BEAUTY
:ヘアメイク渡邊良美さんがレクチャー 新しい年、ヘア&メイクで新しい私を見つけよう
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メイクや髪型で彩ることを覚えれば、これまで知らなかった自分の魅力に気がつくはず。その自信は日々の活力へと還元されていきます。ヘアメイク渡邊良美さんの手ほどきを受けながら、新しいわたしを見つけましょう。
ヘアメイク渡邊良美さんがレクチャー 新しい年、ヘア&メイクで新しい私を見つけよう
【ヘア編】
「good sleep baker」オーナー・小林由美さんがトライ

BEFORE
クセ毛による広がりを抑えようと、重いロングに。カットにも行かずじまい。仕事で帰宅が遅いため、お手入れもついサボりがちに。

AFTER
ボブにカットすると全身のバランスがよくなり小顔に変身。スタイリングすることで髪にツヤが宿り、ヘルシーなムードが漂います。
自分に似合うスタイルは
プロから客観的にアドバイスをもらう

長年の悩みであるクセ毛を重たくすることで目立たなくさせ、フェイスラインを隠しているという小林さん。そんな思い込みに対し、渡邊さんが丁寧にカウンセリング。「似合う髪型は骨格と顔型にカギがあります。カットして輪郭を補正するほうが、ずっときれいになれますよ」
髪型は全身のバランスから考える

「身長が160cm以下の方の場合、短くカットしたほうがスタイルアップできます」と渡邊さん。ボブに変身した小林さんはスラリとして身長が高くなったよう。人から見られる自分は“引き”の状態なので、全身を見ながらベストなバランスを探すのが大切です。

BEFORE

AFTER
ヘアカラーの仕組みを知る


“赤みが出て傷んで見えそう”という先入観から、暖色は避け、アッシュ系カラーをすることが多かったという小林さん。「小林さんの肌色はアッシュが強いとくすみが出やすいので、ツヤを出すならオレンジベージュ。肌色も明るくなります」という渡邊さんの言葉に目からウロコ。
ヘアアイロンや
コテなどを取り入れる

コテやアイロンが使えるようになると、アレンジの幅が広がっていきます。「どんな長さの人も32ミリのコテがあればだいたいのスタイリングができるので、ぜひ準備を。アイロンもあるとベストです。床と髪が水平になるよう、しっかり引っ張ってプレスしていくのがコツ」
スタイリングしやすい
髪の毛の乾かし方を知る

まずは後ろから前に向かい、頭に髪をこ すりつけるように指を使いながら乾かしていきます。乾き切ったら根本の毛を上に引っ張ってドライヤーを当てると、自然なボリューム感に。「風を当てながら手で毛先を内側にしてあげれば、ハンドブローで簡単にワンカールもつくれます」
スタイリング剤の
つけ方を知る

「スタイリング剤は指の間にもつけるのがポイント。下から上になでつけるようにして襟足のボリュームを抑えて。全体は手をグーにして握りながら揉み込んでいくと空気を含んだ自然な仕上がりになります」。前髪は指で細い束をつくり、つまみながら毛先に滑らせれば完成。
【眉メイク編】
モデル・モリタマキさんがトライ

BEFORE
素肌の美しさが活かされたナチュラルメイク。眉も整った形ですが、今っぽさをプラスしたいところ。

AFTER
眉を太く、長く描くことで小顔に見えるのは、顔のパーツが大きいほど小顔に見える視覚効果があるため。目元の印象も強まりました。
パウダーと
アイブロウブラシを使う



自然な仕上がりにするならパウダーが必須。眉のぼかし方もアイブロウブラシがあれば簡単です。このふたつを準備したら、まずは眉の上から内側へ向かって形が“への字”にならないよう描いていきます。
眉頭をしっかり描いて、
眉と眉との距離を狭くする

目と眉が近づくようにまっすぐ下を描く

眉マスカラはしっかりティッシュオフして使う


「肌につかないようにすれば眉マスカラは絶対に失敗しません。必ずティッシュに取って余分な液をオフしてください」。色が明るくなるくらいで、眉の存在感もほどよい塩梅になります。
【メイク編】
ライター・杉田美粋さんがトライ

BEFORE
メイクしても印象が変わらないのが悩み。素肌をきれいに見せるベースメイクについても知りたい。

AFTER
立体感を出す小技を全体にちりばめたメイクで華やかに。薄づきのベースメイクでうるおいのあるヘルシーな肌も演出できました。
スキンケアの手順を見直す

しっかり保湿すれば肌質も改善。「化粧水は、手の温度で温めながらしっかり浸透させて。これを2回くり返します」。乳液もたっぷり使い、水分を逃さないようフタをして。
使う面積が広いアイテムはよいものを選ぶ


ベースメイクは年齢に合うものを選んで。そのほうが、薄づきでもカバーしてくれるアイテムが見つかります。「すべてにお金をかけなくてもよくて、肌に触れる部分が多いコスメから見直しを」
下地はカバー力のあるものを選び、中心を多めに塗る


日本人は立体感のあるメイクが肝心だという渡邊さん。「下地を顔の中心を多く、周りを少なくすると輪郭が締まります。カバー力のあるタイプならファンデーションもわずかですみ、ナチュラルな肌に」
アイライナーとマスカラは茶色にする


膨張色であるブラウンは、目元の印象を強めてくれます。「顔の中心も明るく見えて表情もハッピーに見えます」。マスカラも色を合わせることでアカ抜けたメイクに。
リップはアイシャドウと同じ系統の色にそろえる

渡邊さんおすすめコスメ

お話を伺ったのは……ヘアメイク渡邊良美さん



PROFILE
女優やモデルのヘアメイクを手がけながら、ヘアサロン「coconfwat」で美容師としても活動。髪質、骨格、生活スタイルなどから似合う髪型を導き出し、自分でも再現できるようレクチャー。
coconfwat
東京都渋谷区代官山町3–4
11:00~20:00
Instagram@yoshimi_watanabe443
photograph:Mari Yoshioka text:Ai Watanabe web edit:Masako Serizawa
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
リンネル2022年2月号より
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