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蒼井優さん「夜の原宿での撮影が思い出」 【リンネル創刊15周年リレーインタビュー vol.5】 蒼井優さん「夜の原宿での撮影が思い出」 【リンネル創刊15周年リレーインタビュー vol.5】

リンネル編集部
蒼井優さんにインタビュー【リンネル創刊15周年】
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15周年を記念して、リンネルとゆかりのある方々に思い出をうかがうリレーインタビュー。
表紙や連載で誌面を彩ってくれた蒼井優さんが、この15年の変化を語ってくれました。

目次
  1. めくるときの手触りや持ったときの重みは
    “紙の雑誌”だからこそ、味わえる感覚
  2. 「心地いい服ってなんだろう?」と探りながら
    のんびり一緒に歩いていきたいです
  3. Liniere × Yu Aoi’s History
  4. リンネル読者にメッセージ

今回お話を伺ったのは…
蒼井優さん PROFILE

  • あおい・ゆう/1985年、福岡県生まれ。1999年、俳優デビュー。近年の出演作にドラマ「ブギウ。ギ」「阿修羅のごとく」、劇場アニメ『劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの』『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』(ともに声の出演)など。

    「いちばん思い出深いのは夜の原宿で撮影したこと」と話す蒼井優さん【リンネル15周年インタビュー】

    めくるときの手触りや持ったときの重みは
    “紙の雑誌”だからこそ、味わえる感覚

    「めくるときの手触りや持ったときの重みは“紙の雑誌”だからこそ、味わえる感覚」と話す蒼井優さん
    ブラウス¥72,600/カレンテージ(メルローズ)、ネックレス¥71,500、パールネックレス¥23,100/ともにミキア(ミキア ギャラリー)、パンツ¥68,200/ザミュージアムオブドウズ(ザミュージアムオブドウズ)、サンダル¥79,200/ユッタ ニューマン(シードコーポレーション)

    いちばん思い出深いのは
    夜の原宿で撮影したこと

    ― 蒼井さんに初めて登場していただいたのは2011年。創刊3号目ですが、覚えていますか?

    懐かしいですね。このとき、私は20代半ばぐらいかな……? 私がデザインした服を着て、撮ってもらったんですよね。
    しかも2か月にわたって。確かこの服は、パンツの裾にゴムが入っていて、裾を上げるとかぼちゃパンツにもなる、というデザインでした。
    でも、撮影のときの記憶はあいまいかも。昔はわりと記憶力がよかったんですけど、本当に最近は忘れっぽくなっちゃって。

    ― 蒼井さんの中で、リンネルのスタイリングのイメージは?

    やっぱり、リネン素材や毛糸のアイテムかなあ。でもこうやって昔の号を見ていると、今とは服のバランス違いますね。スカートの丈も、今よりも短い。

    ― 確かに、今見るとスカート丈が短めですね。

    この(アパレルとのコラボレーションで作った)スカートも、今デザインするなら、もう少し長くするかもしれない。
    リンネルのテイストって、ずっと変わらないというイメージがあったけど、それでもちょっとずつ変わっているんですね。

    「いちばん思い出深いのは夜の原宿で撮影したこと」と話す蒼井優さん【リンネル15周年インタビュー】

    ― 表紙はもちろん、いろんな企画で出ていただきましたが、特に印象に残っているページを挙げるなら?

    「夜の蒼井優」という夜ロケをした企画ですね。
    みんなでお好み焼きを焼いたり、雨が降っている中、外で撮影したり。原宿の東郷神社の近くで撮ったんですよね。
    ファッションに関する内容でもないのに、こういう企画をやらせてもらえたことがうれしかったし、チームでワイワイ撮影できたのも楽しかった。
    リンネルの度量の広さを感じた思い出です。

    ―この企画は、ちょうど蒼井さんが30歳になったタイミングでしたね。夜に撮ろう、というアイデアは蒼井さんからですか?

    そう、私なんです。夜の撮影ってワクワクするけど、なかなか雑誌ではできないのでやってみたくて。
    もちろん、たくさん自然光が入る昼間の撮影も素敵だけど。夜の静かな雰囲気の中で撮ってみたいと思って。

    ―好み焼きを焼いているところを撮る……というのも、蒼井さんの提案でしたね

    みんなで夜ごはん食べよう!」という話になって、じゃあ何にしよう?お好み焼き作ろう! みたいな(笑)

    ―2018年の1月号からは、きもの研究家の森田空美先生から着物の基本を教わる連載「着き衣そはじめ」もスタートしました。
    けにふさわしい着物から、カジュアルな日常の着物、涼しげな麻の夏着物……と、1年を通じてさまざまな着こなしを楽しんでいただきましたよね。


    私は森田先生の着付けが大好きなんです。帯や小物との合わせ方も、とても粋で、潔くて。
    正統派の美しい着付けに見えるけど、実は帯の位置が低かったり、使っている紐が少なかったりして、着ていて全然苦しくないんです。

    ―銀座の資生堂パーラー、当時の目黒雅叙園……といろんな場所でロケをしたのも、この連載の思い出です。

    リンネルの撮影ではあまり見ないシチュエーションだったから、新鮮でした。
    ただ着物ってどうしても美しく見えるポーズが限られるから、考えるのが難しかったです。
    でも森田先生が選んだ着物を毎月着られたのは、すごく贅沢な時間でしたね。

    次のページ「心地いい服ってなんだろう?」と探りながら のんびり一緒に歩いていきたいです

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