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片付けがルーティンになる、リビング・ダイニングの整え方<ライフオーガナイザー・田中由美子さん> 片付けがルーティンになる、リビング・ダイニングの整え方<ライフオーガナイザー・田中由美子さん>

ライフオーガナイザー・田中由美子さんに、片付けがルーティンになる、リビング・ダイニングの整え方を教えていただきました。すっきり&快適に、おうちが自然と片付く仕組みを要チェック!

目次
片付けがルーティンになる、リビング・ダイニングの整え方<ライフオーガナイザー・田中由美子さん>
  1. ライフオーガナイザー 田中由美子さん profile
  2. 自然と片付く家になる3つのルール
  3. 【カトラリー】引き出しには1軍のカトラリーがスタンバイ
  4. 【本棚】家族共有のオープン収納は枠を決めて各自で管理
  5. 【雑貨】埃がかぶらず飾れる、見せる収納棚を設置
  6. 【文具】必要な文具に絞って デスクまわりをすっきり
  7. 【仕事道具】仕事道具やタブレットは立てて置ける場所を作る
  8. 【グリーン】一か所に集めてお手入れしやすく

ライフオーガナイザー 田中由美子さん profile

ライフオーガナイザー・田中由美子さん
ライフオーガナイザー。片付けベタな主婦から一転、マイホーム購入をきっかけに自分と向き合い、暮らし方を見直す。夫、小4の息子と3人暮らし。

自然と片付く家になる3つのルール

【ルール1】1軍で使うものに絞る
ものが多い場合は、使用頻度で1軍2軍と分けると、その場所に本当に必要なものが見えてきます。目に入る情報量が減ると、ほしいものにすぐ手が伸ばせます。

【ルール2】出し戻しの動作回数を減らす
出し入れの動線を短くしたり、1アクションで取れる収納を意識すると、片付けが億劫になりません。いつもの歩数やアクション数をチェックしてみて。

【ルール3】枠を決めて、はみ出させない
収納場所に対して持ちものの適正量を知ることが大事。収まらなくなったら古いものと入れ替えたり、管理できる量に減らして、決めた枠内で量を調整します。

片付けがうまくいかないときは……
「まずは家の中がどうなっていたら幸せか、目指すゴールをイメージして、プチストレスになっているお悩みを洗い出してみるのがおすすめ。“こうなっていたらいいのにな”を書き出してみてください。それを軸に見直すと、持ちものの適正量や自分に合った動線、収納方法が見えてきます。そうして置き場所を決めたり、出し入れしやすい環境を作ると、家族も参加しやすくなり、自然と片付くおうちになります」

1コーナーから始めると無理なくできて、やりきったことで自己肯定感も上がります。片付けの方法は十人十色。自分の性格やペース、スタイルに合った収納法を見つけて!


【カトラリー】引き出しには1軍のカトラリーがスタンバイ

「カトラリーの用意は息子が担当。テーブルコーディネートも考えてくれます(笑)」。引き出しから食卓までの動線が短く、子どもが出し入れしやすい高さなのでお手伝いしやすい環境。家族が参加しやすい仕組みを作っておくと、家事の負担も減ります。


【本棚】家族共有のオープン収納は枠を決めて各自で管理

エリアを決めたら整理整頓はおまかせ。収納ケースにはラベルを貼って迷子や出しっぱなしを防止。「息子なりに奥の漫画を底上げしたり、紙のスタンドを作って工夫しているので、気になっても口を出さずに見守っています」


【雑貨】埃がかぶらず飾れる、見せる収納棚を設置

「雑貨は集め出すときりがないので、枠を設けて。部屋をおしゃれにしたいなら、器や花器など実用品をアップデートして飾る収納がおすすめです。掃除のしやすさも意識すると◎」

×要らないもの
好みでない器やクロス、不要な健康グッズなどとは思い切ってサヨナラを。

【文具】必要な文具に絞って デスクまわりをすっきり

よく使う書きやすいペン、カラーペン、ハサミ、ステープラーが田中さんの1軍。ペン立てにまとめてデスクに。毎日使うハンドクリームもここにイン。

たまに使う2軍はデスク後ろのチェストに収納して、必要なときにすぐ使えるようにしています。

【仕事道具】仕事道具やタブレットは立てて置ける場所を作る

リモートワークで共有スペースに常にものが出しっぱなしという人も多いはず。「PCや仕事道具がサッとしまえるボックスを用意して、一時避難できるスペースを確保しておくと気持ちもラク」

「家族のタブレットやスマホは、 テレビ脇にラックをつけて人目につかない場所で充電&収納。PCやタブレットは立てておくと場所を取りません」


【グリーン】一か所に集めてお手入れしやすく

最近部屋の一角にグリーンコーナーを作った田中さん。「おうち時間とともに観葉植物も増えたので、点在させずに日当たりのいい場所に集めて飾っています。まとまっていると癒やし効果も高く、水やりやお手入れも習慣にしやすいです」

photograph:Tomoya Uehara text:Maki Nagai web edit:Riho Abe
リンネル2022年5月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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