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:「人目が気になり、うまく振る舞えない」「本当の自分が出せない」初対面が苦手な人に、人見知り漫画家わたなべぽんさんが解決法をアドバイス!
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初対面で緊張してしまう、新しい人間関係が苦手……。そんな人見知りさんが少しラクになるための考え方のコツを、エッセイ漫画家・わたなべぽんさんに伺いました。
子どものころから人見知りで、友だちも少なかったというぽんさんが、「人目が気になってうまく振る舞えない」というあなたのお悩みにお答えします。
お話を聞いた
わたなべぽんさんProfile
漫画家。累計34万部のヒットとなった『スリム美人の生活習慣を真似したら1年間で30キロ痩せました』シリーズ、『ダメな自分を認めたら部屋がキレイになりました』シリーズなど著書多数。
お悩み1:友だちを自分から誘うのが苦手です
A. 断られても、たまたまだと割り切れればOK
よくわかります。人見知りの人にとって、自分から誘うのはハードルが高いですよね。
それは、もう慣れるしかない部分があります。
そして、勇気を出して誘って断られたとしても、たまたま都合が悪かったとか、興味のない誘いだったのかもしれません。自分がダメだからとか、嫌われたなど、自分を責めないことが大切。

お悩み2:人の言うことをすべて悪く受け取ってしまいます
「自分に自信がないせいか、人からちょっと何か言われただけで、すぐに悪く受け取って落ち込んでしまいます」
A. ありのままの自分を受け入れれば気にならなくなる
まったく関係ないことや悪意のない一言でも、悪く受け取ってしまう。
これは、相手が悪いのではなく、自信がないことが原因です。根底には実物以上に自分をよく見せたい、いい人だと思われたいという気持ちが隠されているのかも?
素のままの自分が受け入れられれば、他人の一言に左右されることは少なくなるはず。


何気ない会話も、いちいち裏の意味を考えてしまいがちだったぽんさん。しかし、このあと友人との会話で気づきが。
©わたなべぽん/KADOKAWA
お悩み3:人の多い場所や、初対面の相手が苦手
「人の多い場所や、初対面の相手と接するときに緊張のあまり挙動不審になります。『変な人だと思われたかも』と、 つい人見知りしてしまいます」
A. あがっている自分自身に慣れればOK
私自身、あがり症。そんな自分を恥ずかしいと思っていましたが、人には得意不得意があってあがり症もそのひとつだと考えるようにしました。
あがり症自体は直ることは難しいかもしれないけれど、ドキドキしたり声が震えたりすること自体に慣れることはできるはず。
それも自分だと思ってラクに考えては?

お悩み4:いい人でいたいあまり、イヤなときも言い返せない
「ムッとすることがあっても 、 いい人でいたいせいか、ヘラヘラしてしまい、自己嫌悪です」
A. サッと言い返してトラブルになるより賢い
私は、言い返せない自分を悔しいと思っていました。でも見方を変えると、かっとなって言い返してトラブルにならないだけマシ、ともいえます。とっさに言い返しても、こちらも感情的になっていい話の流れにはならないことが多いです。
言いたいことがあるときは、あとで頭の中を整理してから、相手に伝えるようにすればOK。


人当たりよくしようと、初めて会った人に嫌なことを言われてもつい愛想笑いをしてしまう。でも、それって自分のためになってる?
©わたなべぽん/KADOKAWA
お悩み5:他人にどう見られるか、気にして好きな服が着られない
「鮮やかな色の服や個性的なデザインの服を着こなしたいのですが、道ですれ違った人に変に思われないかな?と気になって、結局着られません」
A. 他人は思うほど注目していないかも?好きなものを着てOK
私は、年齢性別がわからない服装をみんながすればいいと思っています。
私はタコの柄やモチーフが大好きで、最初は小物で取り入れていたのですが、ある日全身タコの柄で出かけていたことがありました(笑)。
でも、人は意外と見てないものです。恥ずかしい人は、これが好きなんだ!と宣言すると、肯定的な意見が聞けるかも?

人付き合いにおすすめのわたなべぽんさんのコミックエッセイ
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composition & text:Ema Tanaka illustration:Pon Watanabe
リンネル2025年7月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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「新しい友だちができても、こちらから誘うのは迷惑じゃないかな? と思って、なかなか連絡できません。結果、あまり仲良くなれないままに……」