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:【韓国旅行2泊3日の持ち物チェックリスト】 旅賢者に聞いた必需品、事前の準備、服装など……これさえあれば安心!
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:韓国・ソウル旅行、どんな服装や持ち物が正解?
オンライン旅行予約サイト「エクスペディア(Expedia)」で広報を務め、ご自身も旅行が大好きという田井麻南美さんに、韓国旅の街歩きに便利なアイテムや旅を快適にする服装選びのポイント、旅行の注意点などを詳しく教えてもらいました。
韓国旅の持ち物チェックリストも載せているので、行く前にチェックして、万全の準備でよい旅を!
韓国旅行の持ち物を見せてくれたのは…
エクスペディア広報・田井さん

2泊3日韓国旅行の持ち物を田井さんに見せてもらいました!
まずは、スーツケースから!
Q.使っているスーツケースはどんなもの?
⇒A.拡張機能があるスーツケースを使っています!

田井さんが愛用しているのは、数年前にイオンで購入したという機内持ち込みサイズのスーツケース。
サイズ感や軽さ、使い勝手のよさが気に入っていて、国内旅行はもちろん、近場のアジア旅行にもこちらで出かけるそうです。
お気に入りポイントは、本体に「拡張ジッパー」がついていること。ジッパーを開ければ5L分ほど容量がアップするため、お土産などで荷物が増えたときも安心です。

韓国旅行の持ち物リスト、中身を大公開
Q.韓国旅行の基本の持ち物は?
⇒A.ポーチを使ってアイテムごとに細かく仕分けておくと◎!
\ 田井さんの必需品はこちら! /

A:かさばらないアクセサリーケース。
B:メイクポーチ。
C:洋服。ポーチはメッシュで中身が見える。
D:何かと便利なウェットティッシュは多めに。
E:ユニクロのサングラス。気軽に持ち歩けるのもポイント。
F:無印良品のスキンケアポーチ。自立するのが便利。
G:晴雨兼用傘。
H:文庫本。お父さんからメキシコ土産にもらったポーチに入れて。
I:ワイヤレスイヤホンとホテルや機内で使う耳栓。
J:4種類のコンセントに対応した変換プラグ。USB Type-Aポートを2つ備えており、同時充電も可能。
K:充電ケーブル。USB Type-C、Micro USB、iPhone対応の3in1。
L:使い捨てのスリッパ。主にホテルで使用。
M:こまごましたものをまとめるポーチ
流せるティッシュ、不織布マスク、歯ブラシ、粉末タイプのビタミンC、エコバッグ、ジッパーバッグ、常備薬など
⇒このあと詳しくご紹介!
[ほか] パジャマ、下着、メガネなど
旅を重ねるうちに、持ち物もだいぶ厳選できるようになりました。韓国はコスメやスキンケアが充実しているので現地調達するのも楽しいですよ。

韓国旅行に持っていくべきアイテムはこの3つ
❶水に流せるティッシュ

特に市場などのローカルなエリアに行く場合は、必ず持っていきましょう!

❷不織布マスク

特に3〜5月の春は黄砂のシーズンなので注意が必要です。
❸歯ブラシ

マスクや歯ブラシは現地のコンビニでも購入できる場合が多いですが、使い慣れたものを持っていくのがおすすめです。

田井さんがおすすめする旅の必需品はこちら!
❶粉末タイプのビタミンC

個包装のものを選ぶと、旅行にも手軽に持って行けるのでおすすめです。
朝晩飲むと、疲れにくくなる気がします。夏は日焼け対策にも活躍するのがうれしい!

❷小さくたためる軽量エコバッグ

カラビナ付きなので、バッグにぶら下げておけるのもポイント。
軽くて小さくなり、価格以上の頼もしさ! 旅行以外でも活躍するので、このエコバッグは同じものを3つほど持っています……笑。

❸ジッパーバッグ

田井さんは中サイズ2つ、小サイズ1つくらいを持参。
特に韓国産の「ごま油」は香り高く人気のお土産。万が一の漏れ防止にジッパーバッグに入れて持ち帰るのがベターです。

