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丁寧な言葉遣いで、内面から美しくなる方法 丁寧な言葉遣いで、内面から美しくなる方法

内面美人 素敵な人 イラスト
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普段の何気ない言葉遣いには、必ず本性が表れるもの。丁寧な言葉遣いを心がければ、心にも余裕を持つことができます。書籍『「また会いたい」と思われる人』の著者、鹿島しのぶさんに、内面美人になる美しい言葉遣いについて教えていただきます。

目次
丁寧な言葉遣いで、内面から美しくなる方法
  1. 使いがちなこの言葉を丁寧に言い換える
  2. 丁寧な印象になるフレーズを使う
  3. 自分も相手も気持ちよくなる ポジティブワードを使う
  4. とっさのひとこと・態度にも気を配るともっと素敵に
  5. 知っておきたいメールのマナー
  6. 教えてくれた 鹿島しのぶ先生 profile

1.使いがちなこの言葉を
丁寧に言い換える

丁寧な言葉遣いには、年齢は関係ありません。話す相手が誰であっても丁寧な言葉を身につければ、一目置かれるはず。ついつい使ってしまいがちな「すごい」「ちょっと」などの言葉を丁寧な言い方に変えてみましょう。

すみません

恐れ入ります(依頼)
ありがとうございます(感謝)
申し訳ありません(謝罪)

ウケる → おもしろい
すごい → 大変 とても いたく
かわいい → 愛らしい 魅力的な
さっき → 先ほど
ちょっと → ほどなく 間もなく
大丈夫です → 差し支えありません
意外・案外 → 思いのほか
わかりました → かしこまりました 承知しました
元気でね → ご自愛ください


2.丁寧な印象になるフレーズを使う

何かをお願いするときと断るときこそ、言葉選びには気をつけたいもの。 ひとこと添えるだけで丁寧な印象になり、気持ちが伝わります。

<断るときに>

●せっかくですが……
「せっかく素敵な提案をしてくださったのに残念」という気持ちが伝わります。せっかくというのは相手の厚意に寄り添う言葉。断られた相手の気持ちも救ってくれます。

●あいにく……
あいにく(生憎)は都合の悪い状態にあることに対して残念な気持ちを表すときに使います。やむを得ず断る場合にもひとこと添えることで心証がよくなります。

●申し訳ございませんが……
「申し訳ない」は謝罪の言葉。それほど相手に対してすまないと思っている気持ちを表しますが、それだけに毅然と断るという決意の固さを感じさせる言葉でもあります。

<お願いするときに>

●恐れ入りますが
「恐れ入る」とは恐縮すること。「こんなことをお願いしてもよろしいでしょうか?」という控えめなお願いの仕方。相手に敬意をはらいたいときに、便利な言い回しです。

●お差し支えなければ
差し支えがあれば断ることができるという余地を含んだ言葉。むしろ「お願いできますか?」という疑問形に近い言い回しなので、それだけ遠慮がちであることが伝わります。

●お手数ですが
「お手数をおかけしてすみません」という気持ちが入った言葉。「差し支えなければ」に比べると、はっきりとした依頼になります。身近な間柄でも使いたい表現です。

「お先にどうぞ」言えていますか?

人のために「どうぞ」と言える人は、心に余裕があり、気を使える人。お店でレジに並んでいるときに小さな子どもを連れたママがいたら、「お先にどうぞ」と言ってみましょう。そんなひとことでその場の雰囲気が変わり、温かい気持ちになれるはずです。

3.自分も相手も気持ちよくなる
ポジティブワードを使う

言葉は、言い方次第で、相手との関係をよくも悪くもするもの。物事をポジティブに捉えて、言葉を上手に使いましょう。

「なんで汚してるの! 片付けなさい!」

「片付けしてくれたらうれしいな!」

家族に話すときにも“してほしいこと”を伝えるのが◎。頭ごなしに否定したり命令すると、反発が生まれてしまいます。

ほかにも、「どうしよう、困ったな」→「大丈夫、なんとかなる」など、マイナス思考になりそうになったら、プラスの言葉を発するようにすると、自分だけでなくまわりの人の心も前向きにします。

