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:【BTSの韓国ライブレポート】 ソウルで開催された、『BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG』に行ってきました!
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韓国のグローバルアーティストBTSが、3年9か月ぶりに完全体で活動を再開! 発売された5枚目のフルアルバム 『ARIRANG(アリラン)』のリリースを記念して、発売の翌日、3月21日に韓国ソウルの光化門でカムバックステージを開催しました。
Netflixで世界190か国に生中継されていた公演を会場で見ていたリンネルライターが、BTS一色に染まった街の盛り上がりの様子をレポートします。
座席の確保から、
厳戒態勢の会場入りまで

The 5th Album 『ARIRANG』
兵役を経て、3年9か月ぶりに7人(RMさん、Jinさん、SUGAさん、j-hopeさん、Jiminさん、Vさん、Jung Kookさん)のメンバーが再集結。デビュー以来、一貫して自分たちの物語を音楽にしてきた彼らが、「韓国で始まったグループ」というアイデンティティと、人生で直面する多様で普遍的な感情を込めたという、全14曲のアルバム『アリラン』を3月20日に発売しました。
そのカムバック(新曲を発表すること)に合わせ、2月頭にソウル・光化門広場でのライブの開催を発表。ファンクラブ向けの招待(商品購入しての応募)と一般発売があり、抽選はかなりの狭き門なので一般発売にチャレンジ。そのときは取れず一度は諦めたものの、開催4日前にどうしても歴史的なステージに立ち会いたいと渡韓を決め、その2日後に幸運なことにカムバックステージのキャンセルを拾うことができました。ちなみに観覧エリアはスタンディングと指定席約22000席が用意され、無料(手数料として8000ウォンのみ支払い)でした。

韓国のチケットサイト「NOL World」でのチケッティング画面。3駅にまたがる、縦長の観覧エリアのため、ステージを肉眼で見られるのはAのエリアのみ
とにかく急な渡韓だったため、当日の午後着というギリギリのスケジュール。公演自体は20時スタートでしたが、本人確認ブースが18時、入場は19時に終了。春休みで空港が混んでいる上、この公演のために会場周辺の駅は無停車通過、道路は交通規制。さらに会場は荷物の持ち込みが厳しく、持ち込みができるのはアミボム(BTSのペンライト)と水のみ。A3サイズ以上のバッグの持ち込みはNGとのことで、リュックひとつで行ったものの、ホテルに荷物を預けていかなくてはいけませんでした。


会場とはまた離れた場所にある、エリア別の本人確認ブース。ここでリボンとスタンプを押してもらいます。認証終了時間の15分前に滑り込むことができました
市内に到着すると、ボランティアの人たちが道路の両脇にずらりと並び、会場まで誘導。最大26万人のファンが集結すると予想され、公演関連の災害危機警報が発令されるなど、物々しい雰囲気。韓国の地図アプリ「NAVER MAP」もこの日だけの特別仕様で、通行できないエリアだけでなく、会場の座席エリアの番号まで書かれていたのには驚きました。
さらに会場近くに進むと、満員電車並みの行列。ただその場を通りたいだけの一般の人も全員、セキュリティチェックがありました。光化門広場のお店やオフィスはお休みに。翌日に通ると、大きな道路を封鎖して観覧席が作られていたことがわかり、今回のイベントの規模の大きさを改めて実感しました。

翌日の様子。ステージの解体がされていました

この道路のエリアが座席に
会場の入り口では、さらに厳重なセキュリティチェックが。バッグの中身をすべて出して確認され、会場周辺で配られていた新聞の号外や食べものはすべて没収。ペンライトの予備の電池まで、入れた状態にしないと没収すると言われたほど。そこまで徹底されたからこそ、街中をステージにした大規模なイベントが、何事もなく無事に終了できたのだと思います。


