一日の始まりに、元気をくれる朝ごはん。春が近づき、人も食材も生命力にあふれるこれからの時季。そんなときこそしっかり食べたい! パン派、ごはん派、おいしいもの好きの皆さんに、とっておきの朝ごはんをお伺いしました。今回は、朝から野菜をおいしく摂る! 「野菜と柑橘類を使ったおかず」のレシピをポム・ド・テール主宰の藤木宏美さんに教えていただきました。
【おかず3品(柑橘と豆のマリネ・大根おろしとさば缶・味噌汁)】のレシピ
野菜の意外な食べ方発見! 春を愛でる八百屋のごはん!
ずらりと並んだ朝ごはんを見て驚くのは、野菜の多さ。「職業柄、青果の食べ方をいろいろと研究中なんです」という藤木宏美さん。おいしい!と旦那様やスタッフに好評なのが、柑橘類を使ったレシピ。特に、はっさくには甘みと酸味があって、酢のように使えるので、マリネや混ぜごはんにたっぷりと加えるといいそうです。
●レシピ1:柑橘と豆のマリネ
はっさくを2個むいて実をほぐし、やわらかく炊いた白花豆と合わせておく。玉ねぎ、セロリのスライスを加え、塩、オリーブオイル、ビネガーを各適量まぶしてマリネする。3~4日日持ちし、時間が経つと豆にも味が染み込んでさらにおいしくなる。
●レシピ2:大根おろしとさば缶
水分たっぷりでみずみずしさが特徴の春大根は大根おろしにして、さばの缶詰と一緒に。
●レシピ3:味噌汁
カットした大根、にんじん、ごぼう、水、大根おろしの汁(旨味と甘みの素!)を鍋に入れてわかす。ねぎ、小松菜、ニラのざく切りを加え、火を入れる。よりおいしく食べたいときは、一度温度を下げてから味噌を溶く。
※材料、分量、すべて適量
ぜひ作ってほしい! 柑橘果汁で作る、春らしい混ぜごはんをご紹介
●レシピ
はっさくなど柑橘がたくさんある場合は、ぜひ混ぜごはんを。
目とくちばしをとったホタルイカ、塩、酒を入れてごはんを炊きます。小松菜、カブを細かく刻んで塩でもんだものを炊きあがったごはんに混ぜて、最後にはっさく、しらすを上から散らしてできあがり。
※材料、分量、すべて適量
このレシピを教えてくれたのは
photograph: Yasufumi Manda text: Tomoko Yanagisawa web edit: Liniere.jp
リンネル2019年5月号より
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
Related Article おすすめ記事
-
【保温ボトルで作る「甘酒」の料理レシピ2選】甘酒が毎日手軽に作れて、おかずの作り置きにも大活躍! 【保温ボトルで作る「甘酒」の料理レシピ2選】甘酒が毎日手軽に作れて、おかずの作り置きにも大活躍!
-
いつも元気な人の朝ごはん:河村千影さん いつも元気な人の朝ごはん:河村千影さん
-
フレッシュなフルーツで贅沢な朝に! 大粒あまおうのフルーツサンド【レシピ・坂田阿希子さん】 フレッシュなフルーツで贅沢な朝に! 大粒あまおうのフルーツサンド【レシピ・坂田阿希子さん】
-
モデルAYUMIさんの、体にいいことを追求したシンプルレシピ モデルAYUMIさんの、体にいいことを追求したシンプルレシピ
-
寒い冬の朝におすすめ! 長ねぎのグラタンスープ 【レシピ・コウ静子さん】 寒い冬の朝におすすめ! 長ねぎのグラタンスープ 【レシピ・コウ静子さん】
-
憂鬱な気分で迎えた朝を気持ちのいい一日に。せりのかき玉スープ 【レシピ・コウ静子さん】 憂鬱な気分で迎えた朝を気持ちのいい一日に。せりのかき玉スープ 【レシピ・コウ静子さん】
-
金彩器でいつもの料理をドレスアップ:器作家・田中優佳子さんのレシピ 金彩器でいつもの料理をドレスアップ:器作家・田中優佳子さんのレシピ
-
疲れていても毎日作りたくなるごはん作りのワザ 編集者・ライター 一田憲子さん 疲れていても毎日作りたくなるごはん作りのワザ 編集者・ライター 一田憲子さん
-
鮮度をキープして“食品ロス”を削減!「下処理と保存」3つのポイント&使い切りレシピ 鮮度をキープして“食品ロス”を削減!「下処理と保存」3つのポイント&使い切りレシピ
Latest News
FOOD
リンネル最新号&付録
2025年1月号
暮らしの道具大賞2024
- 付録
- marble SUD[マーブルシュッド]
ボアバッグ&
リング付きちょうちょ柄丸ポーチ
特別価格:1,520円(税込) / 表紙:上白石萌音 /
2024年11月20日(水)発売 ※一部の地域では発売日が異なります