LIFESTYLE
:【「Snow Peak YAKEI SUITE」1泊2日宿泊レポ】 グルメもお買い物も、景観も満喫できる! ラグジュアリーキャンプを体験してみた!
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:福岡市の油山周辺にある「Snow Peak YAKEI SUITE ABURAYAMA FUKUOKA」は、準備いらずでラグジュアリーなアウトドア体験ができると評判の宿泊施設。1泊2日の宿泊体験をリポートします!
YAKEI SUITEでの2日間
それでは、YAKEI SUITEでの1泊2日がどのようなものだったか時間を追ってご紹介します。
今回は「TENT」に泊まりました。
「ABURAYAMA FUKUOKA」で買い物と昼食
YAKEI SUITEのある施設「ABURAYAMA FUKUOKA」に到着。チェックインは15時ですが、「ABURAYAMA FUKUOKA」には多数のショップや飲食店があります。せっかくなので、ここで遅めの昼食をとったり、ショップを見て回ったりして楽しみました。
もちろん、スノーピークの店舗もあります!
店内は広く、品揃えが充実。手に取れる品も多いので、ついついここで時間を使ってしまいました。
チェックインしてゆったりした時間を楽しむ
楽しんでいるうちに15時になったので、管理棟でチェックイン。福岡県うきは市にある果樹園産のウエルカムドリンクをいただきました。
スノーピークといえば、各地の限定グッズを探すのも楽しみのひとつ。YAKEI SUITEの限定グッズは、黄金の限定カラーの食器たち。福岡の煌めく夜景をイメージしたとのことで、これまでいくつかの限定グッズを集めてきた筆者にとっても非常に魅力的な品でした。
場内を散策します。左上部にあるのが管理棟、そこから降りてきて中央部がTENTのエリア、右側に向かって降りていくとVILLAやCOTTAGEになります。
キャンプといえば、荷降ろしや設営作業という力仕事が不可欠……。それが、今回到着してやったことはTENT内にリュックを置いただけ。あとはのんびりと散歩やショッピングができ、心に余裕を持たせてくれます。
YAKEI SUITEには、夕食後に焚火をしながらお酒と夜景を楽しめるという夢のようなエリア「焚火ラウンジ」があります。
ここが夜になるとどのような景色を見せてくれるのか楽しみです。
ミシュランを獲得した吉武シェフのフレンチで夕食。
YAKEI SUITEの夕食は、自らのレストランがフランス版のミシュランガイドで一つ星を獲得した吉武広樹シェフによるフレンチ。スタッフがTENTまで運んでくれます。
YAKEI SUITEならではのお楽しみは、一部の料理が「完成一歩手前」で運ばれてくるということ。それを室内のコンロを使って自分で仕上げるのです。あたかもキャンプで調理しているような体験ができ、しかもそれが一流シェフとの“共同作業”だというのが、他では味わえない魅力です。
この日の夕食。スタッフがここまでセッティングしてくれます。
ココット(小鍋)の中にはポトフが。ココットごとフラットバーナーで温めてからいただきます。
牛ロース肉は「雪峰苑」で焼きます。キャンプ好き・バーベキュー好きにとっては、分厚い肉でも美味しく焼けるという鋳鉄製のグリルを試せる良い機会でもありました。
焚火ラウンジで至福の時間
夕食後は、待ちに待った焚火ラウンジへ。オリジナルカクテルや焼酎、ビールなど、九州のお酒が用意されています。ノンアルコールカクテルやジュースもあるので、お酒が飲めない人でも楽しめます。
圧巻の夜景。「焚火をしながら夜景を見られるキャンプ場」は、日本中を探してもそう多くはないはずです。
TENTでの夜
焚火ラウンジからTENTに戻ったあとも、しばらく夜景や星を眺めて楽しめました。この日は風が強かったので、TENT内にも風が吹き込みましたが、かえって「キャンプしている」という実感が湧いてきました。
ただし、個人でテントを張っている場合と違い、この「TENT」は強い風が吹いても幕全体がバタバタしたり支柱がグラついたりということは一切ありませんでした。この安心感は個人のテント泊にはないものです。
早朝の散策と朝食
朝、早めに目覚めたので場内を散策しました。
また仄暗く、朝もやごしに浮かぶ街の灯りが幻想的です。左側に並ぶのは3棟のCOTTAGE。
朝食は、昨夜「焚火ラウンジ」だった場所で。フランスの郷土料理「パスカード」をいただきました。左上のヨーグルトは、隣接する油山牧場牛乳から作られたもの。
チェックアウト時刻は11時。朝食後、少し時間があったのでリビングスペースでくつろぎます。
普段のキャンプであれば、朝食は簡単に済ませてテントなどの片付けをするところですが、普通にゆっくり朝食をいただき、チェックアウト時間ギリギリまでのんびり過ごしていられるというのは癒やされる体験でした。
午前11時にYAKEI SUITEをチェックアウト。
アウトドア施設「ABURAYAMA FUKUOKA」は、営業終了時間まで利用できます。
そこで、ここでテイクアウトしたホットドッグを広場で食べたり、動物を眺めたりしながらのんびり過ごしました。
すっかり「ABURAYAMA FUKUOKA」を満喫してから出発。これで2日間が終了です。
YAKEI SUITEの魅力とは?
最後に、2日間過ごして感じた、YAKEI SUITEならではの魅力をお伝えしましょう。
「アウトドア」と「ラグジュアリー」のちょうどいいバランス
ストイックな部分に価値を見出す「アウトドア」と、快適さに価値を見出す「ラグジュアリー」は、本来相容れないように思えます。
しかしYAKEI SUITEは、アウトドアの手間がかかる部分をできるだけ減らしながら楽しい部分は残し、そこにラグジュアリーを加えたような設計。
「アウトドアに興味はあるけど大変なのかな……」と躊躇している人にも、適度にアウトドアを体験できる施設になっています。
そこには、「これまでキャンプをしてこなかった人にこそキャンプを始めてほしい」というスノーピークの思いが反映されている気がしました。
VILLAの洗面台。スタイリッシュな内装でありながら、すぐ手の届くところに大自然が広がっています。
素晴らしい景観と夜景
YAKEI SUITEは、その名の通り素晴らしい夜景が楽しめる場所。日中も、高台からの眺めを楽しめます。これはYAKEI SUITEのもう1つの特長でもある「都市部に近い」という点からくるもの。多くのキャンプ場はそもそも都市部から離れているので、市街地の夜景を見るのは難しいというわけです。
焚火ごしに都市の煌めきを眺めるのもいいものです。
COTTAGEのアウトドアリビングからの夜景。個室から眺めているため、独占しているような気分になります。展望台や展望レストランから見るのと違い、多少お酒を飲みすぎてしまってもすぐベッドに飛び込めるというメリットもあります。
TENTからの夜景。VILLAやCOTTAGEより「アウトドア感」を強く味わうことができます。
ABURAYAMA FUKUOKAを利用できる
YAKEI SUITEは、非常に大きな複合体験型アウトドア施設「ABURAYAMA FUKUOKA」の中にあります。そのため、施設内の飲食店やショップ、アクティビティなどを利用できるのが大きな魅力です。
さまざまな遊具のある「こども広場」。子どもたちも存分に遊び時間を満喫できます。
森のオフィスこと「Q-Nature」は、コワーキングスペース。森の中にテーブルを設置して作業することもできます。
YAKEI SUITE
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Photo & edit & text:Akito Yuasa
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
※掲載している情報は取材時のものです。現在は変更になっている場合があります
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