み出す「herere(ヒオリ)」のアトリエにもお邪魔しました。
それぞれの魅力をご紹介します。
国内の著名&若手作家さんの作品が集まる
リウム ストア

韓国を代表する陶芸家、ジョン・サングンさんの作品。
朝鮮時代の白磁の形や材料を踏襲しながらも、日常使いできるように現 代 的なデザインを落とし込む作風で、世界的に人気を集めている。「陶磁器が生活に寄り添い幸福感を与える存在になってほしい」という思いから、使い勝手のよさにもこだわっている。 25,000ウォン~

リウム ストアは、陶器はもちろんのこと手軽に購入できるオリジナルグッズも多数展開されている。
これをお目当てにやってくる人も多いそう。

韓国のモダンウェルネスブランド、ondoとリウムがコラボレーションして制作した、心を穏やかにしてくれるサマージ(天然アロマインセンス)とパワーストーンのセット。 64,000ウォン
ジョン・サングン作家の白磁にひと目ぼれ!

韓国で祝いの席で使用される祭器をデイリーに使えるサイズ感に。スウィーツをのせてティータイムを楽しみたい。 45,000ウォン
厳選された作家さんの作品を求めるなら
WOL 漢南

店主が実際に使って「本当によかったもの」を販売するWOL。暮らしの中でどういった役割や彩りを魅せるかを意識し、国内の作家はもちろん、日本の作家やメーカーの商品も並ぶ。

この日はキム・ドンギュさんのアルミニウムで作った作品(30,000~ウォン)がメインテーブルにセンスよく配置されていました。

また、お店の下にはティールーム&ショップ「チャチャイテ」もあり、長居したくなる空間です。

韓国の器作家として国内外で支持されているイ・キジョさんの白磁の器。ほんのり淡く青みを感じる白磁の器は、しっかり厚みがあり女性の手にもなじむ仕様に。キムチやスープ、飯碗として使い方は自由。 66,000ウォン~。

展示会でイベントを行うたびに人気という、鍛金作家のパク・ミギョンさんの作品。アルミニウムを漆で色づけし独特な色合いを出している。(Mサイズ)18,000ウォン、(Lサイズ) 220,00ウォン
注目の陶芸作家キム・ウンジさんの教室
herere(ヒオリ)で作陶体験!
韓国の器の文化に触れて、その魅力に引き込まれているkazumiさん。
続いては、ソウルで作陶をするキム・ウンジ先生の工房で、実際に韓国の土に触り陶芸を行ってみました。
キム先生は、秋に日本のギャラリーで展示も決定している、今話題の陶芸家なんです。

形を成型していくのが、むずかしい……

kazumiさんが手でこねて成型していった平皿と、カップ。
「先生の動きを参考にしましたが、思うようにいかず! 作陶の作業は本当に繊細なんですね」。
こちらをかまどで焼いて、後日、日本で受け取ることに。

一般開放している教室は、事前予約をすれば旅行中の体験もOK。完成したものは後日国内に発送もしてくれます。(1講座90分 75,000ウォン~)。工房で拝見したキム・ウンジ先生の作品は、繊細なのにどこかやさしさが感じられて素敵。
kazumiさんの感想
以前この連載で取材をした、料理家の内田真美さんに伺った韓国の器のお話から、この旅では韓国の器を買っていこうと決めていました。それに、今回は作陶の経験まで! 出来上がりは、手で薄く伸ばした部分がぎゅっとまとまり、味わい深い仕上がりなっていて、楽しかった旅の記憶がよみがえりました。花器とアクセサリー置きとして使いたいと思います!
こちらもチェック!
photograph:Mio Matsuzawa text:Aiko Futamata
リンネル2025年7月号
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