LIFESTYLE
:茨城県・笠間で見つけた心ときめく笠間焼|秋の陶器市「秋市」「陶と暮らし」をめぐって。
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秋の風が心地よく感じる週末。
器好きにはたまらない、茨城県・笠間の秋の陶器市へ。
笠間芸術の森公園で同時開催された「秋市」と「陶と暮らし」へ行ってきました。
手に取るたびに心がときめく笠間焼。
ずらりと並んだ100を超えるブースから、リンネル暮らし部エディターのアカリと柚子が、自宅に迎えたお気に入りの器や窯元をご紹介します。
自由であたたかい、笠間焼の魅力。

茨城県笠間市でつくられる笠間焼は、江戸時代から続く歴史ある焼き物。
特徴は、決まった型を持たない自由さにあります。
作り手によって表情がまったく異なるのも魅力のひとつ。
土のぬくもりを感じる器もあれば、日常の食卓にすっと馴染む器も。
ひとつとして同じものがない自由さこそが、笠間焼のあたたかさなのかもしれません。
朝ごはんが楽しみになる、
お気に入りのお茶碗。

日本人にとって「お茶碗」は、日々の食卓に欠かせない存在ですよね。
だからこそ、見た瞬間に「いいな」と思えるものを選びたくて。
今回、目に飛び込んできたのは、黄みがかった土の色と、マットでやわらかな白色の二つのお茶碗でした。
いつもならベージュやブラウンなど、ほっこりした色を選びがちなのですが、実際に手に取ってみると「これ、いいな」って。
これも、陶器市ならではの“ビビビッ”だと思うのです。

黄みがかった土色のほうは、ぐるっと一周、角度によって表情が変わるのがお気に入り。
このお茶碗を選んでから、朝はパンよりごはんの気分になる日が増えました。
カフェみたいに、
気分で選べるマグをひとつ。

続いて出合ったのは、寛政8年から続く窯元「製陶ふくだ」のマグカップ。
大きすぎず小さすぎず、ちょうどいいサイズでコーヒーを飲みたくて。
ここ数カ月探していた理想の形に、ついに出合いました!
丸みとスクエアを掛け合わせたようなフォルムに、きゅんが止まらない。
本当は夫婦でお揃いにしようか迷いましたが、器が統一されていないカフェの雰囲気が好きな私。
その日の気分で使い分けたり、お客さんを招いたときに、その人に合うマグを選んだり。
それぞれの色やかたちを少しずつ集めていく時間も、器集めの楽しみ方。
今回は一つだけお迎えすることにしました。
窯元:製陶ふくだ
わが家のカウンターにぴったりの、
楕円のお皿。

我が家の食卓はカウンタースタイルのため、楕円形の器には目がなくて。
この形を見ると、つい手に取ってしまいます。

さっそく手作り餃子を盛りつけてみたら、ぴったり!
少し不揃いな形の餃子も、このお皿だとなんだか愛おしく見えてしまうんです。
(きれいな餃子は先に焼いてしまったんだ…と言い訳させてください。笑)

黒の小皿はおつまみ皿にちょうどよく、ナッツをのせるだけでも雰囲気が出ます。
どんな料理をのせようか考える時間も、また楽しいものです。
お気に入りの器をつかった夜の晩酌は、ついお酒も進んでしまいました。
気になる窯元は、先ほどのマグカップと同じ「製陶ふくだ」さん。
こちらは別のブースで出合ったお皿なのですが、まさかのうれしい再会でした!
窯元:製陶ふくだ
公式サイト:https://seitou-fukuda.com
器との出合いは、いつも一期一会。

そういえば、最後にもうひとつ。
会場に到着してすぐ“いいな”と思った器があったのですが、帰りにもう一度ブースを覗くとすでに別の器が並んでいて。
お気に入りの器と出合えることもあれば、その瞬間を逃してしまうこともある。
そんな一期一会も含めて、陶器市での出合いはとっても楽しいものです。
リンネル暮らし部エディター・
アカリと柚子さん

旅とお酒、そして日々の暮らし。ちょっぴり世界が広がる瞬間を大切にしています。Instagramでは、ナチュラル×トラディショナルなコーディネートを発信。リンネル暮らし部エディターとしてブログも更新中。
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