フィンランド出身のノーラ・シロラさん。フィンランドでは家のサウナに週に1度家族と入るのが習慣で、日本で暮らしてからサウナのよさを改めて実感したそう。そんなノーラさんが自然に近いフィンランドサウナみたいとおすすめしてくれた、北欧スタイルのアウトドアサウナでの体験をご紹介します。
お話をうかがった
ノーラ・シロラさん profile
「Hyvää Matkaa!(ヒュバ・マトカ)」では、イベント企画も担当。
薪割りからすべてセルフのサウナ体験
「日本にロウリュができるサウナも増えていますが、自然に囲まれたサウナはフィンランドにいるような感覚に浸れます。ハイキングをした後にサウナに入るのが、理想の休日の過ごし方ですね」。そんなノーラさんが自然を楽しむフィンランドサウナに近いとおすすめしてくれたのは『HINOKO TOKYO』のサウナ。スタッフは常駐していないので、自分でストーブに薪を入れ、好きな温度に温められるのも魅力です。
1.薪割り
薪は5袋分セット。キンドリングクラッカーで、燃やしやすいよう細く薪を割ります。
2.火おこし
拾った杉の葉や木の皮を、ストーブに割った薪と入れてバーナーで火をつけて。1時間ほど燃やして、サウナが温まるのを待ちます。
4.煙突の煙が白から透明になれば準備OK!
煙が白から透明になると、本格的に燃え始めた合図。 薪を追加してさらにサウナを温めます。
5.ロウリュの水は川で汲む
ロウリュ用に、近くを流れる秋川のきれいな水を汲んで準備。
フィンランド式サウナでロウリュができる!
サウナストーブは、フィンランドのHarvia(ハルヴィア)のもの。気温は80度と低く、ロウリュをすることで温度を上げられます。「水を投げてかけるのがフィンランド式です」
サウナで温まったら自然の川に飛び込む!
体が十分に温まったら、冷たい秋川でクールダウン。「湖の代わりに川で汗を流すのが、フィンランドと日本が融合しているようでうれしいです」
今回訪れたのは
HINOKO TOKYO
会員制、サウナは1日1組限定
Instagram:@hinoko.jp
photograph:Miho Kakuta text:Mayumi Akagi web edit:Riho Abe
リンネル2022年8月号より
※写真・文章の無断転載はご遠慮ください
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