ARMYとは、BTSのファンの呼称。周辺のお店にはARMY向けの商品が並ぶ特別仕様に

新聞各紙が配っていた号外
歴史的な場所で、
彼らのルーツを感じるステージ

スクリーンでは、公演の開始までの時間をカウントダウン。周辺のビルにも、ファンが作ったBTSメンバーを応援する映像がずっと流れていました
会場は、景福宮(キョンボックン)の前に広がる光化門(クァンファムン)広場。ハングルを創った世宗(セジョン)大王、豊臣秀吉が侵攻したときに水軍を率いた李舜臣(イ・スンシン)将軍の像があり、さまざまな歴史の舞台になった場所です。
私の座席は目の前に大きなスクリーンがあり、ステージはちょうど見えない位置だったため、屋外でNetflixの映像を見ている感覚。それでも、このスクリーンのずっと奥で歌っているんだと思うだけで感動してしまいました。

世宗文化会館の壁面には、BTSのメンバーが歩く様子のプロジェクションマッピングが。この前に、トイレがたくさん用意されていたのもさすがでした

公演スタート少し前の会場の様子。世宗大王の像の左奥に見えるのがステージ。当日は凍えるような寒さ

左からVさん、Jinさん、SUGAさん、RMさん、Jung Kookさん、j-hopeさん、Jiminさん (P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix
ライトアップされた光化門を背景に、RMさんの「アニョハセヨ!We’re back!」という挨拶でスタート。ニューアルバム『アリラン』のなかから、「Body to Body」「Hooligan」「2.0」を続けて披露。
「Body to Body」は、韓国の民謡「アリラン」の旋律の一部がサンプリングされた曲で、この日は国立国楽院の演奏者と歌い手による演奏も。韓国の人たちにとって「アリラン」は特別な歌だといい、近くの韓国の人たちが大合唱している姿に、この場所でこの曲を聴けてよかったと改めて思いました。
黒と白を基調にしたステージ衣装は、韓国のデザイナーブランド「SONGZIO(ソンジオ)」が手がけ、メンバーの意見を取り入れて作られたそう。それぞれの個性に合わせ、シャツのタイや裾などが、ダンスに合わせてひらひらと舞うのも素敵。ダンスのキレの良さに、メンバーの気合と楽しんでいる様子が伝わってきました。

(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix
「Hooligan」の冒頭で、Jinさんがダンサーと同じ目出し帽をかぶるところでは笑いが起きたり、曲と曲と合間に自然とメンバーへのコールをしたり、現場ならではの楽しさも。リーダーのRMさんは残念ながら、直前の足の怪我のため座ったままでのパフォーマンスになってしまいましたが、RMさんのラップに合わせた、6人のピシッと揃ったダンスがかっこよかったです。

(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix
その後は「Butter」「MIC Drop」と、ファン待望のヒットナンバーで大いに盛り上がり、再び『アリラン』から「Aliens」「FYA」を披露。そしてタイトル曲の「SWIM」、階段に座って歌い上げた「Like Animals」、メンバーが本当にいい曲だと自負する「NORMAL」と続きます。ソロ活動を経て、それぞれダンスも歌唱力も、さらにレベルアップしていることに驚きました。
最後はみんなが大好きな「Dynamite」。ここで終了かと思いきや、RMさんがアンコールで「Mikrokosmos」を提案。 ファンにとって特別なこの曲では、スマホのライトをつけて、たくさんの光のひとつとなることができて胸がいっぱいに。全12曲、あっという間の約1時間でした。

(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

公演中、1曲ずつ変わっていた映像がとてもかっこいい!
ぜひNetflixで観ていただきたいのですが、生中継のときの映像に「これが観たかった!」というシーンが追加され、ファンにはたまらない編集に。MCも字幕がつきました。
かっこいいパフォーマンスから一転、MCになると兵役前と変わらず、わちゃわちゃと仲の良い7人。「僕たちは特別ではない」(Jiminさん)と謙虚な姿勢も変わらず、「ただ一歩ずつ進み続けるだけ」(Vさん)と、努力を惜しまない姿に涙してしまいました。