ものは言いよう?
捉え方でポジティブになる

安物 → リーズナブルな物
古い → 伝統的な
ありふれた・つまらない → 定番の
狭い・小さい → コンパクト
不器用な人 → 地道にがんばる人
優柔不断 → 思慮深い
図々しい → 物おじしない
八方美人 → 誰とでも仲良くできる
時間にルーズ → 何かと多忙な人
口がうまい・おしゃべり → 説得力がある・話し上手
文句が多い → 自分の意見がある
でしゃばり・仕切り屋 → リーダーシップがある


4.とっさのひとこと・態度にも
気を配るともっと素敵に

ちょっとしたときに、相手を気遣うひとことが言えたらコミュニケーションはもっと円滑に。心に余裕を持って、声をかけたいものです。

ほめられたとき・ほめるとき

<ほめられたとき>
「いやいや、私なんて」と否定してしまいがちですが、ほめてくれたことを受け入れ、さらにうれしい気持ちを伝えましょう。「◯◯さんに言われるとうれしいです」と厚意に感謝すれば、ほめた人も満たされます。

<ほめるとき>
相手といい関係を築くために、積極的にほめるようにしましょう。たとえ苦手な人でも観察して、相手のよいところを探すと、自然に素敵なほめ言葉が出てきます。また、ほめることでコミュニケーションも生まれます。

感謝するとき・ねぎらうとき

<感謝するとき>
シンプルな「ありがとうございます」という言葉ですが、伝え方にもバリエーションがあります。どううれしいのか、なぜありがたいのか、こまやかに伝えれば、深い喜びが伝わり、相手も報われる思いになるはず。

<ねぎらうとき>
ねぎらうとは感謝を示し、相手の労力を思いやること。「ご苦労さま」は、目上の人に対しては使えない言葉です。また教えてもらったり、受け身の場合は「お疲れさまでした」ではなく「ありがとうございました」と言って。

謝るとき・なぐさめるとき

<謝るとき>
まず「申し訳ありません」と言い訳をせずに言いましょう。そのあとにどうしてそうなったのか、状況を説明することも必要。話し終わったあとにきちんと頭を下げると、さらに気持ちが伝わります。

<なぐさめるとき>
人が悲しんでいるとき、その理由は千差万別。自分が知る範囲で、同じではないかと思う点について声をかけてあげましょう。軽々しく「わかる」や「かわいそう」などの言葉はかけないように気をつけましょう。


5.知っておきたいメールのマナー

直接会って話すのに比べ、メールはビジネスライクで冷たい印象になりがち。ほんのひとこと添えるだけでも印象は変わります。

●返信が遅れた場合はひとこと添えて
常にメールにすぐ返信するのは難しいですが、相手は返事を待っているかもしれないので、その日中には必ず。「終日出かけておりました」など状況がわかれば、相手も納得してくれるはず。

●謝罪は基本的にメールではNG
メールによるコミュニケーションのゆがみは、特にお詫びの場合に顕著。お詫びのメールはすぐに送ることが原則ですが、メールでの謝罪は難しいので、会って謝る機会を作ってもらうために送ると考えましょう。

●出す前に再度確認して
メールを書いているときは気持ちを込めている気になっているもの。一度離れて、ほかのことをしてみて。読み返すと、言葉が足りなかったなど、気づくことがたくさんあるはずです。


教えてくれた
鹿島しのぶ先生 profile

鹿島しのぶ 内面美人
「総合会話術仟言流」代表。プロの司会者としても長年活動する。著書に『「また会いたい」と思われる人』『「品がいい」と言われる人』(ともに三笠書房)など。『品格を磨く所作』(宝島社)の監修を務める。

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illustration:Tomoko Shinozuka text:Mayumi Akagi web edit:Riho Abe
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