CULTURE

【モネ 睡蓮のとき 開催中!】 展覧会アンバサダーの石田ゆり子さんが語る、モネの魅力 【モネ 睡蓮のとき 開催中!】 展覧会アンバサダーの石田ゆり子さんが語る、モネの魅力

石田さん、館長が語る本展の見どころとは?

モネ展

クロード・モネの晩年の制作に焦点を当てた本展では、そんなマルモッタン・モネ美術館の珠玉のコレクション、およそ50点が来日。国内に所蔵される名品も加え、日本では最大規模の〈睡蓮〉が集っていることでも話題です。

「モネは楕円の空間にこだわりがありました。この部屋で、オランジュリー美術館のために作られた習作が飾られているというのは、特別な意味があります。

今回の展覧会は、モネの最後の30年間に焦点を合わせて紹介しています。普通アーティストは自分で装飾はしないのですが、彼はジヴェルニーを全部自分で作り出しました。すべての四季における、雨、空、光、朝……。異なる日の異なる時間、異なる光を一日中描き続けました。そのとき彼は70歳、80歳と高齢でしたが、それにもかかわらず精力的に作品を描き続け、没入感のある絵を作り上げました」と館長。

モネ展

「もともと四角い部屋をこのように丸く作っていると聞いて、とても特別な展示になると感じました。モネの作品は、いつ見ても初めて見たときの感動を新鮮なまま蘇らせてくれます。今回は晩年のモネの作品ということで、モネ自身の人生のストーリーを教えていただいた後では、確かに見えてくるものが違いました。ですが、まずは実際に見ていただき、理屈抜きにこの世界に浸っていただけたら。一人でも多くの方にご覧になっていただきたいです」と石田さん。

次のページ〈睡蓮〉に囲まれて、モネの世界に没入

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