北欧
:kippis × kazumi × genten トリプルコラボバッグが登場
北欧
:人気モデルkazumiさんと「よりシーズンレスに長く愛用してもらえるkippisアイテムをつくりたい」という想いから、レザーブランドgentenとのコラボレーションが実現しました。
kippis × kazumi × genten トリプルコラボバッグが登場
gentenについて
1999年のブランド立ち上げ以来「人間も自然の一部である」という原点に立ち返り、環境に配慮し、限りある資源を大切に、長く愛着を持てるモノづくりに取り組んでるレザーブランドgenten。

コート¥60,500、パンツ¥33,000/ロワズィール、カーディガン¥16,500/コンジェ ペイエ アデュー トリステス
gentenにとってシグネチャーマテリアルであるレザーは、そもそも動物の肉をいただいた後の皮を活用するというサステナブルな素材。今回のコラボバッグにも使用されている素材は、1000年以上前のレシピを今に伝えるイタリアのタンナー「バダラッシ・カルロ社」によるフルタンニンなめし革。数あるデザインのなかから、kazumiさんが選んだのはニュートラルな「アマーノ」のSサイズ。そんなアマーノの最大の特徴は、表面から底面、背面までが一枚のレザーで仕立てられていること。

カーディガン¥66,000、中に着たトップス¥25,300/ともにロワズィール、パンツ¥6,490/サニークラウズ(フェリシモ)、靴/スタイリスト私物
gentenでは、デザインのためのデザインをしないことを基本に、機能美を大切にしています。アマーノはその美学を象徴するようなモデルで、20年ほど前からほぼ形を変えることなくつくり続けているgentenの定番です。今回のコラボバッグにも採用した素材は、裏地で目隠しすることなく素材そのものだけで美しく、品質の高い“確かな革”です。

一枚革で仕上げているため、わずかな染めムラやキズなどもひとつの個性です。お手入れについても、使う方それぞれのお好みだと思っています。マメにお手入れして買ったときの表情をなるべくキープするのも、エイジングによる色の変化や、キズ、シミも景色のひとつとして楽しむのも、どちらも正解です。
限定アイテムのカラーはブラウンとブラック
今回のトリプルコラボバッグのカラーは、どんなコーディネートにもなじむブラウンとブラック。


ところで、レザーにおける「なめし」とは、そのままでは傷んでしまう“皮”をやわらかくタフな“革”にするための加工をすること。「フルタンニン」の場合、この工程にすべて自然由来のタンニン(ポリフェノールの一種で渋み成分のこと)が使われます。
バダラッシ・カルロ社のフルタンニンなめしの素材は秘伝中の秘伝だそうですが、ミモザなどの植物に加え、自然由来の油分が加えられているようで、使うほどに美しいツヤが出るのが特徴です。また、タンニンによって徐々にやや赤みが加わっていきます。
ブラウン

gentenのシグネチャーマテリアル、フルタンニンなめし革のなかでも、革本来の風合いがもっともよく表れるブラウン。ステッチは遊び心を利かせたイエロー。
ブラウンの場合、ツートーンほど深みを増していきます。使い始めは雨ジミや傷が心配かもしれませんが、このレザーは再生力も高いので、なめし加工をする際に加えられている油分がいい仕事をしてくれて、目立ちにくいんですよ。ステッチ糸を挿し色にしてみたら、定番モデルのアマーノが新鮮な表情を見せてくれました。
ブラック

もうひとつのカラーは、どんなシチュエーションでも頼れるブラック。爽やかなブルーのステッチがポイント。
ブラックって同じに見えて、意外と色の幅があるんです。もちろん黒は黒なのですが、やはり長く使っていただくにつれて深みのある黒へと変化していきます。アマーノのオリジナルはポケットをバック・ステッチで縫っていますが、コラボモデルではステッチが目立つように、縫い目の間隔が空いたランニング・ステッチにしています。
ちなみにアマーノの場合、ミシンを使わずすべて職人たちがひとつひとつ手で縫って仕上げています。コンピューターのように正確ではない人の手でつくるからこそのあたたかみのある、いい意味での“いびつさ”も味のひとつとして楽しめます。
今回のコラボレーションのポイント
ステッチ糸を挿し色にしたほかに、今回のコラボバッグでは、kippisのブランドアイコンであるシロクマをモチーフにしたチャームと、kippisのテキスタイルを使用した底板をプラス。

バッグ本体と同素材を使用したシロクマチャームは、バッグに取り付けてもよし、キーホルダー代わりに使ってもよし。使い道に迷いそうなかわいさ。
kippisといえばシロクマ! やっぱり何かの形で取り入れたくて、チャームをプラスしていただきました! kippisのロゴも型押しされています。


ブラウンの底板には、マッティ・ピックヤムサさんがデザインした「Meimi(メイミ)」をチョイス。メイミはおばあちゃんの名前で、彼女が住んでいた家にあった東欧のテキスタイルからインスピレーションを得た、どこか懐かしい花柄。

ブラックの底板に選んだのは、「Supina(スピナ)」柄。フィンランド、ヘルシンキを拠点に活動するアーティスト、アイノ=マイヤ・メッツォラさんが手がけた、2本のマーカーペンを使って描いたスケッチをもとに生み出したデザインです。
オリジナルのアマーノの底板は、バッグ本体と同じレザーで仕立てているのですが、テキスタイルデザインを取り入れるとこんなに表情豊かになるんだ、と私たちにとっても想像以上の仕上がりになりました。このバッグをお使いいただく方だけの楽しみになりますよね。
レアなコラボバッグはどこで買える?

ベスト¥20,900/ロワズィール、中に着たブラウス¥20,900/アデュー トリステス
kippis、kazumiさん、gentenの魅力がギュッと詰まった今回のコラボレーションバッグは、宝島チャンネル内のkippis公式通販で購入できます。
kippis×kazumi×genten 特別コラボ アマーノ トートバッグS ブラウン
kippis×kazumi×genten 特別コラボ アマーノ トートバッグS ブラック
サイズ(約):H18×W26×D12cm、持ち手立ち上がりの長さ12cm
各¥39,050
さらに、大阪・梅田の「阪神梅田本店」5Fにある「イッテンモノマルシェwithリンネル」のポップアップショップで10月29日(水)〜11月4日(火)に開催される「kazumiさんのすきなもの集めました展」でも取り扱いが決定。現物を見ながらお買い物できる機会は、このイベントのみ。
kazumiさんのInstagramもチェック!
photograph:Satoshi Uehara styling:Kana Sato hair & make-up:Yuka Takamatsu model:kazumi edit & text:Asako Funatsu
編集協力・問い合わせ先
・アデュー トリステス 03‐6861‐7658
・コンジェ ペイエ アデュー トリステス03‐6861‐7658
・フェリシモ 0120-055-820
・ロワズィール 03‐6861‐7658
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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経年変化を楽しめる上質なレザーに今回のコラボでは特別カラーのステッチを施しました。
カバンの底敷には見るたびにポジティブな気持ちになれるような華やかなkippisの柄をセレクト。コラボだけの特別なkippisのシロクマチャームもポイントです。どんなお洋服にも合うようにスタンダードな2色のレザーをセレクトしたのでデイリーに沢山使っていただけるはずです。長く愛用していただけると嬉しいです!