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かゆみ・乾燥…春のお悩み“ゆらぎ肌”に、美容のプロが適切ケアを伝授! かゆみ・乾燥…春のお悩み“ゆらぎ肌”に、美容のプロが適切ケアを伝授!

春の肌悩みイラスト

「いつもの化粧品が合わなくなった」「乾燥してヒリヒリする」など、冬から春にかけては敏感肌に悩む人が急増。ゆらぐ季節も健やかな肌で乗り切るための対処法を、美容家・岡本静香さんに教えてもらいました。

目次
かゆみ・乾燥…春のお悩み“ゆらぎ肌”に、美容のプロが適切ケアを伝授!
  1. “ゆらぎ肌”ケアについて教えてくれたのは… 美容家 岡本 静香さん
  2. 寒暖差や花粉、生活の変化が春のゆらぎ肌の原因に
  3. STEP 1 ケアを見直す
  4. STEP 2 保湿をプラス
  5. STEP 3 UVケアを徹底
  6. 岡本さん推薦! ゆらぎ肌を乗り切る優秀アイテム

“ゆらぎ肌”ケアについて教えてくれたのは…

美容家・岡本静香さん
美容家 岡本 静香さん
現代女性にも続けやすい「心地よい美容」をテーマに発信。美容誌、ウェブメディアをはじめ、多くの媒体でオリジナリティあふれる美容法を提案。著書は『岡本静香のすっぴん美容』(光文社)など。

寒暖差や花粉、生活の変化が春のゆらぎ肌の原因に

季節や生理周期などで一時的に敏感になる肌状態を“ゆらぎ肌”と呼び、多くの女性が乾燥や赤みなどの肌トラブルに悩んでいます。
季節の変わり目というのは気候の変化が激しく、特に冬から春にかけては空気がガラリと変わります。寒暖差が大きくて紫外線が強くなり、そのような外的刺激で敏感肌もエイジングも加速。加えて2月頃からは花粉の付着によるダメージもプラスされます。

また春は生活が大きく変化する時期でもあります。年度替わりで職場や周りの人が変わり、心も体もがんばりすぎてしまうタイミング。
このように気温や花粉、心や体のストレスから自律神経が乱れ、肌がゆらぎやすくなります。
ゆらいでいるときの肌はバリア機能が低下し、刺激を受けやすい状態。水分が蒸発して乾燥が進み、普段使っている化粧品でもヒリヒリと刺激を感じることも。ターンオーバーが乱れることで、肌のごわつきやくすみにも繋がります。

特に肌体力が弱くなる30代以降は、肌の変化を感じやすくなります。エイジングケアを始めるのも良いのですが、まずは基本的なスキンケアに立ち戻ることこそが最もシンプルな解決策。そして睡眠や食事、運動などの生活習慣を見直すことで自律神経を整え、ゆらがないための心と体づくりを心掛けましょう。


STEP 1
ケアを見直す

落とす、うるおす、守るの基本ステップを大切に
ナチュラルメイクだからといってクレンジングを省いたり、化粧水とオイルだけのシンプルケアで済ませたりする人がいますが、それが肌荒れの原因になることも。メイクはしっかりと落とす、洗顔料で皮脂や汚れを落とす、化粧水でうるおいを補う、バリア機能を高めるクリームを塗る、日焼け止めで紫外線から守る、というベーシックケアを欠かさずに。

STEP 2
保湿をプラス

低刺激コスメを選び、シートマスクでうるおいを
ゆらぎ肌にはコスメ選びも大切。アルコールフリー、無香料、防腐剤無添加など低刺激かどうかをチェックして。うるおいが足りていないとバリア機能が弱まり肌が敏感になるので、保湿力の高いシートマスクを取り入れるのも手。美容成分たっぷりの高価なものではなく、うるおい重視の大容量のもので十分。毎日使って、うるおいをキープしましょう。

STEP 3
UVケアを徹底

紫外線と同時にホコリや花粉からも守る日焼け止めを
春の強烈な紫外線から肌を守るため、日焼け止めは欠かさずに。紫外線カット効果が弱いものだと足りないので、SPFは30以上のものを選びましょう。さらに空気中のホコリや花粉、ブルーライトなどからも守ってくれる日焼け止めが理想です。持続性が気になる人は、日中マスクがあたる頬や額などに重ね塗りを。

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