服装選びが何よりも大切!? 韓国の季節別、服装ガイド
韓国は大陸の半島のため、季節によって気温や気候に違いがあります。そこで、韓国の四季別の気候と服装のポイントをお聞きしました。
快適に韓国旅行を楽しむ準備の参考にどうぞ。
【春】3〜5月
さらっとカーディガンを羽織って
早春の韓国は冷える日が多いため、ライダースやトレンチコートなど、風を通しにくいしっかりめのアウターがマスト。風が強い日もあるので、足もとは冷えにくい靴を選ぶと安心です。
5月頃になるとあたたかさは増しますが、朝晩と日中で気温差が大きいことも。ヒートテックなど薄手のインナーで調節しつつ、カーディガンなど軽めの羽織りがあると、冷え対策や紫外線対策にも活躍してくれます。
【夏】6〜8月
ノースリーブで涼やかに
意外にも、日本と同じくらい暑くなる夏の韓国。特にソウルは坂道が多く、歩くだけで汗だくになることも。ノースリーブなどの薄着で暑さ対策をしつつ、汗をかいたときのためにトップスは予備を多めに持っていくのがおすすめです。
足もとは、サンダルよりもスニーカーなど歩きやすい靴がおすすめ。クッション性のある靴だとより快適です。また、紫外線対策としてサングラスや帽子もあると安心!
【秋】9〜11月
ロングコートが活躍
10月頃になると、一気に涼しくなる韓国。昼は過ごしやすいものの、朝晩はぐっと冷え込むことも。重ね着しやすい服装がおすすめです。
さらに風を通しにくいジャケットやロングコート、スウェットなどのしっかりめのアウターが活躍。ストールなどの軽い防寒アイテムもあると、体温調節がしやすく便利です。
【冬】12〜2月
ダウンジャケット必須!とにかく防寒を
特にソウルの冬は、氷点下が当たり前の本格的な寒さ。そんななか、韓国で定番なのが丈が長く、フードがしっかり立つロングタイプのダウンコート(通称:ロングペディン)。防寒性能が高く、光を反射する厚手フェザーを使ったモデルが多いため、見た目以上にあたたかいのが特徴。現地で購入する人も多いそうです。
インナーはもちろん、足もとも厚手のパンツ+ブーツでしっかり防寒するのが鉄則。風が強い日もあるので、マフラーや手袋などの小物類も忘れずに!
私は寒がりなので、どんな国や地域への旅でも、真夏以外はヒートテックを持っていくことが多いです。かさばらないので、念のため荷物に入れておくと安心なんです。

2泊3日、夏の韓国旅の服装は?
\ スーツケースに入れる洋服はこちら /

[2日目の服]
A:トップス2点。夏のソウルは猛暑のため、念のため着替えのトップスも準備。カジュアルになりすぎないように、フェミニンなデザインのものを。
B:黒のベルトでコーディネートを引き締め。
C:ユニクロのワイドパンツ。
[3日目の服]
D:荷物も少なくて済み、一枚でコーディネートが完成するワンピース。
きれいめワンピースが重宝! 3日間の旅コーディネート

[1日目]
初日は華やかなブラックワンピーススタイル。機内ではリラックスして過ごせて、到着後も動きやすいのがポイント。ウエストがゴム仕様で、たくさん食べても苦しくならず安心です。
[2日目]
ショップ巡りなどたくさん歩く日なので、パンツスタイルをチョイス。ユニクロのワイドパンツには、きれいめのトップスを合わせて、カジュアルになりすぎないように意識。
[3日目]
最終日もワンピースが活躍。スニーカーとも相性がよく、それでいてホテルでの食事など、きちんと感が求められる場面にも対応できるデザインのものを。荷物も減らせます。
共通しているのは、「軽い・小さくたためる・シワになりになりにくい・洗える」こと。“旅行用”として選んでいるわけではなく、普段から着ているものをそのまま持って行きます。水に濡れても素早く乾く素材も旅には重宝!

ソウル旅には歩きやすいスニーカーが必須!

スニーカーの紐は玉結びにして、ほどけないよう工夫。いちいち結び直す手間がなく、そのまま脱ぎはきできる仕様に。
旅ではたくさん歩くうえ、坂道の多いソウルでは歩きやすいスニーカーがおすすめ。田井さんは、どんな服装にも合わせやすい「ナイキ」のベージュ色のスニーカーを愛用しています。
やや厚底ソールで地面からの距離があり、雨の日でも濡れにくいのがポイント。さらに防水スプレーをかけて、しっかり雨対策をしているそうです。
街歩きバッグは、ユニクロの名品ミニショルダー!

マチ付きなので、見た目以上に荷物がしっかり入るのもポイント。
スニーカーとバッグの色味を揃えて、コーディネートになじむように。合わせるアイテムも絞りやすく、旅でも迷わずコーディネートが組めます。

おすすめのパッキング方法は
中身が見えるメッシュポーチや小分けケース

何が入っているか一目でわかるように、メッシュポーチや小分け用ポーチを活用するのが田井さん流。
中身がわかりやすいので必要なものを探す手間が減り、ホテルなどでもスムーズに荷物を出し入れできます。
洋服を入れた収納ポーチは圧縮しないタイプですが、洋服自体を点数少なめ&コンパクトになるものに絞っているので、韓国など近場の旅ならこれで十分!
厚手の洋服がかさばる季節や、泊数が多いときは、圧縮できる収納ポーチがあると便利だと思います。

