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【映画『コール・ミー・ダンサー』インタビュー】 親子でぜひ観たい、インド人ダンサー、マニーシュ・チャウハンさんが夢を追いかけ続ける姿 【映画『コール・ミー・ダンサー』インタビュー】 親子でぜひ観たい、インド人ダンサー、マニーシュ・チャウハンさんが夢を追いかけ続ける姿

バレエのなかったインドで、男性が踊るということ

コールミーダンサー

多くのインドの人たちと同様に、バレエを知らなかったというマニーシュさん。18歳で初めてクラシックバレエのレッスンを受けるというのは、明らかに遅いスタートでした。映画では、そんなインド人がバレエダンサーになる難しさも描かれています。

「今は小さいバレエ学校も少しずつできていますが、僕が始めた頃は、バレエを学べる学校すらありませんでした。今でもインドでバレエをやっているというと、みんなベリーダンスだと思ってしまう。トゥシューズも基本的にははかないんですと説明しないといけないくらい、イメージがつかないものなんです」

コールミーダンサー

「でも逆に、女性がするものというイメージもなかったから、自分も普通に入っていくことができてよかったと思っています。かつては確かに男性のダンサーは、女性を立てるパートナーという立場でしたが、今はだいぶ違いますよね。男性は空中で3回も4回も回転したり、ジャンプしたり、すごい強靭さを表現するバレエを踊ります。強さをすごく要求されるし、バレエで使うジャンプはブレイクダンスにも取り入れることもできると、ブレイクダンスをやっている友達に教えたりもしています」

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