家事上手な柳沢小実さん、中山あいこさん、asakoさんの3名が、家事や仕事の“すきま”にやっている家事の工夫やアイデアをご紹介。心地よく暮らすための家事のヒントが満載です。
1.柳沢小実さんのすきま家事
柳沢小実さん
<IDEA 1>
ミートソースは
1回分ずつに分けてストック
フードプロセッサーで細かく刻んだ玉ねぎ、にんじん、セロリとひき肉を炒めて、トマト缶を加えて煮込んだらわが家の定番ミートソースの完成。多めに作って、一部は冷蔵、残りは冷凍保存しています。ストックは平日の昼食用に。
<IDEA 2>
ハンディタイプの掃除機で
サッと吸ってすっきり
一番髪の毛が落ちやすい洗面所には、ハンディタイプのマキタの掃除機を置いて、落ちた髪の毛が気になったら、すぐかけられるようにしています。
2.中山あいこさんのすきま家事
中山あいこさん
<IDEA 1>
山手線ゲーム感覚で
英語の勉強をしています
食事中など、家族が集まったタイミングで、お題を出して英語の単語を覚えています。お題は、たとえば「英語でくだもの」「英語で野菜」「英語で動物」「英語で色」など。ゲーム感覚で楽しんでやっています。
<IDEA 2>
植物の水やりついでに
サッシのゴミや汚れをザッと流す
植物に水をあげるタイミングで、サッシの汚れも一緒に流します。汚れやすい場所ですが、こまめにきれいにすることで大そうじが不要に。サッシ以外の場所も大そうじ派ではなく、日々こまごまと行う“小そうじ派”です。
<IDEA 3>
子どもたちとラジオ体操で
1日を気持ちよくスタート
スマートスピーカーやスマホでラジオ体操の音楽をかけて、子どもたちと一緒にラジオ体操をしています。朝ご飯のあとなどにすると、簡単だけど体と頭がすっきりします。ラジオ体操“第一”だけなら3分ちょっとでできます。
3.asakoさんのすきま家事
asakoさん
<IDEA 1>
掃除機を使う日は
脱衣所のかごもついでにかける
あえてのそうじ時間を作らず、何かのついでにこれをする、というふうに決めておいて、「そうじしないと!」というモヤモヤをできるだけ手放すようにしています。洗濯かごのほか、洗濯機の防水パンや洗濯機もついでにかけます。
<IDEA 2>
次にすることを
可視化しておく
次にとりかかる仕事の資料を、何もない仕事デスクの上にポツンと置いておくようにしています。それまではいっさい忘れてほかの家事や用事に集中していても、デスクに行ったら目に入るので思い出せるという仕組みです。
<IDEA 3>
収納場所を
動作に合わせた場所にする
買い出ししたものを一時的にのせるカウンターの下にかごを置いて、使い終わったエコバッグをすぐに片付けられるようにしています。わざわざ片付けるという意識がなくなるように、動線に合わせた収納場所を定位置にしています。
illustration:Kayo Yamaguchi text:Maki Nagai web edit:Riho Abe
リンネル2020年8月号より
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください
柳沢 小実エッセイスト
リンネルの創刊当時より、インテリア、丁寧な暮らし方、旅について、多数取材。暮らしや旅についての著書は、『わたしのごほうび時間 大人のゆったり旅』(大和書房)など30冊以上。
リンネル.jpでは、「柳沢小実さんのお散歩するようなゆるり旅」連載にて、おすすめの旅情報を紹介!
マキシンプルライフ研究家・時産アドバイザー
夫と二人の娘と暮らすワーキングマザー。SNSやブログ、YouTube「エコナセイカツ」を通じて心地よく生きるための家事のコツを発信。より良い暮らしについて考える「心地いい暮らし研究会」メンバー。近著に『これからの人生を豊かにする 時産』(文藝春秋)。著書は14冊、累計発行部数29万部。
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