韓国旅行の準備〜到着までで、注意すべきポイントは?
❶出国前、eSIMの準備とNaver MAPのピン留めを
SIMカードの入れ替え不要で使える「eSIM(イーシム)」は、旅の新定番。日本で事前に購入・設定しておけば、現地に着いてすぐ使えるのが便利なポイントです。
また、韓国では日本でおなじみのGoogle Mapではなく「Naver MAP」が広く使われているため、こちらの地図アプリがおすすめ。
アプリは事前にダウンロードして、行きたいカフェやショップ、美術館などをあらかじめ保存しておくと、現地でスムーズに行動できます。
❷預け入れ&持ち込み荷物のチェックは念入りに
特にモバイルバッテリーと頭痛薬に要注意!
韓国旅行前に必ずチェックしておきたいのが、旅の必需品・モバイルバッテリーと、もしものときの頭痛薬の持ち込みルール。
[モバイルバッテリー]
多くの航空会社と同様に、モバイルバッテリーは受託手荷物NG。必ず機内持ち込みで持参しましょう。
さらに、2025年3月からは韓国発の全ての航空会社で、機内の手荷物棚に置くことが禁止になっています。
透明なジッパーバッグに入れるなどの機内での保管方法や、バッテリーの容量・個数制限は航空会社ごとに異なるため、必ず事前に確認を。
[頭痛薬]
日本で一般的な鎮痛薬、頭痛薬でも、韓国では禁止となっている成分が含まれる場合があります。特に「アリルイソプロピルアセチル尿素」は違法成分に該当し、持ち込みするだけで罰則や入国拒否のリスクも。
常用している薬の成分表を確認し、該当する場合は渡航前に代替薬を用意しておくと安心です。
❸韓国で便利なアプリは4つ
[Naver MAP]
お店の検索や徒歩ルート案内に。現地の人もこちらの地図アプリを使うのが一般的。日本語対応もしているので、初めてでも簡単に使えます。
行きたい場所は事前にチェックしておくとスムーズです。
[Papago]
旅行に欠かせない翻訳アプリ。韓国語のメニューの翻訳や会話文の翻訳など、シンプルで使いやすいのが魅力です。
「日本語メニューはありますか?」「テイクアウトできますか?」など、よく使う定型文も登録できます。
[T-moneyカード・WOWPASS]
韓国での移動に便利な交通系ICカードは、それぞれ専用アプリもあります。
T-moneyカードは、日本のSuicaのようなシンプルな交通専用ICカード。地下鉄やバス、コンビニで使えます。アプリで残高やチャージ履歴の確認もOK。WOWPASSは、乗車券機能に加え、ショッピングやATMでの現金引き出しもできる多機能カード。アプリで残高管理や両替、利用履歴も確認でき、財布代わりにも。
選び方
■T-money:交通がメインの場合
■WOWPASS:交通以外のお金管理もまとめたい場合
旅のスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです!
[カカオタクシー(Kakao T)]
Uberのように使える配車アプリ。アプリで乗車場所と行き先を入力するだけなので、韓国語ができなくてもOK。料金目安も事前に表示されるので、ぼったくりの心配もなし。流しのタクシーよりスムーズに乗車できます。
支払いはT-money・現金・アプリ内決済から選べます。
❹両替は現地で行うのがおトク!
韓国は日本以上にキャッシュレスが進んでいます。
クレジットカードやスマホ決済が使えるお店が多く、少額でもカード払いが一般的。現金が必要なのは、市場や屋台など限られたシーンだけなので、最小限の用意で十分です。
また、両替は日本よりレートのよい現地の両替所を活用するのがおすすめ。移動もキャッシュレスで済ませられることが多いため、現地に着いてから両替すればOKです。
私のおすすめは、明洞にある中国大使館の目の前にある両替所! 明洞はホテルやショップ、市場などが充実しているエリアなので、買い物ついでに立ち寄れます。

❺仁川空港からソウル市内まではバスがおすすめ
仁川空港からソウル市内への移動は、リムジンバスが便利。主要ホテル前に停車する路線もあり、乗り換えの手間がないのもポイント。
所要時間は約1時間、料金はバス会社にもよりますがだいたい約1万7000ウォン(約1,800円)。
券売機は日本語表示対応なので、初めてでもわかりやすいと思います。キャッシュレス決済もできます。

\韓国旅行の準備はこれで完了! /
今回紹介した[持ち物チェックリスト]はこちら

カフェ巡りやショッピング、グルメ、美容など、いつ訪れても魅力たっぷりの韓国・ソウル。秋から冬にかけてはどんどん寒くなるので、今のうちにたくさん街歩きを楽しんでおきたいところです。必要なものや注意点をしっかりチェックして、快適で楽しい旅にしてくださいね。

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photograph:Mari Yoshioka text : Riho Abe
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帰りは荷物が増えがち。拡張機能を使えば別のバッグを持たなくても、荷物をひとつにまとめられて便利です。