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特集幸せな老後のための リンネルマネー講座

【マネー講座】 貯め上手な人の物の減らし方 5つのルール 「取材歴20年超のマネーライターが見た⑫」 【マネー講座】 貯め上手な人の物の減らし方 5つのルール 「取材歴20年超のマネーライターが見た⑫」

特集幸せな老後のための リンネルマネー講座

貯め上手な人の物の減らし方 5つのルール

物を捨てたあと、スッキリ空間を維持することが、お金使いの改善にもつながっています。貯め達人たちが、物量やムダ使いを増やさないために心がけていることをまとめました。

【物減らしルール①】 定期的に捨て活をする

浪費体質が変わっても、普通に暮らしているだけで徐々に物は増えていきます。貯め達人は、そのまま放置するのではなく、定期的に不要品がないかチェックし、処分することを習慣化しています。

月1回ペースで手放すものを見直し
「“手放しパトロール”と称して、月1回ペースで家中の収納の中身をチェック。期限が切れたもの、古びたもの、長期間使っていないものなどを取り除いて、増えすぎを防いでいます」(imaさん)

【物減らしルール②】 収納スペースからはみ出したら処分する

物を整理整頓し、管理しやすくするための基本は、「物の指定席」を作ること。その指定席の収納スペースからはみ出したらキャパオーバーと判断し、捨て活をするのがおすすめです。

収納スペースからはみ出したら処分
「収納庫内は、下段は子どものもの、中段は書類、上段は家族共有で使うもので仕分け。ケースや引き出しの中身が出し入れしにくくなったら、不要なものを出して整理しています」(しまこさん)

【物減らしルール③】 気分が上がるものは残す

貯め上手な人の多くは、物を減らしても、実用的なもの以外に、自分のお気に入りのものを残しています。それがあることで、心が満たされ、家事や家計管理へのモチベーションが上がる効果があります。

「これまでに手放したのは、値段に妥協して買ったものがほとんど。食器などは数が少なくてもお気に入りのものだけなので、使うたびにテンションが上がります」(まるこさん)

【物減らしルール④】 「誰かに譲る」方法を考える

なかなか不要品が捨てられない要因として、「まだ使えるからもったいない」と考える人も多いでしょう。貯め達人たちは、フリマアプリやリサイクルショップなどを利用して、上手に手放しています。

手放す手段のひとつに誰かに譲ることも
「まだ使える電化製品や生活用品などは、フリマアプリで売るか、値段がつけにくいものはジモティを活用し、0円で譲っています。捨てるより罪悪感がなく、手放せるようになりました」(あさこさん)

【物減らしルール⑤】 「仮置き場」を作り、期間をあけて処分する

捨てるのに迷ったら一時保管する「仮置き場」にしまっておくというのも、貯め達人の共通点。箱などに入れて、1カ月以上置き、それでも使う機会がなければ不要品として処分しやすくなります。

「仮置き場」を作り、期間をあけて処分
「一時保管は、紙のストレージボックスに。中身を処分したあと、箱が不要になったら折りたためるので場所をとりません」(しまこさん)

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