縁起物の葉や和の小物をさりげなく飾ればセンスの光る、大人かわいいお正月に! 今回はお正月に使える小ワザと小モノをスタイリストの曲田有子さんに教えてもらいました。
【葉っぱづかい】
笹の葉
殺菌や防腐の効果があり、清らかなものとされています。右は小笹、左は大笹で、仕切りや添え物など、さまざまな使い方ができます。
三角に巻いた笹は小さな器代わりに
大笹を三角のコップ状に巻き、楊枝で留めれば小皿のような仕切りに。汁けのある料理の盛り付けに便利。
松葉
常緑で樹齢が長い松の木は、長寿の象徴です。かいしき(器に敷くもの)や銀杏や黒豆に飾り刺しにしたりして、おせちによくあしらわれます。
南天
「難を転じる」にかけ、縁起物として、お正月に葉や赤い実を飾る習慣が。おせちはもちろん、祝いの赤飯などの飾りとしても用いられます。
上品でかわいい、南天のかいしき
小さくてやわらかな南天の葉は、そのまま器に敷くだけで、料理やお菓子をかわいらしく引き立てます。
【小物づかい】
手ぬぐい
短くして使い勝手よくナプキンや手拭きに
おめでたい赤や紅白の手ぬぐいを手拭きとして添え、華やかに。1/3の長さに切ると、使いやすくなるのでおすすめです。切りっぱなしでいいのもうれしいところ。
箸置き
縁起のよい水引の結びを箸置きにして
淡路結びや平梅結びなど、おめでたい水引の結びの文様は、かわいい箸置きに! 右上や中央は、錫製。それ以外はシールなどで、ラッピングコーナーで購入可能。
竹串
刺すだけで見栄えも食べやすさもアップ
和の気分を盛り上げるなら、串も青竹製をセレクト。刺すだけで盛り付け上手に見えるだけでなく、料理を取り分けやすくする実用的なアイテムとしても活躍。
懐紙
シンプルな器に敷けばあらたまった雰囲気に
器がシンプル、盛り付けに余白があるなどの場合は、懐紙の出番。特別感が出て、スタイリングが決まります。紅白のものから梅や扇などのキュートな形のものも。
梅形の懐紙もお正月らしい!
教えてくれたのは
色のある皿やクロスでお店のように! tottoさんの器の活用術
cooking: Sachiko Izui photograph: Miyako Toyota styling: Yuko Magata text: Kaori Akiyama web edit & text : Liniere.jp
リンネル2018年1月号より
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