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本多さおりさんが考えるアクセスのよいキッチン、リビング、ダイニング
本多さおりさんが考えるアクセスのよいキッチン、リビング、ダイニング

連載 #素敵なおうち訪問

長いマイホーム探しの末、新しい家へと引っ越した本多さおりさん。動線を考え抜いた、暮らしやすく無駄の少ない空間作りとは。

壁付けキッチンと
無垢材フローリングのダイニング

キッチンは本多さんの希望で壁付けタイプに。「前の家は対面式で、ダイニングと行き来しにくいのが難点でした。壁付けなら、左右正面どこからでもアクセスできます」。素足に心地いい無垢材のフローリングは、あえて節のあるものを選んでコストを抑えています。

作業中でも手が届く
壁一列の吊り戸棚

キッチンからダイニングまで続く一列の吊り戸棚は、調理中も手を伸ばすだけで、必要なものを取り出せます。扉はポップアップ式なので、片手で開閉しやすいのも利点。「高い位置なので、上段には使用頻度の低いものを入れ、普段使いの器は下の引き出しへ収納しています」 。

窓から見える緑が
心の癒やしに

家事やデスクワークの合間には、窓からの景色を眺めて気分転換。「忙しく動き回っているときも、外の緑を眺めると心が安らぎます。この家を選んでよかったな、と実感する瞬間です」 。

ワークスペースは
キッチンの横に

家事の合間でも作業できるよう、ワークスペースはキッチン横へ配置。「オープン棚は高さや棚板の数を自由に変えられるものを選び、暮らしの変化に合わせて更新できるようにしました」 。

ダイニングテーブルも
一時的な仕事場に

ワークスペースに合う椅子がまだ見つかっていないため、今はダイニングテーブルが仕事場代わり。前の家から使っているダイニングテーブルとチェアは日進木工で購入したもの。

作業スペースを増やして
毎日の調理をラクに

キッチンの作業台はシンクの左右と、コンロの右側の3か所。広く取ることで、食事作りがラクになります。「キッチンが使いやすいからか、この家に移ってから夫が料理をするように」 。

教えていただいたのは……本多さおりさん

Profile

本多さおりさん

埼玉県出身。片付けが無理なく、ラクに続けられるための収納術を提案する整理収納コンサルタント。2010年に整理収納アドバイザー1級、2011年に整理収納コンサルタントの資格を取得。2016年に長男、2018年に次男を出産。著書に家づくりのプロセスや工夫を紹介した書籍『家事がとことんラクになる 暮らしやすい家づくり』(PHP研究所など。
@saori_honda

photograph:Hiroshi Hayashi text:Hanae Kudo web edit:Liniere.jp
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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