FOOD
:板橋の洋菓子店「欧風菓子 白鳥」は喫茶室も素敵。美しいスワンシューを店内で:空想喫茶トラノコクさんのあの店この店、喫茶訪問日記 #03
FOOD
: 
               
              いつも素敵な喫茶店やカフェへアンテナを張り巡らせている空想喫茶トラノコクさんが、気になるあの店この店を巡る連載。
3回目は、東京・板橋にある「欧風菓子 白鳥」さん。1966年の創業時からの定番商品で、お店の代名詞ともいえる「スワンシュー」は、繊細なフォルムが美しい。雰囲気のある純喫茶でいただける丁寧につくられた洋菓子は、どれも逸品です。
お店を巡るのは…空想喫茶トラノコクさん

\今回訪れたのはこちら!/

shop information
東京都板橋区弥生町31-15
TEL:03-3958-4425
営業時間:10:00~20:00(喫茶は10:00〜19:00L.O.)
定休日:水曜日
素材にこだわり丁寧につくられたお菓子たち

現在は二人の職人が変わらぬ想いを受け継いで、ひとつひとつ丁寧にお菓子を手づくりしている。

光をやわらかく返すタイル張りの壁と、深いグリーンのソファがノスタルジックな心をくすぐる。
このお店が大切にしていること。それは、いい素材を選び、余計なものは加えず、素材そのもののおいしさをまっすぐに届けるという、先代からの思い。流行に流されることなく、素材の声にそっと耳をすませながら、今日も丁寧にお菓子をつくっている。


ほろ苦いコーヒーには、ほどよい甘さと軽やかな口あたりのお菓子がよく似合う。そっと寄り添うようなバランスが、なんだかホッとする。
みんなが求める人気のスワンシュー

今にも羽ばたきそうな美しいフォルム。
店名にちなんだ「スワンシュー」は、その名のとおり、美しい白鳥の姿をかたどったシュークリーム。愛らしい見た目とやさしい味わいに惹かれて、これを目当てに訪れる人も多いという人気メニュー。

パーツごとに手づくりされたシュー生地は、ひとつとして同じ顔がないのも魅力。ちょっとずつ個性があって、思わず見比べたくなるかわいらしさ。

翼の下にそっと忍ばせたのは、カスタードと生クリームを合わせた、ふわりと軽いクリーム。
香り高いお酒の大人な味わいが人気の隠れた逸品
もうひとつの人気者は、大人の味が楽しめるスイーツ「サバラン」。ラム酒とブランデーが香るしっとりブリオッシュは、口に運ぶたび、お酒の豊かな風味が広がっていく。

たっぷりのラム酒とブランデーに浸ったサバラン。
お酒好きな人にとっても、お菓子が好きな人にとっても
この味はいつかの懐かしさを求めて頼まれる方も多いという。

トッピングのキウイは甘く艶々にコーティングされていて、爽やかな酸味が味のアクセントになっている。
長年通い続けている人もいれば、最近この場所を見つけたばかりの人もいる。
世代を超えて愛されてきた洋菓子屋「白鳥」は、誰にとっても心地よい場所であり続けている。
そんなお店に出会えた帰り道、心の奥がじんわりあたたかくなっているのに気づくのだった。
持ち帰っても食べたいお菓子がたくさんある

こちらもチェック!
photograph & illustration & text : toranocoku
※掲載している情報は取材時のものです。変更になる場合があります
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今回は人気のスワンシューを食べに行ってみました!