インテリアになじむ造形美。最新スタイリッシュ家電のおすすめ【暮らしの道具大賞2021】 インテリアになじむ造形美。最新スタイリッシュ家電のおすすめ【暮らしの道具大賞2021】

毎年恒例のリンネル道具大賞。 目利きのみなさんが日々更新していく暮らし道具や、長年愛着のあるものが並ぶ、リンネル目線の「2021年の名品」を紹介します。ここでは、家電ライフプロデューサーの神原サリーさんが、暮らしをもっと上質にしてくれる話題席巻中の最新家電を教えてくれました。

プラスすることで、暮らしを豊かにする家電が人気

「昔の家電とは違い、今の暮らしにちょうどいいコンパクトサイズに。機能面だけではなく、暮らしをちょっと上質にする要素がある家電が今は求められています。そんな気持ちにちょうどはまる商品が、次々と開発されてきています」と神原さん。

ホットプレートもせいろもメニューのメインではなく、ほかの料理にプラスワンで楽しむためのアイテムとして使うのだとか。

「シンプルですが、五感で楽しめるエンタテインメント性があります。コーヒーメーカーはおうち時間を充実させる、極みのようなアイテム。場所も取らず、マットな色や質感でデザインのいいものが多くなり、出しっぱなしにすることもできるのもいい。今後も暮らしを心地よくしてくれる家電が登場すると思うので、楽しみです」

〈アビエン〉のマジックグリル

極薄ヒーター技術を使った新しいホットプレート

薄型ヒーターを採用し、わずか3㎜に。少ない油で焦げつかず、きれいに焼ける革新的なホットプレート。「丸洗いできるのが素晴らしい！ スタンドを取り外せば1枚のプレートになり、壁とレンジの間に入れられるくらい薄いのもうれしい」。¥19,800（アビエン）

〈アクア〉の冷凍冷蔵庫 AQR-TZ51K

深澤直人氏が手掛ける、まるで家具な冷蔵庫

奥まで手が届く薄型設計で、スペースが広く使えるだけでなく、キッチンのラインもそろえやすい。「機能だけでなく、大容量なのに奥行きがない薄型デザインが素晴らしい。冷凍庫は6つに分かれていて整理しやすいです」。512L ¥181,500（アクア）

〈エムケー精工〉の電気せいろ

使いやすいコンパクトなサイズ感。ほったらかしで本格的な蒸し料理を

水を入れるだけで、時間や火加減を気にせず蒸し料理ができます。「コンパクトなのがいい。付属の延長輪を使えば、高さのある茶碗蒸しも調理可能。ココットに卵、パン、野菜を入れて簡単に朝食も作れます」。せいろ直径18㎝ ¥15,070（エムケー精工）

〈バルミューダ〉のバルミューダ ザ・ブリュー

音も香りもスチームも。五感で楽しむコーヒーメーカー

好みのコーヒーをセットし、ボタンを押せば抽出。3つのモードで本格的なコーヒーを味わえます。「幅14㎝とコンパクトでデザインもきれい。音と共にハンドドリップする様子が見えるなど演出がすごい。五感に響く要素が満載です」。¥59,400（バルミューダ）

教えてくれた
神原サリーさん profile

家電ライフプロデューサー。家電を通して、企業と生活者の思いをつなぐべく活動。

text：Ema Tanaka, Mayumi Akagi　web edit：Riho Abe
リンネル2022年1月号より
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