私の座席からの視界。今度はぜひ肉眼で見たい……!
公演終了後は、韓国のARMYが企画した、ゴミ拾いボランティアにも参加。ゴミ袋代を支払って、事前に登録。紫色のたすきを受け取り、会場後のゴミを拾いました。参加者は日本人も多く、約400人いたのだとか。
これまでも海外のコンサートで自発的にゴミを片付けたり、寄付をしたり、社会的な活動でも知られているARMY。私も主催した人たちの、「公演のために交通をストップさせてしまったり、ソウル市民のみなさんにご迷惑をかけたので、きれいに掃除しよう!」という思いに賛同。ボランティアも含め、自分が体験したことすべてが数日前には何も決まっていなかったことを思うと、夢のような一日でした。

近くで一緒にゴミ拾いをしていた人たちと、ペンライトを合わせて記念撮影
ソウル各地で開催された、
さまざまなイベント

ソウルでは、今回のBTSのワールドツアー「アリラン」の開催に合わせて、「BTSザ·シティ·アリラン·ソウル」を開催中。仁川国際空港をはじめ、市内のあちらこちらにBTSの曲が流れ、イベントが開催されています。ライブイベントをはじめ、いくつかのスポットでは二次元コードを読み込み、デジタルのスタンプラリーに参加も可能。観光も楽しめるように企画されています。


韓国・仁川国際空港第1ターミナル地下1階にある、「カリーナリースクエア·バイ·アワーホーム」。フードを注文すると、ポスター、スカーフ、キーリング、ステッカーがもらえます(4月13日まで)
仁川国際空港内にあるフードコート「カリーナリースクエア·バイ·アワーホーム」では、BTSメンバーが好きなえごま油のまぜそばやとんかつなどの特別メニュー、「BTS THE CITY Welcome&Farewell」セットも。また、K-POPなどの韓国のコンテンツを楽しめる「HiKR station」ではゲームに参加ができ、NAMANEカード(チャージ式プリペイドカード)や、メンバーが広告を務めるラーメンなどをもらえるチャンスも。

ピクニックをしている人もたくさん。奥に見える船にはラーメンステーションがあり、野外でカップ麺を食べることも
カムバック当日の20日は、崇礼門やソウルタワーにメディアファサードが投影されたほか、ドローンショーを開催。
汝矣島(ヨイド)漢江公園では3日間のイベント「LOVE SONG LOUNGE」で、音楽をともに鑑賞するラウンジ型プログラムを実施。子どもも楽しめるようなゲームや遊具、フォトブースもあり、とても賑わっていました。

アルバムのテーマでもある愛について問いかける、「WHAT IS YOUR LOVE SONG?」。赤やピンクのリボンを渡され、自分の好きなラブソングのタイトルを書いて、円形のオブジェにかけて

韓国の15組のインディーミュージシャンによるステージも。クッションソファに座って、心地よい時間が流れていました

国立現代美術館の「SWIM」のオブジェ
現在、ダミアン・ハースト展が開催されている国立現代美術館(MMCA)の庭には、タイトル曲の「SWIM」に合わせてブルーのオブジェが登場。上から垂れたリボンには、「SWIM」の歌詞がプリントされ、大音量の「SWIM」を聴きながら、その世界観に浸ることができます(4月19日まで)。
そのほか、大韓民国歴史博物館は5月31日まで、BTSが寄贈したタイムカプセルと関連映像を公開するなど、さまざまなプログラムが開催されています。

明洞の新世界百貨店では、POP UP SHOPも開催(要予約)。新世界スクエアのメディアファサードでは、1時間に一回、ど迫力の広告を見ることも(毎時58分、5月10日まで)。メンバーが体を乗り出し、手を振ってくれる動画は必見。
カフェのチェーン店「COMPOSE COFFEE」や「Artisee」でも、BTS THE CITY ARIRANG SEOUL 公式コラボメニューを楽しめます。

メンバーのVさんが広告モデルを務める「COMPOSE COFFEE」では、2種類のコラボメニューが。注文したのは、濃厚なチョコレートが入った「THE CITY Ganache Chocolate Latte」


光化門広場にて。「私から始まった物語が、全世界を響かせるまで」という言葉にもワクワクします
とにかく右を見ても左を見ても、BTS一色だったソウルの街。今週からはソウルを皮切りに、ワールドツアーがいよいよスタート! 来週には東京ドームでの公演もあり、各国の盛り上がりも楽しみです。
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photograph & text:Mayumi Akagi
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